「東南アジア青年の船」事業

 「東南アジア青年の船」事業は、1974年に開始された、日本政府とASEAN各国政府との共同事業です。日本青年は、ASEAN各国の青年と共に、東南アジア各国を船で周り、船内等で約40日間の共同生活を行いながら、ディスカッションや文化交流を行います。東南アジア各国から選び抜かれた青年との切磋琢磨の中で、アジア地域の未来を担う人材の育成を図ります。

令和8年度(2026年度)事業概要

 令和8年度(2026年度)の交流国、日程等の事業概要は以下のPDFをご確認ください。

令和7年度(2025年度)事業概要

 令和7年度は、2025年10月にASEAN(東南アジア諸国連合)へ加盟した東ティモールが正規メンバーとして正式に参加しました。参加青年達は約40日間にわたり共同生活を送りながら、船上及び訪問国において様々な交流活動を行いました。

参加国

 令和7年度は、下記のとおり、日本を含む11か国から日本参加青年19名、外国参加青年144名(9か国×16名)、東ティモール6名、計169名(ナショナルリーダー11名等を除く)が参加しました。

  • ブルネイ・ダルサラーム国
  • カンボジア王国
  • インドネシア共和国
  • ラオス人民民主共和国
  • マレーシア
  • フィリピン共和国
  • シンガポール共和国
  • タイ王国
  • 東ティモール民主共和国
  • ベトナム社会主義共和国
  • 日本

事業内容

 2026年1月15日から2月17日の計34日間のプログラム期間中、参加青年は、東京プログラム、地方プログラム、船上活動、訪問国活動(寄港地活動)などの活動を行いました。

東京プログラム

(1) プログラム期間

  • 2026年1月15日(木)~16日(金)
  • 2026年1月21日(水)~24日(土)

(2) 東京プログラムにおける活動

  • 参集式
  • オリエンテーション
  • 課題別視察
  • ナショナルプレゼンテーション
  • 文化交流プログラム


参集式での集合写真


課題別視察(SAP Japan)


地方プログラム

参加青年達は参加各国混成のグループに分かれて5つの県を訪問した。各地において、表敬訪問、ホームステイ、現地青年との交流などを実施した。

(1) プログラム期間

  • 2026年1月17日(土)~20日(火)(4日間)

(2) 訪問先

  • 岩手県
  • 千葉県
  • 富山県
  • 徳島県
  • 長崎県

(3) 地方プログラムにおける活動

  • 表敬訪問
  • ホームステイ
  • 現地青年との交流


組子製作体験(富山県)


表敬訪問(徳島県)


ホストファミリーとの対面(長崎県)


船上活動

(1) プログラム期間

  • 2026年1月25日(日)~2月3日(火)
  • 2月9日(月)~2月10日(火)

(12日間)

(2) 船上における活動

  • ディスカッション活動
    「質の高い教育」、「経済成長と持続可能で責任ある観光」、「地球環境と気候変動」、「防災と復興」、「社会福祉と包摂的な社会の実現」、「デジタル社会と人工知能 (AI)」の6つのテーマを設け、テーマごとに各国ほぼ同数の参加青年で構成されるグループに分かれ、ファシリテーターの指導により5回のセッションでディスカッションを行いました。
  • 事後活動セッション
    SSEAYPインターナショナル及び各国事後活動組織についての説明があり、事業終了後に行う社会貢献活動案を企画しました。
  • ピア・ラーニング(PL)セミナー
    PLセミナー小委員会が調整役となり、共通の趣味と関心の追求を通じて、参加青年相互の自発的交流を図る活動を行いました。
  • ソリダリティ・グループ(SG)活動
    船内及び訪問国における活動の基礎単位として各国PYほぼ同数のグループ(ソリダリティ・グループ(SG))を組織し、PY相互の理解と友情を深めるための活動を行いました。
  • 各国紹介(ナショナル・プレゼンテーション)
    自国の文化・伝統・歴史・国民性・現在の青年を取り巻く環境等を紹介することにより、参加各国についての理解を深めるための活動を行いました。
  • 自主活動
    明確な目標・目的を持った各種イベントやセミナーなどを参加青年が自由に企画・運営する活動を行いました。


ディスカッション活動


PLセミナー


訪問国活動

訪問国における活動は、各国政府及び各国受入委員会が計画し、実施しました。今年度においては、日本政府主催のサマリーフォーラム、解散式及び解散交歓会をバンコクにて行いました。各国受入委員会には各国事後活動組織のメンバーも含まれており、訪問国活動の実施においては、既参加青年が中心となって積極的な役割を担いました。

シンガポール

シンガポールには5日間の日程で訪問し、一般家庭でのホームステイ、政府要人への表敬訪問や国際機関・企業などの諸施設を見学する課題別視察などを行いました。

(1) プログラム期間

  • 2026年2月4日(水)~8日(日)(5日間)

(2) シンガポールにおける活動

  • 歓迎夕食会
  • シンガポール文化・コミュニティ・青少年省代理大臣への表敬訪問
  • 課題別視察
  • ホームステイ


Mr. David Neoシンガポール文化
・コミュニティ・青少年省代理大臣への表敬訪問


課題別視察(水上設置型太陽光発電所)


バンコク

バンコクには6日間の日程で訪問し、一般家庭でのホームステイ、地元青年との交流、国際機関・企業などの諸施設を見学する課題別視察などを行いました。

(1) プログラム期間

  • 2026年2月11日(水)~16日(月)(6日間)

(2) バンコクにおける活動

  • 歓迎式典
  • 歓迎夕食会
  • 関係機関等視察
  • ホームステイ
  • サマリーフォーラム
  • 解散式
  • 解散交歓会


関係機関等視察(タイ王国国会)


サマリーフォーラムの様子


第49回「東南アジア青年の船」事業報告会

 2026年3月27日(金)、事業に参加した日本参加青年たちが活動報告を行いました。当日は対面参加とオンライン参加の2つの形式で開催し、本事業での学びや経験を多くの人に報告しました。


報告会の様子


日本参加青年団集合写真


事業報告書