平成27年度次世代グローバルリーダー事業「シップ・フォー・ワールド・ユース・リーダーズ」概要
グローバル化が進展する中で、あらゆる分野で国境を越えた協力・調整・交渉が不可欠となっており、国際社会・地域社会等でグローバル化対応を牽引・指導する次世代リーダーが必要となっている。
次世代グローバルリーダー事業は、世界各地から集まった外国青年とのディスカッションや文化交流を通して、相互理解を深め、有識者によるセミナーの受講や参加青年が自主活動を企画することによって、異文化対応力やコミュニケーション力を高め、リーダーシップやマネジメント力の向上を図り、併せて参加青年の国際的視野を広げ、国際協調の精神を育てることにより、国際化の進展する各分野でリーダーシップを発揮することができる青年を育成することを目的とする。
<事業の概要> (注)本概要は平成27年度予算政府案に基づく平成27年1月現在時点の予定であり、訪問国及び日程は、今後変更することがある。
1 本体プログラム
(1)訪問国
インド・スリランカ民主社会主義共和国
インド・スリランカ民主社会主義共和国
(2)日程
平成28年1月20日(水)から1月26日(火)までの7日間(陸上研修)
平成28年1月27日(水)から2月29日(月)までの34日間(船上研修)
平成28年1月20日(水)から1月26日(火)までの7日間(陸上研修)
平成28年1月27日(水)から2月29日(月)までの34日間(船上研修)
(3)参加青年
日本参加青年約120人及び外国参加青年約120人が参加する。
日本参加青年約120人及び外国参加青年約120人が参加する。
(4)参加国
オーストラリア連邦、バーレーン王国、チリ共和国、インド、メキシコ合衆国、ニュージーランド、ロシア、スリランカ民主社会主義共和国、タンザニア連合共和国、アラブ首長国連邦及び日本
オーストラリア連邦、バーレーン王国、チリ共和国、インド、メキシコ合衆国、ニュージーランド、ロシア、スリランカ民主社会主義共和国、タンザニア連合共和国、アラブ首長国連邦及び日本
(5)研修・活動
いくつかのコーステーマに分かれて行う「コース・ディスカッション」、「リーダーシップ・セミナー」、「プロジェクト・マネージネント・セミナー」、各国事情を紹介し合う「ナショナル・プレゼンテーション」、その他の多国間交流活動等を行う。
いくつかのコーステーマに分かれて行う「コース・ディスカッション」、「リーダーシップ・セミナー」、「プロジェクト・マネージネント・セミナー」、各国事情を紹介し合う「ナショナル・プレゼンテーション」、その他の多国間交流活動等を行う。
(6)寄港地における活動
海外2地域の寄港地において、地元青年等との交流を行うとともに、関連施設の訪問等を行う。
海外2地域の寄港地において、地元青年等との交流を行うとともに、関連施設の訪問等を行う。
(7)共通語
本事業における共通語は、英語とする。
本事業における共通語は、英語とする。
2 研修(事前研修、出航前研修、帰国後研修)
青年海外派遣の効果を最大限に高めるため、参加青年に対して以下の研修を実施する。(東京都内で合宿形式により実施。)
(1)事前研修(日本参加青年のみ)
ア 時期及び期間
平成27年9月12日(土)から9月17日(木)までの6日間(5泊6日)
イ 研修目的等
本事業の趣旨、内容、訪問国等について理解を深め、必要な諸準備を行うとともに、参加青年としての心構え及び訪問国における活動の基本を習得することを目的に、6日間の合宿による事前研修を実施する。
ア 時期及び期間
平成27年9月12日(土)から9月17日(木)までの6日間(5泊6日)
イ 研修目的等
本事業の趣旨、内容、訪問国等について理解を深め、必要な諸準備を行うとともに、参加青年としての心構え及び訪問国における活動の基本を習得することを目的に、6日間の合宿による事前研修を実施する。
(2)出航前研修
ア 時期及び期間
平成28年1月18日(月)、1月19日(火)の2日間
イ 研修目的等
船内及び訪問国における諸活動の準備、その他本事業遂行上必要な諸準備を行うことを目的に、2日間の合宿による出航前研修を実施する。
ア 時期及び期間
平成28年1月18日(月)、1月19日(火)の2日間
イ 研修目的等
