科学・技術フェスタ2013 > ブース紹介

立命館高等学校①

焼き付けた後のTiO₂膜 これに色素を吸着させて負極とする(写真)

焼き付けた後のTiO₂膜 これに色素を吸着させて負極とする


色素増感太陽電池(写真)

色素増感太陽電池


光を当てたときの発電量の測定の様子(写真)

光を当てたときの発電量の測定の様子


色素増感太陽電池の作製とその発電効率の条件

色素増感太陽電池は次世代の太陽電池として注目されているが、発電時間に限りがある、発電効率が低いなど、問題点も多くあります。そこで、効率よく発電するためにはどうすればよいのか研究をしています。
現在TiO₂膜について研究をしています。TiO₂膜の表面は多孔質なので、表面積が広くなり、効率よく光を吸収することができます。今まで、焼きつけの温度や時間など、条件の違いによる発電量の計測の違いを検討してきました。さらに、導電性ガラスとTiO₂膜の接着に、ポリエチレングリコール(PEG)が必要ということも分かっています。そこで今回は、実際に電子顕微鏡を用いてTiO₂膜の表面を観察し、PEGの量の違いによる表面積の数値解析を行いました。