第29回宇宙開発戦略本部
第29回宇宙開発戦略本部の様子(1)
第29回宇宙開発戦略本部の様子(2)
令和5年12月22日(金)に開催された第29回宇宙開発戦略本部において、高市内閣府特命担当大臣(宇宙政策担当)が中心となってとりまとめた宇宙基本計画工程表改訂案が、正式に決定されました。
岸田総理からは、まず、今年度中にH3ロケット試験機2号機を打上げ、我が国の宇宙活動の自立性確保と、国内外の需要獲得を通じた産業基盤の強化に繋げること、また、「宇宙技術戦略」を今年度中に策定し、「宇宙戦略基金」も活用し、スタートアップを含む企業や大学による宇宙開発を強力に支援すること、合わせて政府による衛星リモートセンシングデータの活用を進めること、さらに、同盟国・同志国との連携を強化し、宇宙安全保障構想の実現に向けた「連合宇宙作戦イニシアチブ」への参加や、国際的な月面探査計画である「アルテミス計画」を着実に推進すること、加えて、宇宙デブリへの対策として、宇宙デブリ除去実証衛星の打ち上げや、国際的なルール形成に向けた取組の加速などに、高市大臣を中心に関係閣僚が連携して取り組むよう、指示がありました。