衛星安否確認サービス(Q-ANPI)の防災機能拡張に伴う実証・調査事業の公募結果について(第3回)
内閣府は平成30年11月より準天頂衛星システム「みちびき」の衛星安否確認サービス(Q-ANPI)の運用を開始しました。これに伴い、サービスに必要な機材を自治体へ貸出して試行的導入を推進してきました。また令和3年1月より、Q-ANPIの更なる利用促進を目指して、防災機能拡張による実証・調査事業を実施しています。
本事業実施にあたり、昨年4月~10月の間、第3回公募を実施し、その結果、以下3自治体(端末合計15台)に対して、拡張機能を備えた通信端末の提供を行いサービスの実証・調査を実施していただくことに決定しました。
事業を通じて、参加自治体には実災害や防災訓練に、この端末を実際に活用してもらうことを期待し、さらに内閣府として準天頂衛星による災害時通信途絶地域における安否情報収集のための確実な通信手段を提供するとともに、Q-ANPIの導入が一層促進することを期待しています。
*実証・調査実施自治体
東京都西東京市、岩手県大槌町、石川県小松市 (以上3自治体)