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第2章 調査結果の概要


 本文における調査対象者については、小学校5年は「小学生」、中学2年は「中学生」、高校2年は「高校生」という。

1 祖父母との接触頻度(問4)

 祖父母との接触頻度についてみると、『ほとんど毎日会う』が33.2%と最も高く、 次いで『年に数回会う』(24.5%)、『月に1〜2回会う』(19.0%)などの順となっている。

 小学生、中学生、高校生別にみると、『ほとんど毎日会う』の割合が各々最も高く、次いで小学生では『月に1〜2回会う』、『年に数回会う』、中学・高校生では『年に数回会う』、『月に1〜2回会う』などの順となっており、『ほとんど毎日会う』、『週に1回以上会う』の割合は、小学生で最も高く、『年に数回会う』の割合は、高校生で最も高くなっている。

 性別にみると、男性は『ほとんど毎日会う』が女性より高くなっている。

 性別、小学生、中学生、高校生別にみると、『ほとんど毎日会う』の割合は、男性では高校生で最も高く、女性では小学生で最も高くなっている。

 都市規模別にみると、『ほとんど毎日会う』は町村で最も高く、『ほとんど会わない』、『年に数回会う』の割合は大都市で最も高くなっている。

 祖父母との居住形態別にみると、『ほとんど毎日会う』の割合は、同居で最も高く、『週に1回以上会う』、『月に1〜2回会う』の割合は、近居で最も高く、『ほとんど会わない』、『年に数回会う』の割合は別居で最も高くなっている。

表1 祖父母との接触頻度(問4)

  総数 ほとんど
毎日会う
週に1回
以上会う
月に1〜2
回会う
年に数回
会う
ほとんど
会わない
なくなっ
ている
無回答
総数 2,940 976 253 558 719 286 79 69
100.0 33.2 8.6 19.0 24.5 9.7 2.7 2.3
小学生 960 341 130 199 157 108 12 13
100.0 35.5 13.5 20.7 16.4 11.3 1.3 1.4
中学生 954 322 65 198 260 57 23 29
100.0 33.8 6.8 20.8 27.3 6.0 2.4 3.0
高校生 1,026 313 58 161 302 121 44 27
100.0 30.5 5.7 15.7 29.4 11.8 4.3 2.6
性別                
 男性 1,220 439 115 214 275 109 31 37
100.0 36.0 9.4 17.5 22.5 8.9 2.5 3.0
小学生
472 160 66 88 83 61 7 7
100.0 33.9 14.0 18.6 17.6 12.9 1.5 1.5
中学生
434 159 29 85 111 19 10 21
100.0 36.6 6.7 19.6 25.6 4.4 2.3 4.8
高校生
314 120 20 41 81 29 14 9
100.0 38.2 6.4 13.1 25.8 9.2 4.5 2.9
 女性 1,718 536 138 344 444 176 48 32
100.0 31.2 8.0 20.0 25.8 10.2 2.8 1.9
小学生
487 180 64 111 74 47 5 6
100.0 37.0 13.1 22.8 15.2 9.7 1.0 1.2
中学生
520 163 36 113 149 38 13 8
100.0 31.3 6.9 21.7 28.7 7.3 2.5 1.5
高校生
711 193 38 120 221 91 30 18
100.0 27.1 5.3 16.9 31.1 12.8 4.2 2.5
 無回答 2 1 1 -
100.0 50.0 50.0 -
都市規模別                
 大都市 667 133 48 123 217 106 27 13
100.0 19.9 7.2 18.4 32.5 15.9 4.0 1.9
 中都市 709 211 56 135 213 72 13 9
100.0 29.8 7.9 19.0 30.0 10.2 1.8 1.3
 小都市 404 142 41 87 88 34 4 8
100.0 35.1 10.1 21.5 21.8 8.4 1.0 2.0
 町村 1,160 490 108 213 201 74 35 39
100.0 42.2 9.3 18.4 17.3 6.4 3.0 3.4
祖父母との居住形態別                
 同居 1,205 859 47 99 134 39 - 27
100.0 71.3 3.9 8.2 11.1 3.2 - 2.2
 近居 494 103 123 161 77 27 - 3
100.0 20.9 24.9 32.6 15.6 5.5 - 0.6
 別居 1,144 14 82 297 507 218 - 26
100.0 1.2 7.2 26.0 44.3 19.1 - 2.3
 死亡 79 79
100.0 100.0
 無回答 18 1 1 1 2 - 13
100.0 5.6 5.6 5.6 11.2 - 72.2

2 祖父母との同居意向(問5) 

 祖父母との同居意向についてみると、『どちらでもよい』が45.9%と最も高く、次いで『暮らしたい』(32.5%)、『あまり暮らしたくない』(11.2%)『暮らしたくない』(5.9%)などの順となっている。

 小学生、中学生、高校生別にみると、小学生では『暮らしたい』、中学・高校生では『どちらでもよい』の割合が最も高く、次いで小学生では『どちらでもよい』、『あまり暮らしたくない』、中学・高校生では『暮らしたい』、『あまり暮らしたくない』などの順となっており、『どちらでもよい』、『あまり暮らしたくない』、『暮らしたくない』の割合は、高校生で最も高く、『暮らしたい』の割合は、小学生で最も高くなっている。

 性別、小学生、中学生、高校生別にみると、『どちらでもよい』の割合は女性より男性が高く、男性では高校生で最も高く、『あまり暮らしたくない』の割合は男性より女性が高く、女性では高校生で最も高くなっている。

 都市規模別にみると、『暮らしたい』の割合は、都市規模が大きいほど低くなっている。

 祖父母との居住形態別にみると、『暮らしたい』の割合は同居で最も高く、『あまり暮らしたくない』の割合は別居で最も高くなっている。

 祖父母との接触頻度別にみると、『暮らしたい』の割合は、「ほとんど毎日会う」が最も高く、『あまり暮らしたくない』、『暮らしたくない』の割合は、「ほとんど会わない」が最も高くなっている。

表2 祖父母との同居意向(問5)

