「世界青年の船」事業

  「世界青年の船(SWY:Ship for World Youth)」は、明治百年記念事業の一つを起源とする青年国際交流事業です。 日本青年と世界各国の参加青年が約1ヶ月間、船上で共同生活をしながら、ディスカッションや文化交流等、様々な活動を行います。寄港地(日本国内)においては、地域実践活動として、地域の人々と共同で実際の課題の解決に向けたプランニングから実践までを行います。

令和7年度(2025年度)事業概要 ~ SWY 2026~

 令和7年度は、参加青年がタイに集合しバンコク港を出港した後、約1ヶ月間の共同生活をしながら、ディスカッションや文化交流等、様々な活動を行います。また、沖縄県、愛知県に寄港し活動を行います。

参加国、日程等の事業概要は以下のPDFをご確認ください。
【世界青年の船事業】事業概要説明資料(PDF形式:1,370KB)PDFを別ウィンドウで開きます

Recruitment of Discussion Facilitator for the Ship for World Youth Program 2026 (SWY 2026)NEW

令和6年度(2024年度)事業概要 ~ SWY 2025~

 令和6年度は、令和5年度に引き続き、船で国内航路を周り、約1ヶ月間の共同生活をしながら、ディスカッションや文化交流等、様々な活動を行いました。

参加国

 令和6年度は、下記のとおり、日本を含む13か国から日本参加青年77名、外国参加青年95名の計172名が参加しました。

  • アルジェリア
  • オーストラリア
  • ブラジル
  • ジブチ
  • エジプト
  • オマーン
  • パナマ
  • ペルー
  • ポーランド
  • セネガル
  • スリランカ
  • スウェーデン
  • 日本

事業内容

 令和7年1月24日から2月21日の計29日間のプログラム期間中、参加青年は、東京プログラム、船上活動及び寄港地活動(地域訪問活動及び地域実践活動)などの活動を行いました。

東京プログラム

  • (1)プログラム期間
    2025年1月24日(金)~27日(月)(4日間)
  • (2)東京プログラムにおける活動
    • 参集式
    • オリエンテーション
    • 都内視察
    • コース・ディスカッション
    • 委員会活動
    • 自主活動


都内視察 (浅草寺)


自主活動 (抹茶体験)


船上活動

  • (1)プログラム期間
    • 2025年1月28日(火)~2月1日(土)、2月4日(火)~2月7日(金)、2月13日(木)~2月21日(金) (18日間)
  • (2)船上活動における活動
    • コース・ディスカッション
    • ナショナル・プレゼンテーション
    • ピア・ラーニングセミナー
    • All-PYAll Participating Youths) セミナー
    • スポーツ&レクリエーション
    • 自主活動
    • 委員会活動
    • 成果発表会
    • 解散式


ピア・ラーニングセミナー


ナショナル・プレゼンテーション


寄港地活動

地域訪問活動(静岡県)

 静岡県の寄港地活動では、2日間の地域訪問活動を行いました。地域訪問活動では、地域の魅力や日本の文化を体感するとともに、地元の青年との交流を図るべく、施設訪問等の各種活動を実施しました。

  • (1)プログラム期間
    2025年2月2日(日)~3日(月)(2日間)
  • (2)地域訪問活動における活動
    • 施設訪問
    • 学校訪問
    • 船上レセプション


施設訪問(循環型農業施設で
羊毛を使ったマスコット作り体験の様子)


学校訪問において地元高校生と交流する様子


地域実践活動(島根県)

 島根県の寄港地活動では、5日間の地域実践活動を行いました。地域実践活動では、コースディスカッションテーマで分けられた8グループが、社会課題の解決に取り組む地域のNPOや地元企業等における体験・意見交換等を通じてテーマに係る理解を深めながら、課題解決について自分たちの考えを発表する活動を実施しました。

  • (1)プログラム期間
    2025年2月8日(土)~12日(水)(5日間)
  • (2)地域実践活動における活動
    • コースディスカッションテーマの関連施設訪問
    • 表敬訪問
    • 地域実践活動成果発表会


コースディスカッションテーマの
関連施設訪問(伝統的な和紙作り体験の様子)


コースディスカッションテーマの関連施設訪問
(地域課題についての意見交換の結果を発表する様子)


コース・ディスカッション

 参加青年は、多くの国が直面している共通の課題で、地域実践活動の内容と関連があるテーマごとに8つのコースディスカッショングループに分かれ、ディスカッションを行った。各グループのディスカッションテーマは下記のとおり。

  1. Community design utilizing local resources
  2. Inheritance of traditional culture
  3. Quality Education
  4. Environmental conservation
  5. Social inclusion of migrants in local community
  6. Tourism promotion utilizing local resources
  7. Youth Empowerment in rural areas
  8. Quality welfare services


船上でのコース・ディスカッションの様子①


船上でのコース・ディスカッションの様子②


事業報告書