前田 一男さん
~生涯スポーツとしてソフトボール競技の発展に貢献~

名前(年齢) まえだ かずお
前田 一男さん(86歳)
地域 鳥取県鳥取市
活動概要 地域の体育振興を行う中で、生涯スポーツとしてソフトボール競技に着目し、同志を募り「シニア鳥城クラブ」を結成した。高齢者の自立意識の向上及び健康増進を図りつつ、ソフトボール競技の発展に努めている。
表章の類型 自らの努力、習練等により、優れた体力・気力等を維持し活躍している事例
キーワード ソフトボール/ねんりんピック

(注)年齢は、平成25年4月1日時点

活動のきっかけ

鳥城クラブ会長を務める前田さん

ねんりんピックに出場しよう

 昭和52年(50歳)、地域の体育振興発展の功績により、鳥取市体育功労章を受章し、その後も野球競技や庭球競技に関わる中で、急速に進む高齢化社会における生涯スポーツとしてソフトボール競技に着目しました。
 平成5年(66歳)にねんりんピック(全国福祉健康祭)が開催されるにあたり、その予選会(因伯シルバー大会)に出場するために東部地区でチームを結成しようという気運が盛り上がりました。前田さんはその中心となって、同年6月に「シニア鳥城クラブ」を立ち上げました。生涯スポーツを通じて体力、気力の維持向上と将来の高齢化に向かう人たちの受け皿としての組織づくりを目標に活動を始めました。

活動内容や現在の活動状況

ねんりんピック北海道大会でベスト16に輝いたチームの様子(平成21年)


平成21年ねんりんピック出場県大会で 優勝したチームの様子
(写真前列中央が前田さん)

健康増進・親睦・自立意識を高めよう

 クラブ設立以前は、鳥取県内には米子地区と倉吉地区にある2クラブのみで鳥取地区にチームはありませんでした。是非チームを結成させようと思い、若い頃に野球を通じて交流のあった60歳以上のソフトボール愛好家に「ソフトボールを通じて健康増進と親睦、自立意識を高めよう」と呼びかけ、22名の賛同者とともにクラブを立ち上げることができました。平成5年度に京都で開催されたねんりんピックの県予選会で優勝し、見事に全国大会に出場することができました。
 クラブ発足以来、クラブの目的を達成するために練習に励み、毎年、全国大会、西日本大会、県大会などには積極的に参加すること、地域ソフトボールの発展に貢献することに努めました。特に、ねんりんピックには、クラブ設立から通算6回出場し、平成21年の北海道大会では、66チームが出場する中で3回戦まで勝ち進みベスト16という偉業を成し遂げています。
 現在、日常の練習は週2回と定め、自ら率先して参加するとともに、自らの健康づくりと会員の親睦を図れるよう影の立役者として働いています。
 平成15年にはクラブ結成10周年、平成25年には結成20周年の記念式典を行いました。クラブ設立に尽くした発起人としてその喜びは格別でした。会員数も52名となり、平成24年に「シニア鳥城クラブ」から「鳥城クラブ」へと名称を変更し、鳥城クラブの会員を年齢別にシニアの部(60歳以上)、ハイシニアの部(65歳以上)、古希の部(68歳以上)、実年の部(50歳以上)の4クラブに編成しました。前田さんはクラブの会長に就任し、それぞれの試合に同行するなど、生涯現役をモットーに活動しています。

ポイント、工夫している点

生涯現役として出場し、無理をせず楽しもう

 シニア、ハイシニア、古希、実年の4クラブに編成したのは、選手がそれぞれ年代に合わせた大会に生涯現役として出場し、無理をせず楽しもうという考えからです。高齢社会の中で生涯スポーツの推進が必要とされていますが、ソフトボールは全国的に、男女、年齢を問わず広く愛好されているスポーツの一つです。さらなる高齢社会に備え、地域社会と協調しながら、高齢者のための組織(受け皿)として更に発展するよう運営に心がけ、拡充を図っていこうとしています。

平成23年しまなみソフトボール大会古希の部で
特別高齢者表章を受章(写真右端)

 〔本人インタビュー〕
 熟年(40歳代)及び実年(50歳代)の方々の受け皿となり、ソフトボール愛好者の輪を広げていきたいと思っています。
 シニア、ハイシニア、古希、実年の部それぞれが戦力を向上させ、県大会、全国大会などで優秀な成績を収めるよう充実発展に努めたいと思います。また、従来通りの練習についても継続して実施し、各種大会に参加し成果を上げるべく努力を継続していきます。

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