ムーンショットパーク
~見て!触れて!感じる!新・未来~
大阪・関西万博「フューチャーライフエクスペリエンス(FLE)」にて、ムーンショットが目指す未来社会について“見て!触れて!感じる!”をテーマにした体験・体感型の展示を行います。
展示概要
会場:フューチャーライフエクスペリエンス 期間展示

展示内容とスケジュール:7/22~9/15(8週間)
週ごとに展示内容が入れ替わります。下記展示スケジュール表をご参照ください。展示内容の詳細は、展示タイトルをクリックすると御覧頂けます。
期間中、展示内容の入れ替えのために、休館日を設けています。ご来場される際は、下記スケジュールで休館日をご確認の上、お越しください。
展示期間 | 展示タイトル |
---|---|
7/22~7/28 休館日:7/22 |
|
7/29~8/4 休館日:7/29 |
|
8/5~8/11 休館日:8/5 |
|
8/12~8/18 休館日:8/12 |
|
8/19~9/1 休館日:8/19、9/1 |
|
9/2~9/15 9/15は19時で展示終了 |
FLE期間展示参加者:
内閣府科学技術・イノベーション推進事務局
/国立研究開発法人科学技術振興機構
/国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
/生物系特定産業技術研究支援センター
/国立研究開発法人日本医療研究開発機構
展示紹介
展示タイトル:Cybernetic being Life
人々が自分の能力を最大限に活かしたり、他の人々と技能や経験を共有できるサイバネティック・アバターという「もうひとつの身体」を開発しています。本展示のコンセプトは「新しい身体でどんな能力を手に入れる?--分身ロボットを活用して身体の制約を超えて自在に旅をしたり働いたり、身体が動かなくても脳波で操作するロボットアームで日常生活を取り戻したり、年老いても軽やかに動ける身体を手に入れたり、アスリートや職人などの高度なワザを自分の身体に取り込んで活躍したり、他人の人生経験を自分の生きる糧にしたり--2050年の未来を見据え、障害の有無や年齢・性別・人種の壁を超えて、誰もがサイバネティック・アバターによって「もう一つの身体」を手に入れて活躍できる社会を生み出すための研究開発と社会共創の取り組みを紹介します。自分の「身体」を拡張して活躍できるようになる未来の可能性を体験してみてください。
展示イメージ

詳細はこちら→Cybernetic being Life|国立研究開発法人科学技術振興機構
展示タイトル:生体内サイバネティック・アバターと歩む未来の健康社会
安全・安心・ゆとりをもった生活を送るには、健康であることが大事です。わたしたちは、「生体内サイバネティック・アバター(生体内CA)」という小さなアバターを使って、健康状態を調べたり、必要な薬を患部へピンポイントで届けたりする技術を開発しています。2050年には、誰もがこのアバターを使い、体の中の状態をリアルタイムで確認できるようになり、家にいながら健康管理ができる世界を目指します。
本展示では、最先端の体内アバター技術の展示をみるだけではなく、自分では見ることのできない体内の様子をみて、健康や体内アバターを身近に感じる体験をしてみてください。
展示イメージ

詳細はこちら→生体内サイバネティック・アバターと歩む未来の健康社会|国立研究開発法人科学技術振興機構
展示タイトル:慢性炎症ハンターズ ~100歳まで健康に生きられる未来へ~
活動の制限や慢性疾患がなく、健康を自覚して生きられる期間を「健康寿命」と呼びます。
ムーンショット目標7では、平均寿命と健康寿命の差、すなわち病気になったり、介護が必要になったりする期間である「不健康時間」を限りなくゼロに近づけ、誰もが健康で長生きできる社会を目指しています。
本展示では、ゲームを通して、目標7のキーワードである「慢性炎症」を分かりやすく説明します。
展示イメージ

詳細はこちら→慢性炎症ハンターズ ~100年まで健康に生きられる未来へ~
展示タイトル:挑戦を後押しする未来のロボットパートナー
使う人に合わせて形や機能を変えられるロボットたちを開発しています。このロボットたちは、旅行やスポーツ、買い物など、いろいろな場面でユーザーに寄り添い、その人に合わせたサービスを提供してくれます。2050年には、ロボットが人を優しく支え、ときには背中をそっと押してくれることで、すべての人が活発に活動できる社会を目指します。
本展示では、みんなの「できるかも」「やってみよう」という気持ちを向上させるAIロボットや、ヒトの状態に応じてアシストを提供する適応自在AIロボットを紹介します。
展示イメージ

