第3部 航空交通の安全についての施策
第4節 航空交通環境の整備

目次]   [前へ]   [次へ

航空交通の安全を確保しつつ,航空輸送の増大に対応するため,予防的な安全管理体制により安全対策を進めるとともに,老朽化が進んでいる基本施設(滑走路,誘導路等),航空保安施設(無線施設,航空灯火等)等の更新・改良等を実施するほか,災害時における緊急物資等輸送拠点としての機能確保や,航空ネットワークの維持等に必要となる滑走路等の耐震対策及び浸水対策のハード対策に加え,ソフト対策として「統括的災害マネジメント」の考え方を踏まえ各空港で策定された空港BCP(A2(Advanced/Airport)-BCP)に基づき,災害対応を行うとともに,訓練の実施等による実効性強化を推進する。

また,安全で効率的な航空交通システムの構築のため,航空保安システムの整備,航空交通の安全性の向上及びサービスの充実等を着実に推進する。

  1. 増大する航空需要への対応及びサービスの充実
  2. 航空交通の安全確保等のための施設整備の推進
  3. 空港の安全対策等の推進
目次]   [前へ]   [次へ