船内及び訪問国における諸活動の準備、その他本事業遂行上必要な諸準備を行うことを目的に、2日間の合宿による出航前研修を実施する。
(3)帰国後研修(日本参加青年のみ)
ア 時期及び期間
平成28年2月29日(月)、3月1日(火)の2日間(1泊2日)
イ 研修目的等
本事業で得た成果の取りまとめを行うとともに、その成果を踏まえた事業終了後における諸活動への理解を深めることを目的に、2日間の合宿による帰国後研修を実施する。
ア 時期及び期間
平成28年2月29日(月)、3月1日(火)の2日間(1泊2日)
イ 研修目的等
本事業で得た成果の取りまとめを行うとともに、その成果を踏まえた事業終了後における諸活動への理解を深めることを目的に、2日間の合宿による帰国後研修を実施する。
3 参加青年の任務及び選任等
(1)任務
参加青年は団体行動の下に、前記の本体プログラム及び研修に参加し、団務を分担する。
参加青年は団体行動の下に、前記の本体プログラム及び研修に参加し、団務を分担する。
(2)選任等
ア 日本参加青年は、都道府県知事(青少年対策主管課(室)が教育委員会に属する場合には、教育長。)又は全国的組織を持つ青少年団体等の代表者から中間選考を経て推薦された者の中から、内閣府が選考し、決定する。
イ 外国参加青年は、参加各国政府及び当該国を管轄する日本国在外公館等の協力を得て、内閣府が決定する。
ア 日本参加青年は、都道府県知事(青少年対策主管課(室)が教育委員会に属する場合には、教育長。)又は全国的組織を持つ青少年団体等の代表者から中間選考を経て推薦された者の中から、内閣府が選考し、決定する。
イ 外国参加青年は、参加各国政府及び当該国を管轄する日本国在外公館等の協力を得て、内閣府が決定する。
4 乗船及び帰国
(1)日本からの参加者は、日本から乗船し、本体プログラムの終了後、日本で下船する。
(2)外国からの参加者は、各国から航空機で日本に集合し、日本からの参加者と共に日本から乗船し、本体プログラムの終了後、日本から航空機で帰国する。
5 報告書の提出等
日本参加青年は、帰国後、活動報告書を内閣府に提出する。
参加青年は、事業参加後およそ2年後、5年後、10年後に内閣府が行うフォローアップ調査(活動状況等)に回答する。
参加青年は、事業参加後およそ2年後、5年後、10年後に内閣府が行うフォローアップ調査(活動状況等)に回答する。
6 経費
(1)本事業の実施のための経費((2)、(3)及び(4)に掲げるものを除く。)は、日本参加青年の出航前研修に参加するための上京旅費及び帰国後研修終了後の帰郷旅費(東京23区内在住者を除く。)を含め、内閣府が負担する。
(2)次に掲げる経費は、日本参加青年本人の負担とし、参加費として参加青年から徴収する。(28万円程度)
ア 運航期間中の傭船料の一部及び船内供食費(※1)
イ 事前研修、出航前研修、陸上研修及び帰国後研修における宿泊料等及び食費
ウ 入国査証料、旅行保険料等
(3)日本における事後活動組織である日本青年国際交流機構への入会金(3万円)(※2)は、参加青年本人の負担とする。
(4)その他、以下の経費についても日本参加青年本人の負担とする。
ア 事前研修に参加するための往復旅費
イ 旅券発行手数料、予防接種料
ウ 疾病又は傷害の治療費用及びそれに付随する費用
エ 小遣いその他の個人の用に必要な経費
(※1)「傭船料の一部」については、参加青年として決定後、事業参加を辞退した場合には返還しない。
(※2)各事業に参加した後は、社会活動に取り組んでいる日本青年国際交流機構(内閣府の青年国際交流事業に参加した青年等が自主的に組織している事後活動組織)に入会して、
そのネットワークを生かしながら様々な形で活動することが基本となる。
<参考>
平成26年度グローバルユースリーダー育成事業「シップ・フォー・ワールド・ユース・リーダーズ」プログラムの概要
※次世代グローバルリーダー事業は、26年度に実施したグローバルユースリーダー育成事業の成果を引き継ぐ事業として実施予定
1 陸上研修・船上研修
(1)研修内容ア コース・ディスカッション
「青年の社会参加」を共通のテーマに、「社会起業家精神」「異文化理解」「教育」「情報・メディア」「ボランティア精神」の5コースに分かれ、各分野のファシリテーターの下で、英語によるディスカッションを通じて、各分野に対する理解を深めるとともに、それらの各分野において青年が果たすべき社会的役割についての認識を深め、実践力の向上を図るためのディスカッションを行う。
