活動事例紹介「高齢社会フォーラム・イン宮崎」

「九州ブロックにおける活動事例の紹介」

□九州ブロックにおける活動事例①(宮崎市 由川 豊和)

○社会参加を始めた時期・きっかけ

由川 豊和氏の写真

 高いところから誠にせんえつでございますが、私の活動事例を発表させていただきます。まず社会参加活動の時期、それときっかけなんでございますが、宮崎ふるさとを離れて40年弱関西で生活をしておりました。そして関西で生活して、定年退職後はふるさとへ帰って好きなゴルフでもしようという晴耕雨読の生活を目標に58歳で早期退職、そして関西育ちの妻を連れて宮崎へ勇退してまいりました。何しろ、妻は初めての九州でございまして、どうしても地域の環境に慣れない、言葉であるとか風土であるとか文化であるとか、それが日増しに激しくなりストレスが溜まったせいか、一過性の健忘症に2度ほどかかり入院退院したわけでございます。それから1年後に、これは何か原因分かりませんが、乳がんの手術をしたということで闘病生活を続けたわけでございます。このままでは妻が大変なことになると思って、何かいい手立てはないかと思っておったところ、地域からいきいきサロンやっておるので手伝ってくれないかというお誘いがありました。これだったら少しは妻の環境を変えられるんじゃないかなということでお受けしサロンに行くようになったんです。私がいきいきサロンて何するところだと聞いたところ、高齢者を月に1回集い、お茶をしたりゲーム、体操、スポーツをして交流を図るんだということを聞きまして、それでは何か技術を身に付けたらまだ何か貢献出来るんじゃないだろうかということで探しておりましたところ、ちょうど新聞でレクリエーションインストラクターの記事を見たんです。

由川 豊和氏の資料スライド1:社会参加活動を始めた時期、きっかけ

 そして妻と2人でそのレクリエーションインストラクター約半年でございますが受講して、1年後に晴れてインストラクターの試験を通ったということでございます。そして、せっかく資格を取ったのでこれを活かす手立てはないということで、私もそれからいろんなことを勉強しましてサロン等に出掛けました。それが私の活動のきっかけということでございます。変な話なんですが、妻が普通通りの生活をしておれば、おそらく今の私はなかったんじゃないかなと。妻に感謝していいのか迷うところなんですが、今の妻の立場で私がここに立てるようになったのでございます。

○活動状況

由川 豊和氏の資料スライド2:現在の活動内容

 次に私の現在の活動状況でございますが、並べさせていただきます。まず宮崎県レクリエーション協会副会長を27年度からやっております。それから田野町レクリエーション協会、これは先ほど紹介ありました平成15年に有志を募って田野町でレクリエーション協会を創立、現在会長におります。

 それから、みやざき健康づくりアドバイザー協議会`これの会長もさせていただいております。それから宮`崎県フライングディスク、これの副会長、それからこれ`学校関係でございますが、宮崎市立田野中学校区の関係者評価委員を27年度からやらしていただいております。それから田野小学校支援ボランティア会員ということで、写真でもお見せすると思いますが、子どもたちを地域教育力として学校に支援してると。今23名の会員がおります。

 それから放課後子ども教室田野小あそびの城コーディネーターということで、文科省がやりました放課後子ども推進事業、平成16年ですか、このときから私手を挙げて学校で放課後子ども教室、子どもの居場所づくりということでやっております。それから宮崎市の健康づくり推進協議会、これの田野地区の代表をさせていただいております。それから先ほども紹介ありました、傾聴ボランティア「うさぎの耳」、これを平成24年に設立しております。これは私たちが宮崎市の市民活動支援事業のお金をいただいて、2回ほど講演会を開いて資格を取らせたということで、現在26名の会員がボランティア活動に携わっております。宮崎市社会福祉協議会の福祉体験講師、これはハンディキャップ体験なんですが、小中学校に出向いて福祉教育に携わっております。最後に専門学校、今ですと宮崎市都城市の非常勤講師ということで活動させていただいてます。これが私の現在の活動状況でございます。

