衛星安否確認サービス(Q-ANPI)の防災機能拡張に伴う実証・調査事業の公募結果について(令和4年度)
内閣府は平成30年11月より準天頂衛星システム「みちびき」の衛星安否確認サービス(Q-ANPI)の運用を開始しました。これに伴い、サービスに必要な機材を自治体へ貸出して試行的導入を推進してきました。また令和3年1月より、Q-ANPIの更なる利用促進を目指して、防災機能拡張による実証・調査事業を実施しています。
本事業実施にあたり、令和4年7月15日~令和5年2月28日の間、令和4年度の公募を実施し、その結果、以下5自治体(端末合計63台)に対して、拡張機能を備えた通信端末の提供を行いサービスの実証・調査を実施していただくことに決定しました。
事業を通じて、参加自治体には実災害や防災訓練に、この端末を実際に活用してもらうことを期待し、さらに内閣府として準天頂衛星による災害時通信途絶地域における安否情報収集のための確実な通信手段を提供するとともに、Q-ANPIの導入が一層促進することを期待しています。
*実証・調査実施自治体
北海道旭川市、北海道乙部町、茨城県日立市、高知県高知市、東京都江戸川区 (以上5自治体)