第1章 高齢化の状況 


コラム 平均寿命と健康寿命〜あと20年をどのように過ごすのか〜

 平均寿命が男女ともに世界トップクラスであり、高齢化が進行している我が国において、老後の人生をどう過ごすかは誰もが考えなければならない問題である。
 自立して健康に生活できる年齢である健康寿命について、世界保健機関の推計をみると、我が国は男性で72.3歳、女性で77.7歳となっており、世界で最も長いとされている。また、厚生労働省の「完全生命表」による平均寿命(0歳の平均余命)は、男性で78.56歳、女性で85.52歳となっており、健康寿命・平均寿命ともに世界最高水準といえる。さらに、平均寿命は今後も延伸するとの推計がされており、平成67(2055)年には男性83.67歳、女性90.34歳になるとされている。
 また、65歳からの平均余命についてみると、男性で18.13年、女性で23.19年となっているが、67(2055)年には男性22.09年、女性27.31年になるとされており、さらに長期化することが推計されている。
 このように、65歳から亡くなるまでの長い期間や自立した健康な期間をどう過ごすのかは、今後の重要な問題である。

平均寿命と健康寿命
平均寿命と健康寿命

 第1節 高齢化の状況

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