第1編 障害者の状況等(基礎的調査等より)
第1章 障害者の状況(基本的統計より)
第4節 就労
2.障害種別の職種
(1) 身体障害者
就業している身体障害者(18歳以上)の職種を見ると、視覚障害ではあんま・マッサージ・はり・きゅう(29.6%)、聴覚・言語障害では生産工程・労務(21.8%)の割合が高い。これに対し、肢体不自由と内部障害では、職種に際立った特徴は見られない。
(2) 知的障害者
就業している知的障害者の職種のうち作業所を除いた職種の状況を見ると、製造加工業(15.7%)の割合が高い点に特徴がある。作業工程の定型化を図ることにより、製造加工業では知的障害者が働きやすい状況を作りやすい面があると考えられている。