 
総数
暮らしたい あまり暮ら
したくない
暮らしたく
ない
どちらでも
よい
なくなって
いる
無回答
総数 2,940 955 330 174 1,350 79 52
100.0 32.5 11.2 5.9 45.9 2.7 1.8
小学生 960 459 63 19 392 12 15
100.0 47.8 6.6 2.0 40.8 1.3 1.6
中学生 954 281 122 58 452 23 18
100.0 29.5 12.8 6.1 47.4 2.4 1.9
高校生 1,026 215 145 97 506 44 19
100.0 21.0 14.1 9.5 49.3 4.3 1.9
性別              
 男性 1,220 389 115 65 594 31 26
100.0 31.9 9.4 5.3 48.7 2.5 2.1
小学生
472 211 30 13 204 7 7
100.0 44.7 6.4 2.8 43.2 1.5 1.5
中学生
434 119 53 29 212 10 11
100.0 27.4 12.2 6.7 48.8 2.3 2.5
高校生
314 59 32 23 178 14 8
100.0 18.8 10.2 7.3 56.7 4.5 2.5
 女性 1,718 565 215 109 755 48 26
100.0 32.9 12.5 6.3 43.9 2.8 1.5
小学生
487 247 33 6 188 5 8
100.0 50.7 6.8 1.2 38.6 1.0 1.6
中学生
520 162 69 29 240 13 7
100.0 31.2 13.3 5.6 46.2 2.5 1.3
高校生
711 156 113 74 327 30 11
100.0 21.9 15.9 10.4 46.0 4.2 1.5
  無回答 2 1 1 - -
100.0 50.0 50.0 - -
都市規模別              
 大都市 667 185 107 48 291 27 9
100.0 27.7 16.0 7.2 43.6 4.0 1.3
 中都市 709 218 83 46 341 13 8
100.0 30.7 11.7 6.5 48.1 1.8 1.1
 小都市 404 140 39 22 189 4 10
100.0 34.7 9.7 5.4 46.8 1.0 2.5
 町村 1,160 412 101 58 529 35 25
100.0 35.5 8.7 5.0 45.6 3.0 2.2
祖父母との居住形態別              
 同居 1,205 509 117 54 505 - 20
100.0 42.2 9.7 4.5 41.9 - 1.7
 近居 494 152 55 33 254 - -
100.0 30.8 11.1 6.7 51.4 - -
 別居 1,144 292 157 86 588 - 21
100.0 25.5 13.7 7.5 51.4 - 1.8
 死亡 79 - - - - 79 -
100.0 - - - - 100.0 -
 無回答 18 2 1 1 3 - 11
100.0 11.1 5.6 5.6 16.7 - 61.1
祖父母との接触頻度              
 ほとんど
毎日会う
976 447 90 42 384 - 13
100.0 45.8 9.2 4.3 39.3 - 1.3
 週に1回
以上会う
253 101 26 10 115 - 1
100.0 39.9 10.3 4.0 45.5 - 0.4
 月に1〜2回会う 558 168 69 29 292 - -
100.0 30.1 12.4 5.2 52.3 - -
 年に数回会 う 719 167 100 54 396 - 2
100.0 23.2 13.9 7.5 55.1 - 0.3
 ほとんど会わない 286 60 43 37 144 - 2
100.0 21.0 15.0 12.9 50.3 - 0.7
 なくなっている  79 - - - - 79 -
100.0 - - - - 100.0 -
 無回答 69 12 2 2 19 - 34
100.0 17.4 2.9 2.9 27.5 - 49.3

3 高齢者の年齢イメージ(問6) 

 高齢者の年齢イメージについてみると、『60歳くらいから』が47.5%と最も高く、次いで『70歳くらいから』(33.8%)などの順となっている。

 小学生、中学生、高校生別にみると、各々『60歳くらいから』の割合が最も高く、次いで『70歳くらいから』などの順となっており、『70歳くらいから』の割合は、高校生で最も高くなっている。

 性別、小学生、中学生、高校生別にみると、『70歳くらいから』の割合は、女性の高校生で最も高くなっている。

 祖父母との居住形態別にみると、別居で『60歳くらいから』の割合が最も低く、『70歳くらいから』の割合が最も高くなっている。

表3 高齢者の年齢イメージ(問6)

  総数 40歳く
くらいから
50歳く
くらいから
60歳く
くらいから
70歳く
くらいから
80歳く
くらいから
90歳く
くらいから
100歳
くらいから
歳には関係がない 無回答
総数 2,940 28 188 1,397 995 139 17 19 148 9
100.0 1.0 6.4 47.5 33.8 4.7 0.6 0.6 5.0 0.3
小学生 960 8 84 448 290 65 9 9 44 3
100.0 0.8 8.8 46.7 30.2 6.8 0.9 0.9 4.6 0.3
中学生 954 14 57 459 313 33 7 8 57 6
100.0 1.5 6.0 48.1 32.8 3.5 0.7 0.8 6.0 0.6
高校生 1,026 6 47 490 392 41 1 2 47 -
100.0 0.6 4.6 47.8 38.2 4.0 0.1 0.2 4.6 -
性別                    
 男性 1,220 15 96 583 374 55 10 12 67 8
100.0 1.2 7.9 47.8 30.7 4.5 0.8 1.0 5.5 0.7
小学生
472 6 50 217 132 31 5 6 23 2
100.0 1.3 10.6 46.0 28.0 6.6 1.1 1.3 4.9 0.4
中学生
434 7 24 202 146 10 4 5 30 6
100.0 1.6 5.5 46.5 33.6 2.3 0.9 1.2 6.9 1.4
高校生
314 2 22 164 96 14 1 1 14 -
100.0 0.6 7.0 52.2 30.6 4.5 0.3 0.3 4.5 -
 女性 1,718 13 92 812 621 84 7 7 81 1
100.0 0.8 5.4 47.3 36.1 4.9 0.4 0.4 4.7 0.1
小学生
487 2 34 230 158 34 4 3 21 1
100.0 0.4 7.0 47.2 32.4 7.0 0.8 0.6 4.3 0.2
中学生
520 7 33 257 167 23 3 3 27 -
100.0 1.3 6.3 49.4 32.1 4.4 0.6 0.6 5.2 -
高校生
711 4 25 325 296 27 - 1 33 -
100.0 0.6 3.5 45.7 41.6 3.8 - 0.1 4.6 -
無回答
2 - - 2 - - - - - -
100.0 - - 100.0 - - - - - -
祖父母との居住形態別                    
 同居 1,205 14 88 596 384 50 6 5 60 2
100.0 1.2 7.3 49.5 31.9 4.1 0.5 0.4 5.0 0.2
 近居 494 3 37 251 145 27 5 6 20 -
100.0 0.6 7.5 50.8 29.4 5.5 1.0 1.2 4.0 -
 別居 1,144 9 59 513 425 60 6 8 63 1
100.0 0.8 5.2 44.8 37.2 5.2 0.5 0.7 5.5 0.1
 死亡 79 2 3 34 35 2 - - 3
100.0 2.5 3.8 43.0 44.3 2.5 - - 3.8
無回答
18 - 1 3 6 - - - 2 6
100.0 - 5.6 16.7 33.3 - - - 11.1 33.3

4 高齢期に大切なもの(問7:中学・高校生) 

