鉄軌道等導入に関する課題等の検討調査
沖縄県の交通体系については、自動車への依存度が高く、渋滞による経済的損失、公共交通の利便性の問題など、様々な課題を抱えています。沖縄県が策定した「新・沖縄21世紀ビジョン」においても、これらの課題を解決し、沖縄本島内の均衡ある発展を図るため、「那覇から名護を1時間で結ぶ速達性、定時性等の機能を備えた鉄軌道を含む新たな公共交通システムの導入に取り組む」とされているところです。
他方、新たな公共交通システムの導入については、選択する交通システムやルート等により、需要、総事業費、経済効果、事業採算性等について、大きな幅が生じることから、その可能性を検討するに当たって、幅広く調査を行い、客観的なデータに基づき検討を進めていく必要があります。
そのため、内閣府では、鉄軌道をはじめとする新たな公共交通システムの導入に関する課題等の検討調査を行っております。