 写真で私の活動状況を足していきます。これはいきいきサロンでの健康体操、レクリエーション、健康体操したりゲームをこういうことで各地区のサロンを回って活動をさせてもらっております。先ほど言いました健康づくりウォーキング大会でございますが、健康増進を目的としたウォーキング大会、毎年体育の日、今年は10月9日ですね。田野町運動公園の近くでやります。どうぞ、もしも暇なときは天候で良さそうでございますので、来ていただいたらいいんじゃないかなと思ってます。

由川 豊和氏の資料スライド3:活動状況:生き生きサロンでの健康体操・レクリエーション 由川 豊和氏の資料スライド4:各地区のサロンで楽しいレクリエーション活動

 毎年50~60名の方がウォーキングに参加していただいております。先ほども言いました傾聴ボランティアですね。これの田野管内、施設4カ所月に1、2回各施設6名から8名ぐらい派遣して傾聴ボランティアをやっております。傾聴ボランティア福祉教育なんですが、中学校の福祉教育の中で傾聴ボランティアは何かということを学校に行って生徒さんたちと一緒に学んでおります。ハンディキャップ体験ということで一生懸命やっておりますが、田野でも相当の指導者を養成、田野町は田野町だけでスキルアップしながら養成をしております。これが養成の状況でございます。市内の中学校、ハンディキャップ体験ということで、アイマスク、車椅子体験、高齢者疑似体験、これらを支援しております。

 先ほど言いました放課後子ども教室、現在田野小学校でやっておりますが、平成16年から現在教室の登録者72名、1年生から6年生、毎週水曜日年間40回スタッフ25人で毎週水曜日こうやって皆さんと一緒に放課後ですので、放課後から午後5時まで学校の教室今二つを借りて、勉強させたり遊んだりさせております。これ体育館の自由遊び。防犯訓練というのがありますが、これは田野町の公民館、個々での主催で地域の高齢者の方、あそびの城の放課後子ども教室の子どもたちと、年に1回7月に南消防署の指導者を養成して、初期訓練避難訓練等を実施したりしております。これが教室の様子でございます。

由川 豊和氏の資料スライド5:健康ウォーキング(健康づくり推進協議会主催) 由川 豊和氏の資料スライド6:傾聴ボランティア(施設訪問)

 続いて、茶道教室。これは田野町の婦人会の協力を得ながら、子どもたちに礼儀作法を教えるということで茶道教室。これは学校の校長、先生方、保護者の方も参加していただいてます。これが世代間交流ということでございますが、毎年5月に田野地区の体育館でこれをやってます。本日来ておられました宮崎医療管理専門学校の生徒さんたちが、平成16年から田野の子どもたちと一緒に遊んでいただくという行事をやっております。今度は子ども女相撲甚句でございますが、田野管内で行われている伝承文化、女相撲甚句、これを子どもたちに伝承しようということで子どもたちで作って地区の祭り、文化祭、福祉祭り、施設等の訪問をしてます。どうですか、かわいい豆力士、堂々と踊り披露、これはほんとに皆さんたちから大変好評を受けております。小学校の支援ボランティア活動23名登録しておりますが、昔あそび、先ほどもありましたように六つのおじゃみ、お手玉とかあやとり、これを小学校1年生に教えて、子どもたちが一生懸命2、3カ月後にこれを発表する。安全マップ支援とか、いろんな活動をやっております。

由川 豊和氏の資料スライド7:傾聴ボランティア「福祉教育」 由川 豊和氏の資料スライド8:福祉体験:ハンディキャップ体験講師の指導者育成

 私は平成27年にこのエイジレス章をいただいたんです。いただいてから喜び反面、責任感が増大したと。私はこんなものもらっていいのかというような喜びと同時に不安もありましたが、いただいた以上はこれ以上に今から自分探しを求めて、何か貢献があればその解決のために無理せず、少しでも他人のため社会のために貢献していきたいなと。エイジレス章もらって、重圧感っておかしいんですけど、ほんとに重みがあったというのを感じております。