 高齢期に大切なものについてみると、『健康』が87.1%と最も高く、次いで『家族』(69.0%)、『趣味』(55.4%)、『友人』(39.8%)、『収入・財産』(28.7%)などの順となっている。

 中学生、高校生別にみると、中学生では、『健康』が89.0%と最も高く、次いで『家族』(73.1%)、『趣味』(48.1%)、『友人』(37.6%)、『収入・財産』(28.5%)などの順となっている。高校生では、『健康』が85.3%と最も高く、次いで『家族』(65.2%)、『趣味』(62.1%)、『友人』(41.8%)、『収入・財産』(28.9%)などの順となっている。

 性別にみると、男性では『収入・財産』の割合が女性より高く、女性では『家族』、『趣味』、『友人』の割合が男性より高くなっている。

 都市規模別にみると、大都市では『家族』の割合が最も低く、『友人』の割合が最も高くなっている。

 祖父母との同居意向別にみると、『家族』では「暮らしたい」が、『趣味』では「あまり暮らしたくない」が、『収入・財産』では「暮らしたくない」の割合が高くなっている。

表4 高齢期に大切なもの(問7:中学・高校生)     (3つまでの複数回答)

  総数 健康 家族 友人 収入・財産 趣味 仕事 その他 わからない 無回答 回答計
総数 1,980 1,724 1,366 788 569 1,096 53 54 10 5 5,665
100.0 87.1 69.0 39.8 28.7 55.4 2.7 2.7 0.5 0.3 286.1
中学生 954 849 697 359 272 459 31 35 7 3 2,712
100.0 89.0 73.1 37.6 28.5 48.1 3.2 3.7 0.7 0.3 284.3
高校生 1,026 875 669 429 297 637 22 19 3 2 2,953
100.0 85.3 65.2 41.8 28.9 62.1 2.1 1.9 0.3 0.2 287.8
性別                      
 男性 748 644 483 281 240 390 29 31 3 3 2,104
100.0 86.1 64.6 37.6 32.1 52.1 3.9 4.1 0.4 0.4 281.3
 女性 1,231 1,080 883 507 328 705 24 22 7 2 3,558
100.0 87.7 71.7 41.2 26.6 57.3 1.9 1.8 0.6 0.2 289.0
都市規模別                      
 大都市 517 446 326 237 146 294 19 11 3 1 1,483
100.0 86.3 63.1 45.8 28.2 56.9 3.7 2.1 0.6 0.2 286.8
 中都市 388 338 271 149 113 235 7 8 1 1,122
100.0 87.1 69.8 38.4 29.1 60.6 1.8 2.1 0.3 289.2
 小都市 275 243 195 110 73 146 5 9 2 1 784
100.0 88.4 70.9 40.0 26.5 53.1 1.8 3.3 0.7 0.4 285.1
 町村 800 697 574 292 237 421 22 26 4 3 2,276
100.0 87.1 71.8 36.5 29.6 52.6 2.8 3.3 0.5 0.4 284.5
祖父母との同居意向別                      
 暮らしたい 496 445 390 210 95 268 12 10 - 1 1,431
100.0 89.7 78.6 42.3 19.2 54.0 2.4 2.0 - 0.2 288.5
 あまり暮らしたくない 267 232 157 107 87 164 8 3 3 - 761
100.0 86.9 58.8 40.1 32.6 61.4 3.0 1.1 1.1 - 285.0
 暮らしたくない 155 125 86 59 69 72 11 12 2 - 436
100.0 80.6 55.5 38.1 44.5 46.5 7.1 7.7 1.3 - 281.3
 どちらでもよい 958 834 661 381 286 531 19 25 4 3 2,744
100.0 87.1 69.0 39.8 29.9 55.4 2.0 2.6 0.4 0.3 286.4
 なくなっている 67 55 47 20 19 40 2 3 1 - 187
100.0 82.1 70.1 29.9 28.4 59.7 3.0 4.5 1.5 - 279.1
 無回答 37 33 25 11 13 21 1 1 - 1 106
100.0 89.2 67.6 29.7 35.1 56.8 2.7 2.7 - 2.7 286.5

5 高齢者との交流経験(問7:小学生、問8:中学・高校生) 

 高齢者との交流の経験についてみると、『電車やバスで、お年寄りに席をゆずったり、街でお年寄りの手を引いたり、荷物をもってあげたことがある』が47.8%と最も高く、次いで『老人ホームに行ったり、学校にお年寄りに来てもらったりしたことがある』(45.1%)、『その他にも、お年寄りと一緒にしたことがある』(36.6%)、『身体の不自由な祖父母の世話をしたことがある』(19.8%)、『したことがない』(16.9%)の順となっている。

 小学生、中学生、高校生別にみると、小学生では『その他にも、お年寄りと一緒にしたことがある』の割合が最も高く、次いで『老人ホームに行ったり、学校にお年寄りに来てもらったりしたことがある』などの順であり、中学・高校生では『電車やバスで、お年寄りに席をゆずったり、街でお年寄りの手を引いたり、荷物をもってあげたことがある』の割合が最も高く、次いで『老人ホームに行ったり、学校にお年寄りに来てもらったりしたことがある』などの順となっており、高校生の割合が高くなっているのは、『電車やバスで、お年寄りに席をゆずったり、街でお年寄りの手を引いたり、荷物をもってあげたことがある』、『老人ホームに行ったり、学校にお年寄りに来てもらったりしたことがある』、『身体の不自由な祖父母の世話をしたことがある』であり、小学生の割合が高くなっているのは、『その他にも、お年寄りと一緒にしたことがある』である。

 性別にみると、男性では『したことがない』の割合が女性より高く、それ以外のすべての項目の割合は、女性が男性より高くなっている。

 都市規模別にみると、『電車やバスで、お年寄りに席をゆずったり、街でお年寄りの手を引いたり、荷物をもってあげたことがある』の割合は、都市規模が大きいほど高く、『老人ホームに行ったり、学校にお年寄りに来てもらったりしたことがある』の割合は、都市規模が小さいほど高くなっている。また、『したことがない』の割合は、大都市で低くなっている。

 祖父母との同居意向別にみると、『したことがない』では「暮らしたくない」の割合が最も高く、一方「暮らしたい」では、『老人ホームに行ったり、学校にお年寄りに来てもらったりしたことがある』、『身体の不自由な祖父母の世話をしたことがある』、『その他にも、お年寄りと一緒にしたことがある』の割合が高くなっている。

表5 高齢者との交流経験(問7:小学生、問8:中学・高校生)

  総数 電車やバスで、お年寄りに席をゆずったり、街でお年寄りの手を引いたり、荷物をもってあげたことがある 身体の不自由な祖父母の世話をしたことがある 老人ホームに行ったり、学校にお年寄りに来てもらったりしたことがある その他にも、お年寄りと一緒にしたことがある したことがない 無回答 回答計
総数 2,940 1,405 582 1,326 1,077 498 12 4,900
100.0 47.8 19.8 45.1 36.6 16.9 0.4 166.7