動画はこちら→挑戦を後押しする未来のロボットパートナー動画
展示タイトル:ようこそ!ロボットと共に歩む2050年の未来へ
2050年までにAIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットの実現を目指しています。ロボットが陰ながら我々を見守り、能力に応じた適切な気づきのサポートをしてくれるAIを開発し、皆が前向きに生きていける社会を実現するための技術について、研究をしています。
本展示では、「運動透視テクノロジー」を体験いただきます。私たちは普段何気なく運動していますが、そのときどのように筋肉は動いているのか、骨はどうなのか、足の裏にはどんな力がかかっているのか、そのようなものを透視するテクノロジーをぜひ楽しんでください。そしてそのテクノロジーは、私たちの未来の姿までも映し出してくれます。さらにそれらのデータを基にロボットを動かすことで、私たちに的確な「気づき」をもたらしてくれます。自分の動きを透視して、どんな将来が待っているのか、自分の望む将来を目指すための気づきをぜひ体験してみてください。
展示イメージ

展示タイトル:ロボットに触れて、人・ロボット共生社会を体験しよう
柔軟な機械ハードウェアと多様な仕事を学習できる独自のAIとを組み合わせたロボット技術を研究しています。2050年には、家事、接客はもとより、人材不足が迫る福祉、医療などの現場で、人と一緒に活動し、安心感を与えられる情緒的なコミュニケーションが可能な汎用型AIロボットの実現により、人・ロボット共生社会を目指します。
本展示では、世界最先端の人間協調AIロボット(スマートロボットAIREC )の、家事、介護、医療分野における人支援のデモンストレーションをご覧いただくだけではなく、ロボットの腕の動きの柔らかさを体験してみてください。
展示イメージ

展示タイトル:街中に溶け込んだ未来の健康診断を体験しよう
超早期に疾患の予測・予防を行うために体の中で臓器(内臓)がどのように働いているかをAIや数学のモデルで調べています。
2050年には、健康診断で採血を行わなくても、糖尿病や併発疾患についての情報が本人にフィードバックされ、超早期の段階で正常に回復することが一般的となる社会の実現を目指します。
本展示では、毎日の身だしなみをチェックするように、気軽に健康を確認できる最新のモニターを使った未来の健康診断を体験してみてください。
展示イメージ

展示タイトル:ロボットがつくる月面世界で、何がしたい?
近い将来、人類が月面に長期滞在するための拠点を構築する時代がやってきます。月面という人が活動することが難しい環境において、拠点構築の担い手となるAIロボットの開発を目指しています。
本展示では、月面シーンの映像投影とロボットデモにより、AIロボットが構築する未来の月面都市のイメージを体感することができます。「月に行って何をする?」そんな想像を膨らませてみてください。
展示イメージ


展示タイトル:量子コンピュータってどんなもの?
量子的な誤りを修正しながら正しく動く「誤り耐性型汎用量子コンピュータ」を作る研究をしています。今のコンピュータでは難しい大規模な計算を早く正確に実現するために、特にハードウェアやソフトウェア、ネットワークの技術に焦点を当てています。2050年には科学技術・経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる量子コンピュータの実現を目指します。
本展示では、超伝導型量子コンピュータの1/2模型を実際にご覧いただきつつ、量子コンピュータでどんなことが可能になるのか分かりやすく解説します。

展示タイトル:フュージョンエネルギーで実現する未来社会を考えよう
太陽と同じ原理でエネルギーを生み出すフュージョンエネルギーの研究をさらに進めるために、画期的な技術の開発に挑戦しています。2050年までに、フュージョンエネルギーをいろいろな場所や方法で活用し、環境にやさしく、資源不足を心配せずに、すべての人が活発に活動できる社会の実現を目指します。
本展示では、フュージョンエネルギーの活用によって、2050年の未来社会がどのように変化し、私たちの生活や社会にどのような新しい可能性が生まれるのかについて紹介します。
展示タイトル:あなたの「想い」が届く未来、もうすぐそこに:自在ホンヤク機の世界 ~脳波が映す、こころのつながり~
気持ちや考えをうまく伝えられるように助けてくれる「自在ホンヤク機」を開発しています。脳と身体の研究を通して、個人やグループの交流を支援する方法を考案しています。2050年には、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現することを目指しています。
本展示では、最先端の脳波計測・解析技術を使って、こころの変化やシンクロ状態を様々な表現(音・光・振動)で可視化し、感じていただきます。
展示イメージ

