宇宙関係予算についての関係府省連絡会に出席
会議を締めくくる高市大臣
令和6年8月2日(金)、高市内閣府特命担当大臣(宇宙政策担当)は、古賀副大臣とともに、宇宙関係予算についての関係府省連絡会に出席しました。
宇宙関係府省の副大臣や大臣政務官から昨年6月に閣議決定された「宇宙基本計画」や今年3月に我が国として初めて策定した「宇宙技術戦略」の着実な実行に向けた、令和7年度予算概算要求の準備状況や意気込みを伺いました。
高市大臣は、「宇宙開発はまさに変革・アクションの時である。今後宇宙政策を進めるにあたり、これまで宇宙分野に参画してこなかった民間企業、スタートアップや大学を含めて、宇宙産業の裾野と人材の広がりをつくっていくこと、宇宙分野の展開先が様々に広がっている中で、技術開発に加えて、宇宙を利用する省庁による調達を推進していくことで宇宙産業の好循環を実現すること、各国による宇宙活動が拡大する中で、デブリ対策をはじめとした国際的な規範・ルール作りを主導していくといった観点が重要である。その上で、宇宙基本計画に位置付けられている施策の着実な実行に向けては、必要な予算の確保が重要である。特に、昨年度の補正予算により創設した宇宙戦略基金による民間企業・大学への支援の充実、日本人宇宙飛行士2名の月面着陸の実現に向けた、有人与圧ローバの開発を含めたアルテミス計画の着実な実施、安全保障、通信、リモートセンシング、測位などの衛星の利用ニーズ拡大に向けた取り組み等、8月末の概算要求に向けて、関係府省で連携しつつその内容の充実を図っていただきたい。」と伝え、会議を締めくくりました。