小学生

960 361 191 433 499 160 5 1,649
100.0 37.6 19.9 45.1 52.0 16.7 0.5 171.8
中学生 954 492 177 359 357 175 4 1,564
100.0 51.6 18.6 37.6 37.4 18.3 0.4 163.9
高校生 1,026 552 214 534 221 163 3 1,687
100.0 53.8 20.9 52.0 21.5 15.9 0.3 164.4
性別                
 男性 1,220 490 207 438 410 307 5 1,857
100.0 40.2 17.0 35.9 33.6 25.2 0.4 152.2
 女性 1,718 915 375 887 667 190 7 3,041
100.0 53.3 21.8 51.6 38.8 11.1 0.4 177.0
 無回答 2 1 1 - 2
100.0 50.0 50.0 - 100.0
都市規模別                
 大都市 667 474 131 269 224 81 2 1,181
100.0 71.1 19.6 40.3 33.6 12.1 0.3 177.1
 中都市 709 331 131 313 249 126 3 1,153
100.0 46.7 18.5 44.1 35.1 17.8 0.4 162.6
 小都市 404 165 78 187 164 73 - 667
100.0 40.8 19.3 46.3 40.6 18.1 - 165.1
 町村 1,160 435 242 557 440 218 7 1,899
100.0 37.5 20.9 48.0 37.9 18.8 0.6 163.7
祖父母との同居意向別                
 暮らしたい 955 462 233 466 431 118 5 1,715
100.0 48.4 24.4 48.8 45.1 12.4 0.5 179.6
 あまり暮らしたくない 330 182 65 150 100 55 - 552
100.0 55.2 19.7 45.5 30.3 16.7 - 167.3
 暮らしたくない 174 73 20 63 40 50 1 247
100.0 42.0 11.5 36.2 23.0 28.7 0.6 142.0
 どちらでもよい 1,350 632 240 594 473 249 2 2,190
100.0 46.8 17.8 44.0 35.0 18.4 0.1 162.2
 なくなっている 79 39 14 33 23 14 1 124
100.0 49.4 17.7 41.8 29.1 17.7 1.3 157.0
 無回答 52 17 10 20 10 12 3 72
100.0 32.7 19.2 38.5 19.2 23.1 5.8 138.5

6 高齢者との交流経験による意識の変化(問8:小学生、問9:中学・高校生)

 高齢者との交流経験による意識の変化をみると、『お年寄りのことが前に比べてよくわかるようになった』が43.9%と最も高く、次いで『お年寄りと一緒に何かをしたり、してあげることが楽しくなった』(28.7%)、『お年寄りについての気持ちは、前と変わらない』(23.1%)、『したことがない』(16.9%)、『お年寄りはかわいそうなので、歳をとりたくないと思うようになった』(11.0%)、『お年寄りとは、話が合わないし、一緒にいるのは好きではない』(4.1%)の順となっている。

 小学生、中学生、高校生別にみると、『お年寄りのことが前に比べてよくわかるようになった』の割合が各々最も高く、次いで小学生では『お年寄りと一緒に何かをしたり、してあげることが楽しくなった』、『お年寄りについての気持ちは、前と変わらない』、中学・高校生では『お年寄りについての気持ちは、前と変わらない』、『お年寄りと一緒に何かをしたり、してあげることが楽しくなった』などの順となっており、小学生の割合が高くなっているのは、『お年寄りのことが前に比べてよくわかるようになった』、『お年寄りと一緒に何かをしたり、してあげることが楽しくなった』、『お年寄りはかわいそうなので、歳をとりたくないと思うようになった』であり、高校生の割合が高くなっているのは、『お年寄りについての気持ちは、前と変わらない』である。

 性別にみると、男性が女性より割合が高いのは、『したことがない』、『お年寄りについての気持ちは、前と変わらない』、『お年寄りはかわいそうなので、歳をとりたくないと思うようになった』であり、一方、女性が男性より割合が高いのは、『お年寄りのことが前に比べてよくわかるようになった』、『お年寄りと一緒に何かをしたり、してあげることが楽しくなった』となっている。

 祖父母との同居意向別にみると、「暮らしたい」の割合が高くなっているのは、『お年寄りのことが前に比べてよくわかるようになった』、『お年寄りと一緒に何かをしたり、してあげることが楽しくなった』である。

表6 高齢者との交流経験による意識の変化(問8:小学生、問9:中学・高校生)    (複数回答)

  総数 お年寄りのことが前に比べてよくわかるようになった お年寄りと一緒に何かをしたり、してあげることが楽しくなった お年寄りについての気持ちは、前と変わらない お年寄りはかわいそうなので、歳をとりたくないと思うようになった お年寄りとは、話が合わないし、一緒にいるのは好きではない したことがない 無回答 回答計
総数 2,940 1,290 844 678 323 122 498 30 3,785
100.0 43.9 28.7 23.1 11.0 4.1 16.9 1.0 128.7
小学生 960 468 362 169 142 37 160 9 1,347
100.0 48.8 37.7 17.6 14.8 3.9 16.7 0.9 140.3
中学生 954 398 225 236 97 50 175 6 1,187
100.0 41.7 23.6 24.7 10.2 5.2 18.3 0.6 124.4
高校生 1,026 424 257 273 84 35 163 15 1,251
100.0 41.3 25.0 26.6 8.2 3.4 15.9 1.5 121.9
性別                  
 男性 1,220 454 240 299 160 51 307 10 1,521
100.0 37.2 19.7 24.5 13.1 4.2 25.2 0.8 124.7
 女性 1,718 835 604 379 163 71 190 20 2,262
100.0 48.6 35.2 22.1 9.5 4.1 11.1 1.2 131.7
 無回答 2 1 - - - - 1 - 2
100.0 50.0 - - - - 50.0 - 100.0
祖父母との同居意向別                  
 暮らしたい 955 521 424 139 100 9 118 7 1,318
100.0 54.6 44.4 14.6 10.5 0.9 12.4 0.7 138.0
 あまり暮らしたくない 330 119 62 97 52 37 55 2 424
100.0 36.1 18.8 29.4 15.8 11.2 16.7 0.6 128.5
 暮らしたくない 174 48 11 47 23 24 50 2 205
100.0 27.6 6.3 27.0 13.2 13.8 28.7 1.1 117.8
 どちらでもよい 1,350 547 310 367 137 50 249 13 1,673
100.0 40.5 23.0 27.2 10.1 3.7 18.4 1.0 123.9
 なくなっている 79 32 27 21 4 - 14 2 100
100.0 40.5 34.2 26.6 5.1 - 17.7 2.5 126.6
 無回答 52 23 10 7 7 2 12 4 65
100.0 44.2 19.2 13.5 13.5 3.8 23.1 7.7 125.0