展示タイトル:アバターランドで楽しもう!~サイバネティック・アバターと共に生きる未来社会~
利用者の反応をみて行動するホスピタリティ豊かな「サイバネティック・アバター(CA)」を開発しています。このアバターを自在に操作できることで、高齢者や離れた場所にいる人でも、教育や医療の仕事を助けるなど、社会とつながることができます。2050年には誰もが自分の能力を大きく拡張して活躍できる社会の実現を目指します。
本展示では、CAによる案内サービスや対話サービス、さらにはCAの遠隔操作などを紹介します。”アバター”と”ヒト”が共に生きる未来社会を楽しみながら体験してみてください。
展示イメージ

展示タイトル:脳波でゲームをコントロール!ブレインピック体験
人間が運動した際の脳波の変化をAIで読み取り、手足を使わずにアバターや機械を動かす未来のマシン「Brain-Computer Interface(BCI)」の研究をしています。これを使うことで、脳の怪我や病気で失った機能を復元し、回復するなど医療やヘルスケアへの展開も期待されています。 2050年にはBCIを使って、生産性向上と健康管理のどちらも実現できる未来を目指しています。
本展示では、マウスやキーボードを使わずに、頭の中で動きを念じるだけでキャラクターを動かすことができます。フォートナイトのなかに作られた特設スタジアムで走行距離を競いましょう。
展示イメージ

展示タイトル:未来のてるてる坊主ってどんなカタチ?
ゲリラ豪雨や線状降水帯による被害を減らすための研究を進めています。気象シミュレーションや現地観測、実験をもとに豪雨を弱める方法を開発し、社会に受け入れられるリアルタイム調整型の制御システムを構築します。このシステムで豪雨の強さや頻度をコントロールし2050年までに、安全で自然と調和した社会の実現を目指します。
本展示では、豪雨制御技術が私たちの暮らしや社会にどのような未来をもたらすのか、2050年を生きる人の目線にたったアニメーション作品を通じて体感することができます。また、豪雨制御を実現するための技術として、洋上カーテンを模擬した風洞実験を見て頂くことができます。豪雨が鎮まることを願う“未来のてるてる坊主”を体験してみてください。
展示イメージ

展示タイトル:台風を脅威から恵に
甚大な被害の削減や人命を守ることを目的として、人為的に台風の勢力を弱める「台風制御」の研究に取り組んでいます。さらに、台風のエネルギーを奪って利活用する「台風発電」の技術開発も進めています。台風の脅威から解放された、安全で豊かな社会の実現を目指し、2050年までに台風を「脅威」から「恵み」へと変えることを目標としています。
本展示では、実際の台風を標本化し、記録データをもとに巨大地図上で再現走行。「もしも台風制御ができたら?」「もしも台風で発電ができたら」という仮想の一手で、進路や勢力の変化を体感できます。さらに、研究者が選んだ「印象深い台風」をミニチュアモデルで展示します。形や大きさの違いを見比べながら、あなたの“注目の台風”を見つけてください。
展示イメージ

展示タイトル:未来の地球は変えられる!~技術の力で解決しよう(温暖化や食料問題)~
この100年間で人類の生活はとても便利になりました。一方で、大量生産と大量消費によって、大気中への多くの二酸化炭素の排出や海洋に流出するマイクロプラスチックの問題を引き起こしています。特に、近年では地球温暖化を起因とする気候変動の影響が世界各地で甚大化しており、将来の食料不安も抱える状況となっています。
本展示で、ムーンショット目標4(地球環境の再生)と目標5(食料問題の解決)によって地球環境を回復させながら都市文明が発展していく道のりを体験してみてください。
展示イメージ

詳細はこちら→ムーンショット目標4&5展示紹介|国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構