平成26年度「エイジレス・ライフ実践事例」及び「社会参加活動事例」の選考結果について

内閣府政策統括官(共生社会政策担当)

内閣府では、年齢にとらわれず自らの責任と能力において自由で生き生きとした生活を送る高齢者や社会参加活動を積極的に行っている高齢者のグループ等を毎年広く紹介しております。

1 趣旨

我が国は、平均寿命や高齢化率が世界で最も高い水準であり、今や長寿国のフロントランナーとなりました。

このような状況の下においては、高齢者が年齢にとらわれず自らの責任と能力において自由で生き生きとした生活を送ること(以下「エイジレス・ライフ」という。)が重要であり、また、社会とのかかわりを持ち続けながら、楽しく充実した生活を送ることが重要です。しかしながら、高齢者の社会参加は、未だ十分ではない状況にあると考えられます。

このため、高齢社会における生き方として、エイジレス・ライフを実践している事例及びグループで就労や地域社会活動などの社会参加活動を積極的に行っている事例を広く紹介し、既に高齢期を迎え、又はこれから迎えようとする世代の高齢期における生き方の参考に供するものです。

2 紹介する活動事例

  • (1) エイジレス・ライフ実践事例(個人)
    現にエイジレス・ライフを実践している者であって、広く全国に紹介するに足ると認められるものとする(おおむね65歳以上の者とする)。
  • (2) 社会参加活動事例(グループ等)
    主体的に社会とかかわりを持ち、積極的な社会参加活動を通じ、生き生きと充実した生活を送っているグループ、団体などであって、高齢社会における高齢者の社会参加活動として広く全国に紹介するに足ると認められるものとする(原則として構成員の数が10名以上で、かつ、65歳以上の者が中心となって構成されているものとする)。

3 事例の選考

都道府県・指定都市・中核市及び高齢者関連団体から推薦のあったエイジレス・ライフを実践する108名、社会参加活動を行う96団体の中から、内閣府に置かれた選考委員会(委員長:瀬沼克彰 桜美林大学名誉教授)において、今年度のエイジレス・ライフ実践事例(個人)65名、社会参加活動事例(グループ等)55団体を選考しました。

◎エイジレス・ライフ実践事例及び社会参加活動事例選考委員会

委員長
瀬沼 克彰 桜美林大学名誉教授
委員
有馬 廣實 拓殖大学政経学部教授
大島 典子 日本テレビ放送網(株)営業局業務部専門副部長
岡本 峰子 朝日新聞東京本社管理本部人事部採用担当部長
竹川 智子 (株)フラン代表取締役
松村 直道 常磐大学コミュニティ振興学部学部長
山平 晃嗣 神戸市保健福祉局高齢福祉部長
(敬称略)

4 紹介の方法等

  • (1) 実践事例及びグループ等の活動内容を、内閣府ホームページに掲載しました。
  • (2) 一部の事例については、平成26年10月30日(木)に神戸市で開催する平成26年度「高齢社会フォーラム・イン 神戸」において、本人又は代表者の出席の下、活動内容の紹介を行います。
  • (3) エイジレス・ライフ実践者に対し「エイジレス章」、社会参加活動を行うグループ等に対し「社会参加章」を章する書状を交付するとともに記念の楯を授与します。