第4回スペースデブリに関する関係府省等タスクフォース大臣会合

第4回スペースデブリに関する関係府省等タスクフォース大臣会合で冒頭発言をする井上大臣

第4回スペースデブリに関する関係府省等タスクフォース大臣会合の様子

 井上内閣府特命担当大臣(宇宙政策)は、令和2年11月10日(火)に開催された第4回スペースデブリに関する関係府省等タスクフォース大臣会合に出席しました。
 会合では、内閣府からスペースデブリに関する最近の状況変化について説明した後、JAXA、アストロスケール社、ALE社及び環境省からそれぞれの主な新規取組について説明がありました。
 引き続いて、各府省等からスペースデブリに関する取組の進捗状況等について発言が行われた後、タスクフォース申合せを改正し、「今後の取組方針(案)」に基づいて、各府省等が取組を進めていくことが確認されました。
 最後に、井上大臣から、(1)スペースデブリ対策及び宇宙における軌道利用のあり方の検討を柱とする宇宙交通管理の国際的な議論に対して我が国としてリーダーシップを発揮することには大きな意義がある、(2)政府衛星については民間衛星や世界に先んじて、運用終了後の廃棄措置を確実に実施することが重要である、(3)環境省が運用中の衛星のスペースデブリ防止対策の検討手順を、小泉大臣イニシアチブの下でまとめたが、このような取組の検討を、宇宙政策の総合調整を担当する観点から、他の省庁にもお願いし、本日、合意できた、(4)デブリ事業で世界をリードするアストロスケール社やALE社の意欲的な取組を、政府としてもできる限り応援したい、と締めくくりの発言をされ、引き続き関係府省等が連携して取り組んでいくことを確認しました。