SIP「スマート防災ネットワーク」シンポジウム2024を10月29日(火)に開催
令和6年10月10日
科学技術・イノベーション推進事務局
プレスリリース
内閣府と国立研究開発法人防災科学技術研究所(理事長:寶 馨)は、10月29日(火)、SIP「スマート防災ネットワーク」シンポジウム2024をハイブリッド形式にて開催します。(会場:TKPガーデンシティ仙台 WEB配信:zoomウェビナー)
このシンポジウムでは、戦略的イノベーション創造プログラム(以下「SIP」という。)第3期における防災DX(デジタルトランスフォーメーション)の最新の研究開発状況を紹介し、専門家による多角的な議論を通じてデータ連携技術の構築に向けた取組を参加者の皆さまへ共有します。
1.日時
2024年10月29日(火) 13時30分~17時30分(予定)
2.会場
TKPガーデンシティ仙台 ホール21(C+D)
(〒980-6130 宮城県仙台市青葉区中央1-3-1 AER 21階)
3.参加申込
※事前参加申込みが必要です。
会場:定員150名
WEB配信:zoomウェビナー 定員500名
下記の申込みフォームからお申込みをお願いします。
参加申込みフォーム
※定員に達し次第、申込みを締め切ります
4.主催
内閣府、国立研究開発法人防災科学技術研究所
SIP第3期における課題「スマート防災ネットワークの構築」では、巨大地震や頻発化・激甚化する風水害等に対し、企業・市町村の対応力の強化、国民一人ひとりの命を守る防災行動、関係機関による迅速かつ的確な災害対応を実現するとともに、社会全体の被害軽減や早期復興を図ることを目指し、現実空間とサイバー空間を高度に融合させ、先端ICT、AI等を活用した「災害対応を支える情報収集・把握の高度化」と「情報分析結果に基づいた個人・自治体・企業による災害への対応力の強化」の研究開発に取り組んでいます。
課題「スマート防災ネットワークの構築」では、防災DXを推進し、研究開発を進めるサブ課題間のデータソースやシステムを連携させることで、迅速な情報収集と分析、精度の高い被害評価及びリスク評価、さらにリアルタイムでの情報共有を実現することを目指しています。これにより、より迅速かつ効果的な災害対応が可能になります。
このシンポジウムでは、最新の研究開発状況を紹介し、専門家による多角的な議論を通じてデータ連携技術の構築に向けた取組を参加者の皆さまへ共有します。
プログラム
時間 | 内容 |
---|---|
13:30~13:40 | 開会 開会挨拶 ○楠 浩一 プログラムディレクター 東京大学 地震研究所 災害科学系研究部門 教授 ○南部 智一 内閣府 政策参与・プログラム統括 |
13:40~14:10 | 特別講演 「みんなで助かるために、使いやすいデータとプラットフォームを」 ○柴田 健剛 日本放送協会 コンテンツ戦略局企画管理センター (デジタル戦略担当) 副部長 「防災DXで可能となる災害対応の高度化」 ○国崎 信江 株式会社危機管理教育研究所 代表 |
14:10~14:45 | 「SIP『スマート防災ネットワークの構築』概要紹介」 ○楠 浩一 プログラムディレクター 東京大学 地震研究所 災害科学系研究部門 教授 「SIP防災技術の社会実装推進とビジネス展開に向けた新しい取組~SIP防災技術利活用検討会、活動開始!~」 ○臼田 裕一郎 サブ・プログラムディレクター 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 総合防災情報センター センター長 「防災DXをめざして~データ連携技術の構築に向けて」 ○重野 寛 サブ・プログラムディレクター 慶應義塾大学 理工学部情報工学科 教授 |
14:45~15:30 | サブ課題研究開発紹介 「サブ課題A 災害情報の広域かつ瞬時把握・共有」 ○田口 仁 研究開発責任者 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 先進防災技術連携研究センター研究統括 「サブ課題B リスク情報による防災行動の促進」 ○山田 朋人 研究開発責任者 北海道大学 大学院工学研究院 教授 「サブ課題C 災害実動機関における組織横断の情報共有・活用」 ○伊勢 正 研究開発責任者 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 先進防災技術連携研究センター 研究統括 |
15:30~15:50 | 質疑応答 |
15:50~16:05 | 休憩 |
16:05~16:50 | サブ課題研究開発紹介 「サブ課題D 流域内の貯留機能を最大限活用した被害軽減の実現」 ○角 哲也 研究開発責任者 京都大学 防災研究所 特定教授 サブ課題E 防災デジタルツインの構築 「研究開発テーマE-1-1 防災デジタルツイン自動作成による災害シミュレーション自動実行システムの構築」 ○大石 哲 研究開発責任者 神戸大学 都市安全研究センター 教授 「研究開発テーマE-1-2 津波災害デジタルツインの構築とスマート・レジリエンスの実現」 ○越村 俊一 研究開発責任者 東北大学 災害科学国際研究所 教授 |
16:50~17:05 | 「SIP『スマートインフラマネジメントシステムの構築』紹介」 ○久田 真 プログラムディレクター 東北大学大学院 工学研究科インフラ・マネジメント研究センター センター長 |
17:05~17:25 | 質疑応答 |
17:25~17:30 | 閉会挨拶 ○川上 大輔 内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局 審議官 |
17:30 | 閉会 |
(注)当日の進行により、発表順、発表時間等に変更が生じる場合がございます。
(問合せ先)
○本シンポジウムについて
国立研究開発法人防災科学技術研究所
戦略的イノベーション推進室 江木
電 話:029-863-7759 メール:sip3_resilience@bosai.go.jp
○戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)について
内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局
インフラ・防災担当 宮本、小室、加藤
電 話:03-6257-1331(直通)