7 高齢者との交流への参加意識(問9:小学生、問10:中学・高校生)

 高齢者との交流への参加意識をみると、『できる限り参加したい』が57.9%と最も高く、次いで『あまり参加したくない』(26.5%)、『積極的に参加したい』(10.8%)、『全く参加したくない』(3.9%)の順となっており、『積極的に参加したい』と『できる限り参加したい』の計『参加意向あり』の割合は68.7%となっている。

 小学生、中学生、高校生別にみると、『できる限り参加したい』の割合が各々最も高く、次いで小学生では『積極的に参加したい』、中学・高校生では『あまり参加したくない』などの順となっており、『参加意向あり』の割合は、小学生で高くなっている。

 性別にみると、女性で『参加意向あり』の割合が男性より高くなっている。

 祖父母との同居意向別にみると、『参加意向あり』では、「暮らしたい」の割合が最も高く、『参加意向なし』では、「暮らしたくない」の割合が最も高くなっている。

表7 高齢者との交流への参加意識(問9:小学生、問10:中学・高校生)

  総数 参加意向あり 参加意向なし 無回答
(計) 積極的に参加したい できる限り参加したい (計) あまり参加したくない 全く参加したくない
総数 2,940 2,020 318 1,702 892 778 114 28
100.0 68.7 10.8 57.9 30.3 26.5 3.9 1.0
小学生 960 784 134 650 159 131 28 17
100.0 81.7 14.0 67.7 16.6 13.6 2.9 1.8
中学生 954 600 96 504 346 303 43 8
100.0 62.9 10.1 52.8 36.3 31.8 4.5 0.8
高校生 1,026 636 88 548 387 344 43 3
100.0 62.0 8.6 53.4 37.7 33.5 4.2 0.3
性別                
 男性 1,220 727 110 617 479 394 85 14
100.0 59.6 9.0 50.6 39.3 32.3 7.0 1.1
  小学生 472 356 57 299 105 85 20 11
100.0 75.4 12.1 63.3 22.2 18.0 4.2 2.3
  中学生 434 241 43 198 190 157 33 3
100.0 55.5 9.9 45.6 43.8 36.2 7.6 0.7
  高校生 314 130 10 120 184 152 32 -
100.0 41.4 3.2 38.2 58.6 48.4 10.2 -
 女性 1,718 1,292 208 1,084 412 383 29 14
100.0 75.2 12.1 63.1 24.0 22.3 1.7 0.8
  小学生 487 427 77 350 54 46 8 6
100.0 87.7 15.8 71.9 11.1 9.4 1.6 1.2
  中学生 520 359 53 306 156 146 10 5
100.0 69.0 10.2 58.8 30.0 28.1 1.9 1.0
  高校生 711 506 78 428 202 191 11 3
100.0 71.2 11.0 60.2 28.4 26.9 1.5 0.4
 無回答 2 1 - 1 1 1 - -
100.0 50.0 - 50.0 50.0 50.0 - -
祖父母との同居意向別                
 暮らしたい 955 825 194 631 120 111 9 10
100.0 86.4 20.3 66.1 12.6 11.6 0.9 1.0
 あまり暮らしたくない 330 170 17 153 158 136 22 2
100.0 51.5 5.2 46.4 47.9 41.2 6.7 0.6
 暮らしたくない 174 61 7 54 112 79 33 1
100.0 35.1 4.0 31.0 64.4 45.4 19.0 0.6
 どちらでもよい 1,350 871 84 787 465 421 44 14
100.0 64.5 6.2 58.3 34.4 31.2 3.3 1.0
 なくなっている 79 55 10 45 24 20 4
100.0 69.6 12.7 57.0 30.4 25.3 5.1
 無回答 52 38 6 32 13 11 2 1
100.0 73.1 11.5 61.5 25.0 21.2 3.8 1.9

8 参加したい高齢者との交流の内容(問10−2:中学・高校生)

 高齢者との交流へ『積極的に参加したい』、『できる限り参加したい』と回答した生徒の、参加したい高齢者との交流の内容をみると、『お年寄りと一緒に楽しめる活動をする』が70.8%と最も高く、次いで『地域の伝統・文化をお年寄りに教えてもらう』(38.5%)、『お年寄りの特技を習う』(37.9%)などの順となっている。

 中学生、高校生別にみると、『お年寄りと一緒に楽しめる活動をする』の割合が各々最も高く、次いで『地域の伝統・文化をお年寄りに教えてもらう』、(高校生では『お年寄りの特技を習う』が同じ割合)などの順となっており、『お年寄りと一緒に楽しめる活動をする』では、高校生が中学生より割合が高く、『お年寄りの特技を習う』、『地域の伝統・文化をお年寄りに教えてもらう』、『自分のできることをお年寄りに教える』では、中学生が高校生より割合が高くなっている。

 性別にみると、男性が女性より割合が高いのは、『地域の伝統・文化をお年寄りに教えてもらう』、『お年寄りの特技を習う』、『自分のできることをお年寄りに教える』であり、一方、女性が男性より割合が高いのは『お年寄りと一緒に楽しめる活動をする』となっている。

表8 参加したい高齢者との交流の内容(問10−2:中学・高校生)       (複数回答)

  総数 お年寄りの特技を習う 地域の伝統・文化をお年寄りに教えてもらう 自分のできることをお年寄りに教える お年寄りと一緒に楽しめる活動をする その他 無回答 回答計
総数 1,236 469 476 210 875 76 7 2,113
100.0 37.9 38.5 17.0 70.8 6.1 0.6 171.0
中学生 600 241 248 121 417 39 3 1,069
100.0 40.2 41.3 20.2 69.5 6.5 0.5 178.2
高校生 636 228 228 89 458 37 4 1,044
100.0 35.8 35.8 14.0 72.0 5.8 0.6 164.2
性別                
 男性 371 151 146 72 212 35 4 620
100.0 40.7 39.4 19.4 57.1 9.4 1.1 167.1
 女性 865 318 330 138 663 41 3 1,493
100.0 36.8 38.2 16.0 76.6 4.7 0.3 172.6

9 高齢者との交流の阻害要因(問10−3:中学・高校生)

 高齢者との交流へ『あまり参加したくない』、『全く参加したくない』と回答した生徒の、参加したくない理由をみると、『勉強や部活動、遊び等が忙しく、暇がないから』が37.2%と最も高く、次いで『お年寄りとは話が合わないと思うから』(37.0%)、『お年寄りとは活動のペースが合わないと思うから』(31.7%)、『お年寄りとは趣味の対象が違うと思うから』(26.3%)、『お年寄りに気を使うのはわずらわしいから』(21.8%)などの順となっている。

