第5期科学技術基本計画における目標値・指標 

1.目標値・指標について

第5期科学技術基本計画(2016~2020年度)において、客観的根拠に基づく政策を推進するため、総合科学技術・イノベーション会議は、指標・目標値を活用し、基本計画の進捗及び成果の状況を定量的に把握し、フォローアップを毎年度行う、とされている。

■ 目標値
我が国全体の科学技術イノベーションの状況について、達成すべき状況を定量的に明記することが特に必要かつ可能なものとして、基本計画本文の中に設定

■ 主要指標(第1レイヤー指標)
我が国全体の科学技術イノベーションの状況を俯瞰的に把握するための指標であり、「第5期科学技術基本計画における指標及び目標値について」*(以下、有識者議員ペーパー)において設定 (※平成27年12月18日総合科学技術・イノベーション会議有識者議員ペーパー)

■ 第2レイヤー指標
科学技術イノベーションに関する政策分野毎に状況を把握するための指標。有識者議員ペーパーにおいて、「必要に応じて、主要指標に紐付いた、より詳細な関係指標を定める」とされたことを受けたもの。

なお、これらの目標値・指標は、我が国全体、セクター(大学、産業界など)、階層(若手研究者など)、分野(ICTなど)などを対象としたものである。個別の施策、大学・研究機関、研究者の評価にそのまま活用することを目的としたものではない。

目標値・指標の活用においては、単年度の数値にとらわれ過ぎないように注意し、以下の点に留意するよう努める必要がある。

■ 過去からの長期的な推移を踏まえ状況を評価する。

■ 個別の指標だけでなく、関連する指標との関係も含めて把握する。

■ 課題の抽出や政策への反映を行うに当たっては、指標のみならず、定性的な情報も踏まえ総合的に状況を評価する。

2.目標値・指標データ

上記の記述に基づき、基本計画のフォローアップの一環として、第5期基本計画に基づく目標値・指標について、現状得られるデータを整理した。  指標を活用した基本計画のフォローアップは試行的な取組として開始するものであり、今後、毎年度のフォローアップを行う中で、必要に応じて、指標・データの見直しを行うなど、これを発展させていく。

目標値・指標データ

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