中山間地域における道の駅等を拠点とした自動運転サービス常陸太田市における自動運転サービスの長期実証実験を開始~全国で初めて自動運転車と路線バスの連携による運行システムの検証~


令和元年6月19日
政策統括官(科学技術・イノベーション担当)
プレスリリース

内閣府・国土交通省は、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「自動運転(システムとサービスの拡張)」における取組の1つとして、茨城県常陸太田市の高倉地域交流センターを拠点として、自動運転車と路線バスが連携した運行システムの検証等を行うため、6月23日(日)から長期の実験(29日間)を実施します。

内閣府・国土交通省では、高齢化が進行する中山間地域における人流・物流の確保のため、「道の駅」等を拠点とした自動運転サービスの2020年までの社会実装を目指し、平成29年度より実証実験を実施しています。

このうち、茨城県常陸太田市においては、道の駅「ひたちおおた」を拠点として、地域の足の確保や高速バスの貨客混載事業との連携等の検証を目的として、平成29年11月19日から25日(7日間)の短期の実証実験を実施したところです。

今般、高齢化の課題が特に顕著である山間部の高倉地区において、地域の公民館機能などを有する高倉地域交流センターを拠点として、長期間(29日間)の実証実験を行うこととし、自動運転に対応した道路空間のあり方や、路線バスと連携した運行管理・予約システム等の検証を行います。

  • 実施主体:道の駅「ひたちおおた」を拠点とした自動運転サービス実証実験地域協議会
  • 運行車:高倉地域づくりの会(現在実施している自家用有償輸送の運用ノウハウを活用)
  • 運行管理システム:茨城交通(株)が運行する路線バスと一体となった予約システムを実証

【実験概要】

1.実験期間  :令和元年6月23日(日)~7月21日(日)

2.実験ルート :高倉地域交流センター~高倉郵便局~久保田橋バス停

※報道機関の方で取材をご希望の方は6月21日(木)17時までに関東地方整備局まで申し込みください。

詳細は国土交通省報道発表を御覧ください。

問合せ先

SIP自動運転(システムとサービスの拡張)について
内閣府 政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付 SIP自動走行システム担当(古賀、村田、畑崎、田中)
電 話:03-6257-1314(直通)
 FAX:03-3581-9969

中山間地域における道の駅等を拠点とした自動運転サービスについて
国土交通省 道路局道路交通管理課 ITS推進室 馬渡・上原
(代表)TEL:03-5253-8111 (課直通)TEL:03-5253-8484 FAX:03-5253-1617

常陸太田市における長期実証実験について
国土交通省 関東地方整備局 道路部 道路計画第二課 吉田・小野寺
(課直通)TEL:048-600-1342 FAX:048-600-1385