 中学生、高校生別にみると、中学生では、『お年寄りとは話が合わないと思うから』が43.1%と最も高く、次いで『お年寄りとは活動のペースが合わないと思うから』(38.4%)、『勉強や部活動、遊び等が忙しく、暇がないから』(37.9%)、『お年寄りとは趣味の対象が違うと思うから』(34.1%)などの順となっている。高校生では、『勉強や部活動、遊び等が忙しく、暇がないから』が36.7%と最も高く、次いで『お年寄りとは話が合わないと思うから』(31.5%)、『お年寄りとは活動のペースが合わないと思うから』(25.6%)、『お年寄りに気を使うのはわずらわしいから』(23.5%)などの順となっている。

 性別にみると、男性が女性より割合が高いのは、『お年寄りとは話が合わないと思うから』、『お年寄りとは活動のペースが合わないと思うから』、『お年寄りとは趣味の対象が違うと思うから』となっている。

 都市規模別にみると、『勉強や部活動、遊び等が忙しく、暇がないから』の割合は、大都市で最も高くなっている。

表9 高齢者との交流の阻害要因(問10−3:中学・高校生)      (複数回答)

  総数 勉強や部活動、遊び等が忙しく、暇がないから お年寄りとは活動のペースが合わないと思うから お年寄りとは話が合わないと思うから お年寄りに気を使うのはわずらわしいから お年寄りとは趣味の対象が違うと思うから その他 特に理由はない 無回答 回答計
総数 733 273 232 271 160 193 93 127 1 1,350
100.0 37.2 31.7 37.0 21.8 26.3 12.7 17.3 0.1 184.2
中学生 346 131 133 149 69 118 45 54 1 700
100.0 37.9 38.4 43.1 19.9 34.1 13.0 15.6 0.3 202.3
高校生 387 142 99 122 91 75 48 73 - 650
100.0 36.7 25.6 31.5 23.5 19.4 12.4 18.9 - 168.0
性別                    
 男性 374 138 133 155 84 109 45 65 1 730
100.0 36.9 35.6 41.4 22.5 29.1 12.0 17.4 0.3 195.2
 女性 358 135 99 116 76 84 48 61 - 619
100.0 37.7 27.7 32.4 21.2 23.5 13.4 17.0 - 172.9
 無回答 1 - - - - - - 1 - 1
100.0 - - - - - - 100.0 - 100.0
都市規模別                    
 大都市 178 83 59 62 41 53 27 22 1 348
100.0 46.6 33.1 34.8 23.0 29.8 15.2 12.4 0.6 195.5
 中都市 143 49 46 55 43 28 17 27 265
100.0 34.3 32.2 38.5 30.1 19.6 11.9 18.9 185.3
 小都市 87 25 31 37 16 27 9 18 163
100.0 28.7 35.6 42.5 18.4 31.0 10.3 20.7 187.4
 町村 325 116 96 117 60 85 40 60 574
100.0 35.7 29.5 36.0 18.5 26.2 12.3 18.5 176.6

10 高齢者との交流を促進するための必要条件(問11:中学・高校生)

 高齢者との交流を促進するための必要条件をみると、『交流の機会を作る』が67.4%と最も高く、次いで『お年寄りが参加しやすくするために、お年寄りに配慮した交通機関の整備』(47.0%)、『若い世代からの働きかけ』と『若い世代のゆとりの拡大』(各28.9%)、『若い世代とお年寄りとの交流が重要なことを広く知らせ、気づかせる』(25.8%)、『学校や老人ホームなどを一緒に建てたり、外の人に開放する』(16.1%)、『若い世代とお年寄りとの交流のリーダーがいること』(10.1%)などの順となっている。

 中学生、高校生別にみると、中学生では、『交流の機会をつくる』が66.1%と最も高く、次いで『お年寄りが参加しやすくするために、お年寄りに配慮した交通機関の整備』(46.9%)、『若い世代とお年寄りとの交流が重要なことを広く知らせ、気づかせる』(29.0%)、『若い世代のゆとりの拡大』(28.7%)、『若い世代からの働きかけ』(25.7%)、『学校や老人ホームなどを一緒に建てたり、外の人に開放する』(14.5%)、『若い世代とお年寄りとの交流のリーダーがいること』(11.0%)などの順となっている。高校生では、『交流の機会をつくる』が68.5%と最も多く、次いで『お年寄りが参加しやすくするために、お年寄りに配慮した交通機関の整備』(47.1%)、『若い世代からの働きかけ』(32.0%)、『若い世代のゆとりの拡大』(29.0%)、『若い世代とお年寄りとの交流が重要なことを広く知らせ、気づかせる』(22.7%)、『学校や老人ホームなどを一緒に建てたり、外の人に開放する』(17.6%)、『若い世代とお年寄りとの交流のリーダーがいること』(9.2%)などの順となっている。

 性別にみると、男性では『若い世代とお年寄りとの交流のリーダーがいること』の割合が女性より高く、それ以外のすべての項目の割合は、女性が男性より高くなっている。

表10 高齢者との交流を促進するための必要条件(問11:中学・高校生)     (複数回答)

  総数 若い世代とお年寄りとの交流が重要であることを広く知らせ、気づかせる 交流の機会を作る 学校や老人ホームなどを一緒に建てたり、外の人に開放する お年寄りが参加しやすくするために、お年寄りに配慮した交通機関の整備 若い世代とお年寄りとの交流のリーダーがいること 若い世代からの働きかけ 若い世代のゆとりの拡大 その他 わからない 無回答 回答計
総数 1,980 510 1,334 319 930 199 573 572 80 200 19 4,736
100.0 25.8 67.4 16.1 47.0 10.1 28.9 28.9 4.0 10.1 1.0 239.2
中学生 954 277 631 138 447 105 245 274 50 98 14 2,279
100.0 29.0 66.1 14.5 46.9 11.0 25.7 28.7 5.2 10.3 1.5 238.9
高校生 1,026 233 703 181 483 94 328 298 30 102 5 2,457
100.0 22.7 68.5 17.6 47.1 9.2 32.0 29.0 2.9 9.9 0.5 239.5
性別                        
 男性 748 188 423 109 285 87 177 204 37 124 14 1,648
100.0 25.1 56.6 14.6 38.1 11.6 23.7 27.3 4.9 16.6 1.9 220.3
 女性 1,231 322 911 210 645 112 396 368 43 75 5 3,087
100.0 26.2 74.0 17.1 52.4 9.1 32.2 29.9 3.5 6.1 0.4 250.8
 無回答 1 - - - - - - - - 1 - 1
100.0 - - - - - - - - 100.0 - 100.0