○活動を通じての感想

 活動を通じての感想でございますが、まず自分と出会い仲間との出会いということで、活動を通じておるうちに自分に新しいものが発見出来ました。自分でもこんなことが出来たのか、こんなことがやれるのか、自分を発見。そして、いろんな場所でいろんな人との出会いがあり、皆さんとの交流の輪が出来ました。これ私が今までやってきて一番の財産になるんじゃないかなと。新しい出会いと交流が出来たということで思っております。それと自己成長感と達成感ということでございますが、まず自分が成長した、達成感も味わえた、これはやはり家族の支援と仲間に支えられた結果だということで感謝しております。たくさんの笑顔元気といただいてることで、サロンとかいろんなところに行ったらありがとう、楽しかった、また来てくださいという言葉をいただく。これが何よりも私たちに栄養となって、また次行こうかというようなことになっております。今後の活動としては、まず背伸びをせずこれまで通りの活動を継続したいということでございます。常にチャレンジ精神を忘れずということで、少しでもチャレンジ精神を前向きにやっていきたいなと思っております。

由川 豊和氏の資料スライド9:福祉体験:市内の小中学校へ出向き、ハンディキャップ体験を実施 由川 豊和氏の資料スライド10:放課後子供教室 由川 豊和氏の資料スライド11:放課後子供教室の様子
由川 豊和氏の資料スライド12:放課後子供教室の様子 由川 豊和氏の資料スライド13:「子ども女相撲甚句」 由川 豊和氏の資料スライド14:小学校支援ボランティア活動(23名登録)

○人生は2幕目が面白い

由川 豊和氏の写真

 最後に、人生は2幕目が面白い。これ私の好きな言葉でございますが、今人生は80年90年時代となっております。定年退職後20数年の長い歳月年月、この年月を人生の2幕目として感じて豊かに生きることが、幸せな長寿社会の実現の鍵になるんじゃないかなと思っております。他人のため、地域のため、社会のために少しだけ働く、これが健康と生きがいにつながるんじゃないかなと思っております。自分の考え行動次第では、人生の2幕目は最高に面白いよと。自分の考えと行動次第では人生の2幕目は最高に面白いという実感をしております。

 会社人間から社会人間ということで、現役時代にはどうしても皆さんたちは仕事に専念したい、会社人間でございます。じゃなくて、会社人間から社会人間とライフスタイルを変化する。そして仕事以外に楽しみを見つけて、リタイア後に備えていただいたらいいんじゃないかなと思っております。高齢者じじいの私の課題でございますが、まず健康維持と増進、これが重要な課題でございます。自分の体力や状況に応じた活動の内容と量の調整をしながら健康維持増進に努めて、これからも常にチャレンジをしながら皆さんたちのために少しでも役に立てたらいいんじゃないかなと思っております。

 これが私のちょっと早口で大変でございますが活動状況でございます。ほんとうにご清聴ありがとうございました。


由川 豊和氏の資料スライド15:エイジレス章を受章して、活動を通しての感想 由川 豊和氏の資料スライド16:今後の活動、最後に 由川 豊和氏の資料スライド17:最後に2

□九州ブロックにおける活動事例②(NPOシニアネット佐土原 杉村 紀代 (宮崎市))

杉村 紀代氏の写真

 皆さんこんにちは。NPOシニアネット佐土原の事務局をしております杉村と申します。きょう実は理事長がここのところに立って発表するつもりだったんですけれど、急な入院で私に回ってきました。私はドキドキしておりますから、よろしくお願いいたします。エイジレス章それから社会参加章をいただかれた方々、おめでとうございます。拍手をしながらとってもうれしい気持ちになっておりました。私たちシニアネット佐土原は、28年度の社会参加章をいただきました。シニアによるシニアのためのパソコン講座の12年間の活動を評価していただけたものと、この場を借りまして内閣府の皆さまにお礼を申し上げます。ありがとうございました。私たちは本当に表章など思いもよらなかったんですけど、章をいただくことで団結力が高まり、そして前向きになりました。

