勲章の種類(大勲位菊花章)Supreme Orders of the Chrysanthemum

   大勲位菊花章は、我が国の最高位の勲章であり、明治9年に大勲位菊花大綬章が制定され、明治21年に大勲位菊花章頸飾が制定されました。

   勲章のデザインは、国旗である「日の丸」を象徴する日章を中心に光線(旭光)を配し、回りに菊花と菊葉を配したもので、鈕※1(章と綬の間にあるもの)には菊花を用いています。また、頸飾は制定の元号である「明」「治」の二字を古篆字※2で飾り、菊花と菊葉が配されています。

   【参考】 旭光のデザインは「旭日昇天」の意気を示すものと言われています。

  • ※1  鈕……ちゅう
  • ※2  古篆字……こてんじ

大勲位菊花章頸飾
Collar of the Supreme Order of the Chrysanthemum

画像:大勲位菊花章頸飾

大勲位菊花大綬章・副章(右下)・略綬(左下)
Grand Cordon of the Supreme Order of the Chrysanthemum

画像:大勲位菊花大綬章・副章・略綬