11 ボランティア活動の社会的評価についての意識(問12:中学・高校生)

 ボランティア活動をしている(していた)人を表彰したり、入学試験時などに評価することについての意識をみると、『大変良い』が47.8%と最も高く、次いで『簡単な表彰くらいでよい』(20.6%)、『評価しなくて良い』と『わからない』(各14.2%)などの順となっている。

 中学生、高校生別にみると、中学生では、『大変良い』が50.9%と最も高く、次いで『簡単な表彰くらいでよい』(21.8%)、『わからない』(13.4%)『評価しなくて良い』(10.8%)などの順となっている。高校生では、『大変良い』が44.8%と最も高く、次いで『簡単な表彰くらいでよい』(19.4%)、『評価しなくて良い』(17.4%)、『わからない』(15.0%)などの順となっている。

 性別にみると、男性が女性より割合が高いのは、『大変良い』であり、一方、女性が男性より割合が高いのは、『簡単な表彰くらいでよい』、『わからない』、『評価しなくて良い』となっている。

 祖父母との居住形態別にみると、『大変良い』の割合は、別居で最も低くなっている。

 祖父母との同居意向別にみると、『大変良い』では「暮らしたい」が、『簡単な表彰くらいでよい』では「あまり暮らしたくない」が、『評価しなくて良い』では「暮らしたくない」の割合が最も高くなっている。

表11 ボランティア活動の社会的評価についての意識(問12:中学・高校生)

  総数 大変良い 簡単な表彰くらいでよい 評価しなくて良い その他 わからない 無回答
総数 1,980 946 407 282 39 282 24
100.0 47.8 20.6 14.2 2.0 14.2 1.2
中学生 954 486 208 103 12 128 17
100.0 50.9 21.8 10.8 1.3 13.4 1.8
高校生 1,026 460 199 179 27 154 7
100.0 44.8 19.4 17.4 2.6 15.0 0.7
性別              
 男性 748 375 149 95 13 100 16
100.0 50.1 19.9 12.7 1.7 13.4 2.1

女性

1,231 571 258 187 26 181 8
100.0 46.4 21.0 15.2 2.1 14.7 0.6
 無回答 1 - - - - 1 -
100.0 - - - - 100.0 -
祖父母との居住形態別              
 同居 850 429 159 117 14 120 11
100.0 50.5 18.7 13.8 1.6 14.1 1.3
 近居 243 123 49 28 4 36 3
100.0 50.6 20.2 11.5 1.6 14.8 1.2
 別居 806 354 181 128 20 113 10
100.0 43.9 22.5 15.9 2.5 14.0 1.2
 死亡 67 32 15 8 1 11
100.0 47.8 22.4 11.9 1.5 16.4
 無回答 14 8 3 1 2
100.0 57.1 21.4 7.1 14.3
祖父母との同居意向別              
 暮らしたい 496 291 80 60 5 56 4
100.0 58.7 16.1 12.1 1.0 11.3 0.8
 あまり暮らしたくない 267 112 69 43 6 35 2
100.0 41.9 25.8 16.1 2.2 13.1 0.7
 暮らしたくない 155 55 28 39 9 24 -
100.0 35.5 18.1 25.2 5.8 15.5 -
 どちらでもよい 958 438 208 128 18 148 18
100.0 45.7 21.7 13.4 1.9 15.4 1.9
 なくなっている 67 32 15 8 1 11 -
100.0 47.8 22.4 11.9 1.5 16.4 -
 無回答 37 18 7 4 - 8 -
100.0 48.6 18.9 10.8 - 21.6 -

12 家族の介護方法に関する意識(問10:小学生、問13:中学・高校生)

 もし、祖父母が身体が不自由になった場合の、介護の方法に関する意識をみると、『祖父母の世話は、家で家族がするのが良い』が49.5%と最も高く、次いで『家で、福祉サービスをする人たちなどと家族が、一緒に祖父母の世話をするのが良い』(37.0%)、『身体が不自由なお年寄りの世話は、世話をする人がいる老人ホームなどで世話をしてもらうのが良い』(12.0%)などの順となっている。

 小学生、中学生、高校生別にみると、小学生、中学生では『祖父母の世話は、家で家族がするのが良い』、高校生では『家で、福祉サービスをする人たちなどと家族が、一緒に祖父母の世話をするのが良い』の割合が最も高くなっており、『祖父母の世話は、家で家族がするのが良い』の割合は、小学生で最も高く、『家で、福祉サービスをする人たちなどと家族が、一緒に祖父母の世話をするのが良い』の割合は、高校生で最も高く、『身体が不自由なお年寄りの世話は、世話をする人がいる老人ホームなどで世話をしてもらうのが良い』の割合は、小学生で最も低くなっている。

 性別にみると、男性が女性より割合が高いのは、『祖父母の世話は、家で家族がするのが良い』、『身体が不自由なお年寄りの世話は、世話をする人がいる老人ホームなどで世話をしてもらうのが良い』であり、一方、女性が男性より割合が高いのは、『家で、福祉サービスをする人たちなどと家族が、一緒に祖父母の世話をするのが良い』となっている。

 性別、小学生、中学生、高校生別にみると、『祖父母の世話は、家で家族がするのが良い』の割合は、小学生の女性が最も高く、『家で、福祉サービスをする人たちなどと家族が、一緒に祖父母の世話をするのが良い』の割合は、高校生の女性が最も高くなっている。また、『身体が不自由なお年寄りの世話は、世話をする人がいる老人ホームなどで世話をしてもらうのが良い』の割合は、高校生の男性で最も高くなっている。

 祖父母との居住形態別にみると、『祖父母の世話は、家で家族がするのが良い』では、「近居」の割合が最も高くなっている。

 祖父母との同居意向別にみると、『祖父母の世話は、家で家族がするのが良い』の割合は、「暮らしたい」で最も高く、『身体が不自由なお年寄りの世話は、世話をする人がいる老人ホームなどで世話をしてもらうのが良い』の割合は、「暮らしたくない」で最も高くなっている。

表12 家族の介護方法に関する意識(問10:小学生、問13:中学・高校生)

