閣議における野田内閣府特命担当大臣発言(交通事故防止対策の推進について)

平成21年1月5日

  1. 平成20年中の交通事故による死者数は、5,155人でした。平成22年までに交通事故死者数を5,500人以下とする「第8次交通安全基本計画」の目標を、2年前倒しで実現しました。
  2. また、平成15年からの10年間で、交通事故死者数を半減し、5,000人以下とするという政府目標が掲げられましたが、6年目にして、その実現も間近となりました。しかしながら、未だに多くの方が、交通事故で亡くなっております。
  3. 本年1月2日の麻生総理の談話において示された方針に基づき、今後10年間を目途に、昨年の交通事故死者数から半減させ、2,500人以下とするという新たな政府目標を掲げ、世界一安全な道路交通の実現を目指します。そのためには、高齢者に対する施策に重点的に取り組むとともに、飲酒運転の根絶、交通安全教育の推進、安全かつ円滑な道路交通環境の整備に全力で取り組んでまいります。
  4. 閣僚各位におかれましては、これまでの交通事故防止対策への御協力に感謝するとともに、今後の取組につきまして一層の御協力をお願い申し上げます。