「第2回 KYOTO楽Mobiコンテスト」 の優秀作品が決定~交通環境情報を活用した社会課題解決アプリコンテスト~
令和4年12月16日
科学技術・イノベーション推進事務局
プレスリリース
内閣府はSIP自動運転(注1)の一環で、京都市及び協賛企業の協力の下、モビリティ分野の様々なデータを活用して京都の観光・交通の課題解決を図るアプリコンテスト「第2回 KYOTO楽Mobiコンテスト』の最終選考会を開催しました。
その結果、優秀なアプリ、アイデアに対して、歩くまち・京都賞(京都市長賞 アプリ開発部門)、SIP自動運転賞(内閣府科学技術・イノベーション推進事務局長賞 アプリアイデア部門)などの表彰が行われました。
1.最優秀賞
交通環境情報や車両プローブ情報等のモビリティ分野の様々なデータを活用し、人や物の移動を効率化、円滑化することで京都の観光や交通に関する課題の解決に資する多くのアプリやアイデアの応募がありました。その中からSociety 5.0の実現に向けた有効性、MD communet®(注2)を通じた交通環境情報の統合的な活用、地域の課題解決への貢献等の観点から、最も優れた作品として以下の作品が表彰されました。
・Society5.0に向けたモビリティデータ利活用セミナー
今日モビリティは高度に知能化しており、単なる渋滞情報だけではなく、路面の状態やある地点のピンポイントな天候、センサーを通じた街の様々なデータなどを保有しています。Society5.0の世界では、様々な社会課題の解決に向け、こうした膨大なデータの利活用が考えられます。本セミナーでは、モビリティのプローブデータの活用実績や今後の可能性について、エキスパートを交えて議論します。また、KYOTO楽Mobiコンテストを通じて得られた実践的な学びについて、同コンテストのデータ提供者・データ活用者の声をお届けします。
□歩くまち・京都賞(京都市長賞 アプリ開発部門)
受賞者:B&T 石川 勇樹
作品名:交通状況をリアルタイムに反映してスマートシティを実現する乗換案内アプリ
□SIP自動運転賞(内閣府科学技術・イノベーション推進事務局長賞 アプリアイデア部門)
受賞者:横浜国立大学 交通と都市研究室 古川泰地
作品名:Connected Signage
2.各部門賞
また、京都の観光や交通に関する課題の解決に資する優秀なアプリやアイデアに対して、以下のとおり協賛企業等から表彰されました。
□京都地域伴走賞(Sponsored by 京信QUESTION)
受賞者:東 誠晃
作品名:京都タウンレイヤーマップ アプリ
□交通事業者支援賞(Sponsored by ヴァル研究所)
受賞者:横浜国立大学 交通と都市研究室 古川泰地
作品名:Bus Update Navigator
□リアルタイム交通情報活用賞(Sponsored by NAVITIME)
受賞者:横浜国立大学 交通と都市研究室 古川泰地
作品名:Bus Update Navigator
□生活・観光共存支援賞(Sponsored by 京都市観光協会)
受賞者:東京都立産業技術大学院大学 行動科学研究所
武蔵恵理子、廣野徹、丸山博之、細田貴明
作品名:ゆっくり観たくなるアプリ-Suiterun-
□混雑情報活用賞(Sponsored by ヤフー)
受賞者:株式会社Qwi
作品名:京の玉手箱
□物流事業者支援賞(Sponsored by 矢崎エナジーシステム)
受賞者:B&T 石川 勇樹
作品名:交通状況をリアルタイムに反映してスマートシティを実現する乗換案内アプリ
□道路交通情報活用賞(Sponsored by あいおいニッセイ同和損害保険)
受賞者:横浜国立大学 交通と都市研究室 古川泰地
作品名:Bus Update Navigator
3.コンテストの詳細
コンテストに関する詳細については、以下のリンクを参照ください。
注1)SIP自動運転: 戦略的イノベーション創造プログラム第2期自動運転(システムとサービスの拡張)
詳細は、自動運転(システムとサービスの拡張) SIP-adus Automated Driving for Universal Serviceを参照ください。
注2)MD communet: SIP自動運転が進めているモビリティ分野関連のデータを集約した官民連携でのサービス創出のためのポータルサイト。Society5.0に基づいた持続可能な社会システムの実現につながる取組。
詳細は、MD communet(移動ページ)を参照ください。
問合せ先
イベントに関するお問合せ
株式会社三菱総合研究所 スマート・リージョン本部
〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号
「第2回 KYOTO楽Mobiコンテスト」事務局
担当:小宮山、内田、小津、林
E-mail: info-sip-kanko-5@mri.co.jp
電話番号:03-6858-3697
※現地(京都の会場)における取材をご希望のメディア関係者の方は、上記お問合せ先へご連絡ください。
SIP自動運転について
内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局
SIP自動運転担当(平岡、木村)
電話:03-6257-1334(直通)
NEDOについて
NEDO ロボット・AI部モビリティグループ(桂木、田辺、田中)
電話:044-520-5241(部直通)