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第4回 高齢者の生活と意識に関する
国際比較調査の結果について
◎ 調査の概要
  1 調査の目的、2 調査の方法等、3 調査客体の基本属性

◎ 調査結果の概要

  (家庭生活に関して)
  1 子供や孫とのつきあい方
   −タイ、韓国、日本は、「いつも一緒に生活できるのがよい」(タ
    イ61.1%、韓国54.6%、日本54.2%)。−

  (職業生活に関して)
  2 就労の継続を希望する理由
   −日本は、「収入が欲しいから」(45.8%)。ドイツは「仕事
    そのものが面白いから」(46.5%)。−

  (地域での社会生活に関して)
  3 社会とのかかわり
   −「教養・文化、スポーツ、社会奉仕などを通じ、社会とのかかわ
    りを持って生活したい」各国中、日本が最大(72.1%)。−

  4 「宗教活動」「茶話会、ダンスパーティーなどの社交的な集い」
    「地域でのボランティア活動」、「老人のグループ活動」への参
     加状況

   −「全く参加していない」、日本、各国中もっとも低調。−

  (老後の生活に関して)
  5 老後の生活に対するイメージ
   −日本は、「健康が衰えた後の生活」(35.2%)、ドイツ、ア
    メリカは、「仕事から引退した生活」(ドイツ39.2%、アメ
    リカ38.0%)。−

  6 老後の生活費に対する考え方
   −日本は、「働けるうちに準備し、家族や公的な援助には頼らない」
    (46.6%)。−

  7 自分と同年配の人に比べて幸せか
   −「自分は幸せである」、日本が、各国中最高(46.1%)。−

  8 生活上の不安感
   −全般的に、日本、タイ、韓国で高い。−

  9 介護に対する不安感
   −「不安になることがよくある」のは、韓国(26.7%)、タイ
    (26.4%)、日本(17.8%)。−

  (住宅に関して)
  10 身体機能が低下した場合の「住宅の住みやすさ」と「住まい」
   −「問題がある」、日本(71.0%)。各国中(21.5%〜6
    1.4%)で最高。−

  (生活全般に関して)
  11 生活の総合満足度
   −「満足している」のは、タイ(61.2%)、ドイツ(52.2
    %)。日本は29.8%。−


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