こども霞ヶ関見学デー(令和3年度)
科学技術・イノベーションで目指す未来社会「Society(ソサエティ) 5.0」について学ぼう
「こども霞が関見学デー」は、親子のふれあいを深め、こどもたちが夏休みに広く社会を知る体験活動の機会とするとともに、政府の施策に対する理解を深めてもらうことを目的に、文部科学省を中心に各府省庁などが参加して実施しています。内閣府の令和3年度「こども霞が関見学デー」は、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、オンラインで楽しんでいただくプログラムを準備しました。
開催日時
令和3年8月18日(水)、19日(木) オンライン開催
Society(ソサエティ) 5.0とは?
狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新しい社会の姿です。サイバー空間(インターネットなどの仮想空間)とフィジカル空間(現実の空間)を合せることで、私たちが暮らす社会の問題を解決し、目指す社会の姿として第5期科学技術基本計画(平成28~平成32年度)で提唱されました。
Society(ソサエティ) 5.0が実現する社会
これまでの情報社会(Society 4.0)では知識や情報が共有されないため、様々な分野での連携が不十分であるという問題がありました。人が行う能力に限界があるため、あふれる情報から必要な情報を見つけて分析する作業が負担であったり、年齢や障害などによる労働や行動範囲に制約がありました。また、少子高齢化や地方の過疎化などの課題に、十分に対応することが困難でした。
Society 5.0で実現する社会は、インターネットで全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出すことで、これらの課題や困難を克服します。また、人工知能(AI)により、必要な情報が必要な時に提供されるようになり、ロボットや自動走行車などの技術で、少子高齢化、地方の過疎化、貧富の格差などの課題が克服されます。社会の変革(イノベーション)を通じて、社会の課題を解決し、一人一人が快適で活躍できる社会になります。
Society(ソサエティ) 5.0 科学博 サイバー展示
Society 5.0 科学博の展示を実際に会場で鑑賞しているような臨場感あふれるバーチャルな体験ができます。「科学技術のフロンティア~宇宙と海洋~」「Society 5.0の未来像」「Society 5.0への軌跡」などいろいろなコーナーをのぞいてみましょう。(※東京スカイツリータウン会場のメイン展示は終了しました)
Society 5.0 科学博 サイバー展示はこちらから(移動ページ)
動画で学ぶ Society(ソサエティ) 5.0
Society 5.0について理解をすすめていただくための動画を制作しました。Society 5.0が実現する未来の社会を見てみましょう。