 また、私たちだけの喜びだけではなくて公民館の職員の方々の協力、そして一生懸命学んでくださる受講生の方、そしてその充実した設備があってそこで勉強出来るということで、みんなでいただけた社会参加章と喜んでおります。褒められることはすごくやる気につながります。この年になりましても本当にうれしいものでした。きょうこの会場にお集まりの皆さまは、きっと私たちよりももっと素晴らしい活動をされている方ばかりと思います。どうぞたくさんの光を当ててくださいますようによろしくお願いいたします。

杉村 紀代氏資料スライド1:NPOシニアネット佐土原 会場の様子

○活動目標

 では、私たちの活動報告を、写真を見ながら進めていきたいと思います。授業の目的は、書いてありますとおりICTによる豊かなシニアライフを、情報化社会の発展を図るパソコン講座、まちづくりの推進を図るネットワークを活用して地域や他団体への協力で役立つ喜びを、生涯学習を楽しみ仲間の輪を広めて心豊かな生活を。一口に言えば、地域の一員として自分の出来ることはして少しでも人のためになりそれをうれしく感じ、結局自分自身の生涯学習の生きがいということになると思います。

杉村 紀代氏資料スライド2:ICTによる豊かなシニアライフを! 会場の様子

○シニアネット佐土原の誕生の経緯

 では、シニアネット佐土原の誕生を説明したいと思います。左上の初めの一歩は現役を卒業した現在の理事長が、社会福祉協議会の1台のパソコンで1人30分の個人講座を始めました。するとその横にあります平成17年に素晴らしい佐土原総合文化センターが建設され、その一角にパソコン15台の情報研修室が作られました。そこを役場から利用してはどうかとお誘いを受けまして、パソコン講座のシニアネット佐土原が誕生した次第です。開講式が下にありますけれど、これは非常に盛大で受講生はたくさん集まりまして、そのときの教育庁及び公民館の館長さんなどが出席してくださって盛大なものとなりました。このときの講師のメンバーですけども、元会社員、元教師、現教師、IT企業の社長など、パソコンに秀でた人たちが集まった次第です。戸敷市長さんも講座を見学に来てくださって激励していただきました。

杉村 紀代氏資料スライド3:活動目標 杉村 紀代氏資料スライド4:シニアネット佐土原の誕生の経緯

○講座内容

杉村 紀代氏資料スライド5:講座内容

 講座風景ですけども、初めてのパソコン、デジカメ、タブレット、スマホの写真を載せていますが、他にExcelとか美しい文章作りなど多くの講座があり、多くの方が学び卒業していかれました。1年間の講座の例としまして、平成28年度を載せております。講座の教室は、最初に紹介しました総合文化センターは今、久峰中校区活動センターとなって、そこと27年度に開館しました広瀬地区交流センターの2カ所で行っております。公民館講座は、講師、アシスタントの依頼を受け、この28年度はこのように6講座あります。ここですね。そしてそのまま終了後、自主教室がほとんどの場合成立します。その横にあります。シニアネット独自の講座は、学習内容を掲示してそれにより入って来られます。7講座あります。月曜サロン金曜午後、金曜午前、土曜、広瀬月曜、広瀬火曜、広瀬水曜というほうに、WordやExcelいろいろやっております。公民館講座がスマホとかインターネットとかをしておりますけれど、講座は全て講師とアシスタント2名で先ほども説明してくださいましたけど担当しています。アシスタントはシニアネットの生徒として学んだ卒業生がなっております。ちなみに私は1期生です。一番下に学習会ってありますけど、それはアシスタントのスキルアップのための講座です。一番下の自習教室の開設とありますが、これは他の講座は全部一つのテキストに沿って学んでいる学習方法です。でも自習教室は、自分の聞きたいことを自分のパソコンを持って尋ねられるという開放教室を月1回実施しております。しかし、28年度は講座回数は書いておりますが202回。延べ受講生200人です。とても忙しいみたいですけれど、会員には無理のないように仕事は分担しています。

