戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)における新型コロナウイルス感染症による影響について


令和2年7月9日
政策統括官(科学技術・イノベーション担当)
プレスリリース

 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期の各課題に参画している740研究機関に対して、新型コロナウイルス感染症による影響を調査した結果、6月19日時点で、概ね以下の状況であることが分かりました(別紙1、参考資料参照)。

  • 新型コロナウイルス感染症による今年度の計画に対しての遅れ 今年度の計画に対しての遅れが約1か月間以下と回答した研究機関が約70%となった一方、 3か月以上と回答した研究機関が10%強あった。
  • 新型コロナウイルス感染症による今年度目標達成見込みについて 今後の挽回も含め、目標時期への影響が少ないと回答した研究機関が75%以上を占める一 方、3か月程度以上の期間見直す必要があると回答した研究機関が約8%あった。
  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のための出勤制限について 令和2年6月19日時点において、85%以上の研究機関が必要に応じて出勤可能とした一方、 8%の研究機関からは原則テレワークであり、余程の理由がないと出勤できないとの回答を得 ており、一部において新型コロナウイルス感染症により研究場所に立ち入れない等の影響が 残っていることが分かった。
  • 新型コロナウイルス感染症により支障となっている業務内容等 2割以上の研究機関が会議打ち合わせ、出張等の移動制限が支障となっていると回答してお り、2割弱の研究機関が実験場所について支障となっていると回答していることから移動の制 約が一定程度残っていると考えられる。
  • 別紙1:SIP 第2期における新型コロナウイルス感染症に係る影響調査結果速報(PDF形式:588KB)PDFを別ウィンドウで開きます

    問合せ先

    内閣府 政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付
    佐々木、山崎、友永
    電 話:03-6257-1332(直通)