フィジー共和国との準天頂衛星システムに関する協力覚書締結について

令和6年7月17日
内閣府宇宙開発戦略推進事務局

 2024年7月17日(水)午前、風木淳内閣府宇宙開発戦略推進事務局長とフィジー共和国タレマイブア地方・海洋資源開発・災害管理省次官との間で、準天頂衛星システムに関する協力覚書が締結されました。 本署名式は、日本側から石原宏高内閣総理大臣補佐官、道井緑一郎在フィジー日本国大使館大使、フィジー側からはランブカ首相、ワガバザ在日本フィジー共和国大使館大使立会のもと実施されました。
 署名式では石原宏高内閣総理大臣補佐官より、この機会に協力覚書を締結できることを歓迎しさらに両国の関係を強化していきたい旨の発言をしました。 ランブカ首相からは、フィジーにおける災害・危機管理通報サービス(EWSS(注))導入に関する協力覚書を歓迎し推進していきたい旨の発言がありました。
 EWSSの実証は現在フィジーで実施されており、本協力覚書のもと、今後フィジーへの本サービス導入に向けてさらに連携を深めていくことになります。

(注)Emergency Warning Satellite Service: 防災機関から発表された、地震や津波発生時の災害情報等を含む危機管理情報について、準天頂衛星システム経由で配信するサービス。

会談の様子

Isoa Talemaibua地方・海洋資源開発・災害管理省次官(手前左)と風木内閣府宇宙開発戦略推進事務局長(手前右)による協力覚書の署名に立会うSitiveni Ligamamada Rabuka首相(左奥から二番目)とFilimone Waqabaca在日本フィジー共和国大使館大使(左奥)、および、石原宏高内閣総理大臣補佐官(右奥から二番目)と道井緑一郎在フィジー日本国大使館大使(右奥)

署名式の様子

署名式の様子