 また、8月は夏休み、年末年始はばっちりお休みをしております。こういうふうにちょっとゆとりがあるのも、続けていけることかなと思います。先ほどの目的の中に地域貢献がありましたが、毎年の文化祭への参加、パソコン、タブレットの体験コーナーを設けています。福祉祭りには広報部として参加しております。中学生のパソコン出前講座もしました。自治会長さんへの講座、それから成人式アルバム作りなどを手伝っております。いろんな人から講座をしてくださいって言われることがあります。老人クラブとかそれにも行っております。

杉村 紀代氏資料スライド6:地域貢献 杉村 紀代氏資料スライド7:地域貢献2

○学生との交流活動、国際交流活動

 次、公立大学の学生さんのシニアとパソコンの課題研究のため、私たちの講座の見学や私たちが出かけて行って学ぶなど交流をいたしました。公立大学と共催でインターネット安全講座の開設をいたしました。それからシニア団塊応援フェアなど、他団体への積極的な参加もいたしております。

 先ほど紹介してくださいました国際交流ですけども、私たちはパソコンをしておりますので、SNSツールなど利用して視野を広めていきたいと思っていたところ、26年の12月に文化文教国際課主催による東南アジア民間交流事業で、台湾との交流が企画されました。それにシニアネットから2名参加しまして、台湾の生涯学習大学と意見交換いたしました。するとその後、すぐに27年2月に台湾のロウジン大学から視察に来られました。生涯学習の内容とか公民館の施設など見学されまして、とても進んでいるなという感想を言われていました。そのときの歓迎風景です。みんなと一緒にあのハッピを着て広瀬音頭を踊りました。そして下のフラダンスですけども、フラダンス教室の人が協力してくださって、花を添えてくださいました。向こうは、中国語教室生が協力して挨拶をしたり中国語の通訳をしてくださったりしました。

 だから、公民館のたくさんの教室生と一緒になって協力してもらえて成功したと思っております。とても喜んで帰られた次第です。今はFacebookによる交流をスタートして、宮崎の風景や私たちの活動などをアップしております。人のためになることはもちろんなんですけど、自分が楽しくなければいけないということで、会員相互の親睦の行事も大事にしております。それがこのグランドゴルフ、男性の料理教室、視察研修、視察1泊旅行を行っております。本当に笑いの絶えない仲間になっております。この仲間があるからやめられない、そんな雰囲気です。

杉村 紀代氏資料スライド8:学生との交流活動、国際交流活動 杉村 紀代氏資料スライド9:学生との交流活動、国際交流活動2

○活動のまとめ

 今お休みされてる方もいらっしゃるので、講師7名アシスタント18名の25名です。そして13年間の延べ受講者数は4,000人になります。13年間やってきて思うことは、教えることは学ぶこと、自分自身の生きがいづくりになった。多くの人と関わり積極的な生き方が出来るようになった。若い人との交流で元気をもらった。国際交流で視野が広まった。 本当に継続は力なり、13年経ってこんなことが出来るようになった、こんな素晴らしい仲間が出来たと振り返ってうれしくなります。年齢にとらわれず若々しく生活するには、きょう行くときょう用が必要だそうです。

 つまり、きょう行くところがあってきょう用があって行くところがある、家にじっとしていては駄目だそうです。私たちの仲間はおかげさまで13年活動を続けてきまして、皆さんとても元気です。70歳で初めてパソコンを始められた仲間は、今もう80を超えておられますけども、Word、Excelはもちろん、Facebookにアップしたり地区の行事を動画に編集したりしてとても活動されておられます。シニアネット佐土原の平均年齢は、もう70歳になってしまいました。

 人を教えるということは少しは若くなければいけないかなと思って、今もこの活動は死ぬまでは続けられないかなと思ってるところです。人に教える活動は卒業しても、今のこの培ってきた何かに挑戦しようとする生き方を忘れることなく、ずっとみんなで輝いていきたいと思っております。ありがとうございました。

杉村 紀代氏の写真 杉村 紀代氏資料スライド10:課題と予定・抱負