自動運転移動サービスの実用化並びに横展開に向けた環境整備 道の駅「赤来高原」を拠点とした自動運転サービスの長期実証実験を開始
令和2年8月21日
政策統括官(科学技術・イノベーション担当)
プレスリリース
内閣府・国土交通省は、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「自動運転(システムとサービスの拡張)」における取組の1つとして、島根県飯石郡飯南町の道の駅「赤来高原」を拠点とした自動運転サービスの長期実証実験を、9月1日(火)から10月10日(土)まで実施します。
内閣府・国土交通省では、高齢化が進行する中山間地域における人流・物流の確保のため、「道の駅」等を拠点とした自動運転サービスの社会実装を目指し、平成29年度より実証実験を実施しています。
島根県飯石郡飯南町の道の駅「赤来高原」においては、平成29年11月11日から17日までの短期間(7日間)の自動運転サービスの実証実験を実施し、走行環境や社会的受容性、地域への効果などについて検証を行ったところです。
同町では、自動運転サービスの本格導入により、地域における将来的な高齢者等の移動手段の確保や外出機会の創出、それに伴う健康増進などを期待しているところです。
今般、自動運転に対応した道路空間等の整備、地域の実情に応じた運行管理システムやビジネスモデルの構築に向け、長期間(40日間)の実証実験を行うこととしましたので、お知らせします。
【実験概要】
1.実験期間 :令和2年9月1日(火)~10月10日(土)(40日間)
2.実験ルート :
(1)赤名宿ルート(約2.7km)
道の駅「赤来高原」~赤名地区民家連担地
(2)リンゴ園ルート(約1.5km)
道の駅「赤来高原」~観光リンゴ園
詳細は国土交通省報道発表を御覧ください。
国土交通省報道発表:
中山間地域における道の駅等を拠点とした自動運転サービス 道の駅「赤来高原」を拠点とした自動運転サービスの長期実証実験を9月1日(火)から開始します(PDF形式:799KB)
問合せ先
<戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「自動運転」について>
内閣府 政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付
SIP自動運転担当(古賀、村田、畑崎、田中、松本)
電話:03-6257-1314(直通)
<中山間地域における道の駅等を拠点とした自動運転サービスについて>
国土交通省 道路局道路交通管理課
ITS推進室 野津・成島・中野・中元
電話:03-5253-8111(代表) 電話:03-5253-8484(課直通)
<島根県飯石郡飯南町における長期実証実験について>
国土交通省 中国地方整備局
道路部交通対策課 山口・小田
電話:082-221-9231