「青年の社会参加」を共通のテーマに、「社会起業家精神」「異文化理解」「教育」「情報・メディア」「ボランティア精神」の5コースに分かれ、各分野のファシリテーターの下で、英語によるディスカッションを通じて、各分野に対する理解を深めるとともに、それらの各分野において青年が果たすべき社会的役割についての認識を深め、実践力の向上を図るためのディスカッションを行う。
イ 「リーダーシップ・セミナー」及び「プロジェクト・マネジメント・セミナー」
異文化対応力やコミュニケーション力を高め、リーダーシップやマネジメント力の向上を図り、社会の各分野において活躍するリーダーを育てるためのセミナー等を行う。
異文化対応力やコミュニケーション力を高め、リーダーシップやマネジメント力の向上を図り、社会の各分野において活躍するリーダーを育てるためのセミナー等を行う。
ウ グループ活動
活動の基礎単位として国籍混成で組織されたA~Kの11グループごとに、自国の文化・習慣の紹介、ゲームなどの自主的な活動を行うとともに、与えられたテーマに基づく活動等を行う。
活動の基礎単位として国籍混成で組織されたA~Kの11グループごとに、自国の文化・習慣の紹介、ゲームなどの自主的な活動を行うとともに、与えられたテーマに基づく活動等を行う。
エ ナショナル・プレゼンテーション(NP)
各国ごとに、参加青年が、華やかな伝統舞踊・音楽、厳かな儀式、ビデオ等により自国の政治、経済、社会、文化等を紹介する。
各国ごとに、参加青年が、華やかな伝統舞踊・音楽、厳かな儀式、ビデオ等により自国の政治、経済、社会、文化等を紹介する。
オ 自主活動・その他
多国間交流のための活動等を行う。
多国間交流のための活動等を行う。
(2)陸上研修・船上研修中の生活規則等
ア 生活時間
研修中は、通常7時30分起床、午前と午後にそれぞれ2時限(1時限:1時間15分)の研修、夕食後に1時限の研修を行い、23時就寝。
研修中は、通常7時30分起床、午前と午後にそれぞれ2時限(1時限:1時間15分)の研修、夕食後に1時限の研修を行い、23時就寝。
イ 船内キャビン割り
男性用のキャビンと女性用のキャビンは別エリア(原則)。1キャビンを異なる国の3人で使用(3人部屋)。
男性用のキャビンと女性用のキャビンは別エリア(原則)。1キャビンを異なる国の3人で使用(3人部屋)。
ウ 服装
服装は基本的に自由。ただし、表敬訪問、レセプション等公式行事の際には、フォーマルウェア又はナショナル・コスチューム(民族衣装)を着用。
服装は基本的に自由。ただし、表敬訪問、レセプション等公式行事の際には、フォーマルウェア又はナショナル・コスチューム(民族衣装)を着用。
2 海外研修
コース・ディスカッションのグループに分かれて訪問国を訪れ、現地においては、ホームステイ等を通じた訪問国の理解や訪問国青年等との交流、国際協力活動やボランティア活動などの社会活動の現場の視察・体験、関係各所において日本の紹介、コース・ディスカッションに応じた関連施設の訪問等を行う。
平成26年度 グローバルユースリーダー育成事業「シップ・フォー・ワールド・ユース・リーダーズ」 日程案
日数 | 月日 | 午前<1> (陸上)9:15 ~ 10:30 (船上)9:30 ~ 10:45 |
午前<2> (陸上)10:45 ~ 12:00 (船上)11:00 ~ 12:15 |
午後<1> (陸上)14:15 ~ 15:30 (船上)14:15 ~ 15:30 |
午後<2> (陸上)15:45 ~ 17:00 (船上)15:45 ~ 17:00 |
夜 (陸上)20:00 ~ 21:00 (船上)20:00 ~ 21:00 |
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1 | 1月21日(水) | 外国参加青年来日 | ||||||
2 | 1月22日(木) | 時差調整・体調管理 | オリエンテーション | 歓迎会 | ||||
3 | 1月23日(金) | 地方プログラム(各地方へ移動) | 表敬訪問 | 歓迎会、ホームステイマッチング | ||||
