目次]  [戻る]  [次へ

第1編 障害者の状況等(基礎的調査等より)

第1章 障害者の状況(基本的統計より)

第5節 収入

3.年金等の受給状況

在宅の身体障害者(18歳以上)では、公的年金の受給者が67.7%、公的手当の受給者が16.6%となっている。在宅の知的障害者(20歳以上)では、年金又は手当の受給者が74.9%を占めている。

図表1-30 身体障害者(在宅18歳以上)の年金・手当受給の有無

CSV形式(1KB)のファイルはこちら

図表1-31 知的障害者(在宅20歳以上)の年金・手当受給の有無

CSV形式(1KB)のファイルはこちら

外来の精神障害者では、障害年金の受給者25.7%、障害年金以外の年金の受給者11.2%、公的手当の受給者2.1%となっているが、統合失調症では4割の者が障害年金を受給している。なお、精神障害者の定期収入の状況を見ると、定期収入に給料が含まれる者は21.8%に止まり、親兄弟の援助や生活保護のような稼得収入以外に依存する者も多く、定期収入なしも18.1%あるなど、経済的に厳しい状況にあることが伺える。

■ 図表1-32 精神障害者の定期収入の内容(外来)
単位:%
  合計  
統合失調症 統合失調症以外
給料 21.8 13.8 26.3
作業所等の工賃 3.7 5.3 2.3
自営業手伝い 4.7 4.8 4.3
親兄弟の援助 12.2 15.4 9.0
家賃等の収入 1.8 1.6 1.9
障害年金 25.7 41.2 12.6
障害年金以外の年金 11.2 5.9 14.5
公的手当 2.1 2.0 2.1
生活保護 13.0 15.0 10.8
その他 7.3 4.9 8.8
わからない 2.5 3.2 1.8
なし 18.1 17.8 17.2
資料: 厚生労働省「精神障害者社会復帰サービスニーズ等調査」(平成15年)
目次]  [戻る]  [次へ