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「東南アジア青年の船」事業

 「東南アジア青年の船」事業は、昭和49年1月のインドネシア共和国、マレーシア、フィリピン共和国、シンガポール共和国及びタイ王国の各国と日本国との共同声明に基づいて始められた事業であり、これら東南アジア各国(これに、昭和60年度からはブルネイ・ダルサラーム国が、平成8年度からはベトナム社会主義共和国が、平成10年度からはラオス人民民主共和国及びミャンマー連邦共和国が、平成12年度からはカンボジア王国がそれぞれ参加)の積極的な参加と協力の下に、日本国政府(内閣府青年国際交流担当室)が実施しています。
 この事業は、日本と東南アジア10か国の青年が、「東南アジア青年の船」に乗船し生活を共にする中で、各国事情の紹介や討論を行うとともに、船内及び訪問国において各種交流活動を行うことにより、相互の友好と理解を促進し、あわせて日本の青年の国際的視野を広げ、国際協調の精神のかん養と国際協力における実践力の向上を図り、もって国際化の進展する社会の各分野で指導性を発揮することができる青年を育成するとともに、青年による青少年健全育成活動等の社会貢献活動への寄与を目的として実施しています。

平成28年度事業の概要

日本国内活動

 10月26日に、参集式が行われ、続いて歓迎レセプションが行われました。その後、3泊4日の地方プログラムとして、宮城県、福島県、栃木県、長野県、三重県、兵庫県、奈良県、岡山県、徳島県、高知県、長崎県に訪問し、ホームステイや、東日本大震災被災者の講話やおやき作り、忍者学講義、和菓子作り、原爆資料館見学等、地方の文化を体験しました。
 10月30日~11月2日には、日本・ASEANユースリーダーズサミット(YLS)が開催されました。
 YLSは、日本とASEAN各国及びASEAN各国相互の連携を強化するために、より多くの青年が日本とASEAN各国を結ぶネットワークに参加することを目的として、駐日ASEAN各国大使館及び国際機関日本アセアンセンター(東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センター)と連携して実施する、ディスカッション及び文化交流を中心とした合宿型プログラムです。

運航(船内及び訪問国活動)

<船内活動>

グローバル2


  • ディスカッション活動
    共通テーマ「青年の社会活動への参加」のもと、8つの異なるテーマを設け、テーマごとに各国ほぼ同数の参加青年で構成されるグループに分かれ、ファシリテーターの指導により5回のセッションでディスカッションを行いました。
  • 事後活動セッション
    SSEAYPインターナショナル及び各国事後活動組織についての説明があり、事業終了後に行う社会貢献活動案を企画しました。
  • クラブ活動
    クラブ活動小委員会が調整役となり、共通の興味・関心に基づいた異なる活動を実施し、相互に教え、学ぶことで自発的な交流を図る活動を行いました。
  • 各国紹介(ナショナル・プレゼンテーション)
    文化・伝統・歴史・国民性・現在の青年を取り巻く環境等を国ごとに紹介する活動を行いました。
  • 自主活動
    明確な目標・目的を持った各種イベントやセミナーなどを参加青年が自由に企画・運営する活動を行いました。

<訪問国活動>

グローバル2


 訪問国における活動は、各国政府及び各国受入委員会が計画し、実施しました。各国受入委員会には各国事後活動組織のメンバーも含まれており、バスへの添乗など訪問国活動の実施においては、既参加青年が中心となって積極的な役割を担いました。
 東南アジア各国の寄港地(ベトナム、タイ、シンガポール、インドネシア)には、それぞれ4日間の日程で訪問し、各国において、一般家庭でのホームステイ、政府要人への表敬訪問、地元青年との交流、産業・教育・文化・社会福祉分野などの諸施設を見学する課題別視察などを行いました。ベトナムの訪問国活動においては、ディスカッション活動の8グループごとに、各グループ・ テーマに沿った内容の課題別視察を行いました。
 また、タイ訪問中に、管理官、カンボジアナショナルリーダー及び各国ユースリーダーで構成する代表団が、航空機により、2日間の日程でカンボジアを訪問し、表敬訪問や文化施設などの視察を行いました。

第43回「東南アジア青年の船」事業報告会

 平成29年2月26日、国立オリンピック記念青少年総合センターにて、事業に参加した日本青年たちの企画・運営により、在日ASEAN各国大使館関係者および一般参加者に第43回事業の活動報告を行いました。

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