4 | 1月24日(土) | 直前研修 | 地方プログラム(ホームステイ) 【日本参加青年については直前研修】 | |||||
5 | 1月25日(日) | 地方プログラム(ホームステイ) | 地方プログラム(東京へ移動) | 日本参加青年直前研修に合流 | アイスブレーキング | |||
6 | 1月26日(月) | 陸上研修 | 全体オリエンテーション | コース・ディスカッション準備 | 導入フォーラム | レター・グループ別研修 | ||
7 | 1月27日(火) | リーダーシップ・セミナー<1> | コース・ディスカッション<1> | 委員会活動 | ||||
8 | 1月28日(水) | スポーツ&レクリエーション(G別公式写真撮影含む) | 休日 | |||||
9 | 1月29日(木) | コース・ディスカッション<2> | PYセミナー<1> | 委員会活動 | 自主研修(NP練習) | |||
10 | 1月30日(金) | 国際連合大学訪問 | 課題別視察 | 課題別視察振り返り | ||||
11 | 1月31日(土) | プロジェクトマネジメント・セミナー<1> | コース・ディスカッション<3> | 自主研修(NP練習) | ||||
12 | 2月1日(日) | 都内視察(レター・グループ別) | 19:30-20:00 退所説明 20:00-20:30 寄港地活動の説明 |
|||||
13 | 2月2日(月) | 船上研修 | 16:00 出航 | オリセン退所 横浜へ移動 乗船 |
船側オリエンテーション 避難訓練 |
オープンシップ/出航式 | 出航 | 管理部オリエンテーション |
14 | 2月3日(火) | コース・ディスカッション<4> | 寄港地活動の準備・説明 | NP練習 | ||||
15 | 2月4日(水) | ナショナル・プレゼンテーション | ||||||
16 | 2月5日(木) | 8:30 入港 | 那覇(寄港地活動) | |||||
17 | 2月6日(金) | 16:00 出港 | 那覇(寄港地活動) | PYセミナー<2> | ||||
18 | 2月7日(土) | コース・ディスカッション<5> (サマリーフォーラム準備) |
公式写真撮影 | 休日 | ||||
19 | 2月8日(日) | リーダーシップ・セミナー<2> | 事後活動セッション | PYセミナー<3> | ||||
20 | 2月9日(月) | サマリー・フォーラム | プロジェクトマネジメント・セミナー<2> | 寄港地活動の準備 | ||||
21 | 2月10日(火) | 8:00 入港 | 大船渡(寄港地活動) | |||||
22 | 2月11日(水) | 16:00 出港 | 大船渡(寄港地活動) | フェアウェル・イベント | ||||
23 | 2月12日(木) | 評価会 | 訪問国活動準備 | 下船準備 | ||||
24 | 2月13日(金) | 8:00 入港 | 修了式 | 解散式・解散パーティー(11:30~13:00) | 成田へ移動 | 日本参加青年出国 外国参加青年帰国 |
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25 | 2月14日(土) | 海外研修 | 【日本参加青年】訪問国到着、オリエンテーション、訪問国の外国参加青年との交流会 | |||||
26 | 2月15日(日) | 訪問国の外国参加青年は解散 | ホームステイ | |||||
27 | 2月16日(月) | ホームステイ | ホテル帰着 | |||||
28 | 2月17日(火) | 課題別視察、現地青年との交流、表敬訪問・歓迎会等 | ||||||
29 | 2月18日(水) | 課題別視察、現地青年との交流等 | ||||||
30 | 2月19日(木) | 課題別視察、現地青年との交流等 | ||||||
31 | 2月20日(金) | 課題別視察、現地青年との交流等 | 日本参加青年出国 | |||||
32 | 2月21日(土) | 日本参加青年帰国 | ||||||
33 | 2月22日(日) | 帰国後研修 | 帰国後研修 | |||||
34 | 2月23日(月) | 帰国後研修 日本参加青年解散 |