  総数 祖父母の世話は、家で家族がするのが良い 家で、福祉サービスをする人たちなどと家族が、一緒に祖父母の世話をするのが良い 身体が不自由なお年寄りの世話は、世話をする人がいる老人ホームなどで世話をしてもらうのが良い 無回答
総数 2,940 1,456 1,089 354 41
100.0 49.5 37.0 12.0 1.4
小学生 960 649 204 91 16
100.0 67.6 21.3 9.5 1.7
中学生 954 433 377 128 16
100.0 45.4 39.5 13.4 1.7
高校生 1,026 374 508 135 9
100.0 36.5 49.5 13.2 0.9
性別          
 男性 1,220 639 369 187 25
100.0 52.4 30.2 15.3 2.0
  小学生 472 294 112 55 11
100.0 62.3 23.7 11.7 2.3
  中学生 434 199 153 72 10
100.0 45.9 35.3 16.6 2.3
  高校生 314 146 104 60 4
100.0 46.5 33.1 19.1 1.3
 女性 1,718 817 718 167 16
100.0 47.6 41.8 9.7 0.9
  小学生 487 355 91 36 5
100.0 72.9 18.7 7.4 1.0
  中学生 520 234 224 56 6
100.0 45.0 43.1 10.8 1.2
  高校生 711 228 403 75 5
100.0 32.1 56.7 10.5 0.7
 無回答 2 - 2 - -
100.0 - 100.0 - -
祖父母との居住形態別          
 同居 1,205 607 428 153 17
100.0 50.4 35.5 12.7 1.4
 近居 494 279 152 53 10
100.0 56.5 30.8 10.7 2.0
 別居 1,144 537 460 136 11
100.0 46.9 40.2 11.9 1.0
 死亡 79 24 43 10 2
100.0 30.4 54.4 12.7 2.5
 無回答 18 9 6 2 1
100.0 50.0 33.3 11.1 5.6
祖父母との同居意向別          
 暮らしたい 955 626 278 42 9
100.0 65.5 29.1 4.4 0.9
 あまり暮らしたくない 330 106 137 82 5
100.0 32.1 41.5 24.8 1.5
 暮らしたくない 174 51 58 63 2
100.0 29.3 33.3 36.2 1.1
 どちらでもよい 1,350 623 558 149 20
100.0 46.1 41.3 11.0 1.5
 なくなっている 79 24 43 10 2
100.0 30.4 54.4 12.7 2.5
 無回答 52 26 15 8 3
100.0 50.0 28.8 15.4 5.8

13 高齢社会に関する見聴き(問11:小学生、問14:中学・高校生)

 高齢社会に関して、どの程度見聴きしているかをみると、『テレビ・ラジオで見たり、聴いたりしたことがある』が70.2%で最も高く、次いで『学校の先生から話を聴いたことがある』(47.1%)、『新聞、雑誌、書籍等で読んだことがある』(39.8%)、『両親等の家族から話を聴いたことがある』(27.9%)、『見聴きしたことはない』(11.1%)、『友人等から話を聴いたことがある』(5.3%)『インターネット等で見たことがある』(1.9%)の順となっている。

 小学生、中学生、高校生別にみると、小学生で割合が高くなっているのは、『両親等の家族から話を聴いたことがある』、『見聴きしたことはない』であり、高校生で割合が高くなっているのは、『テレビ・ラジオで見たり、聴いたりしたことがある』、『学校の先生から話を聴いたことがある』、『新聞、雑誌、書籍等で読んだことがある』である。

 性別にみると、男性が女性より割合が高いのは、『見聴きしたことはない』となっており、一方、女性が男性より割合が高いのは、『テレビ・ラジオで見たり、聴いたりしたことがある』、『学校の先生から話を聴いたことがある』、『新聞、雑誌、書籍等で読んだことがある』、『両親等の家族から話を聴いたことがある』、『友人等から話を聴いたことがある』である。

表13 高齢社会に関する見聴き(問11:小学生、問14:中学・高校生)

  総数 両親等の家族から話を聴いたことがある 学校の先生から話を聴いたことがある 友人等から話を聴いたことがある テレビ・ラジオで見たり、聴いたりしたことがある 新聞、雑誌、書籍等で読んだことがある インターネット等で見たことがある 見聴きしたことはない 無回答 回答計
総数 2,940 820 1,386 157 2,063 1,170 56 325 31 6,008
100.0 27.9 47.1 5.3 70.2 39.8 1.9 11.1 1.1 204.4
小学生 960 342 254 64 554 280 27 210 12 1,743
100.0 35.6 26.5 6.7 57.7 29.2 2.8 21.9 1.3 181.6
中学生 954 257 386 35 718 378 18 86 13 1,891
100.0 26.9 40.5 3.7 75.3 39.6 1.9 9.0 1.4 198.2
高校生 1,026 221 746 58 791 512 11 29 6 2,374
100.0 21.5 72.7 5.7 77.1 49.9 1.1 2.8 0.6 231.4
性別                    
 男性 1,220 320 452 52 796 417 27 197 22 2,283
100.0 26.2 37.0 4.3 65.2 34.2 2.2 16.1 1.8 187.1
 女性 1,718 500 934 105 1,267 753 29 126 9 3,723
100.0 29.1 54.4 6.1 73.7 43.8 1.7 7.3 0.5 216.7
 無回答 2 - - - - - - 2 - 2
100.0 - - - - - - 100.0 - 100.0

14 高齢社会の具体的イメージ(問15:中学・高校生)

 高齢社会についての具体的なイメージとして、『経済的に豊かで、社会が活力に満ちている』、『お年寄りの雇用・就労の場が確保されるようになる』、『公的年金制度の充実が図られる』、『生涯にわたる健康づくりが推進される』、『保健・医療・福祉サービスが充実される』、『お年寄りの学習・社会参加が促進される』、『安心できる、ゆとりのある住居が確保される』の7つの項目について、「そう思う」と回答した割合をみると、『保健・医療・福祉サービスが充実される』が72.2%と最も高く、次いで『生涯にわたる健康づくりが推進される』(61.0%)、『お年寄りの学習・社会参加が促進される』の38.9%などの順となっている。「そうは思わない」と回答した割合をみると、『経済的に豊かで、社会が活力に満ちている』が75.0%と最も高く、次いで『お年寄りの雇用・就労の場が確保されるようになる』(44.6%)、『公的年金制度の充実が図られる』(37.6%)などの順となっている。

 中学生、高校生別に、中学生で「そう思う」と回答した割合をみると、『保健・医療・福祉サービスが充実される』が72.4%と最も高く、次いで『生涯にわたる健康づくりが推進される』(60.1%)、『公的年金制度の充実が図られる』(49.0%)などの順となっている。一方、「そうは思わない」と回答した割合をみると、『経済的に豊かで、社会が活力に満ちている』が69.2%と最も高く、次いで『お年寄りの雇用・就労の場が確保されるようになる』(45.9%)、『お年寄りの学習・社会参加が促進される』(33.4%)、などの順となっている。

 高校生で「そう思う」と回答した割合をみると、『保健・医療・福祉サービスが充実される』が72.0%と最も高く、次いで『生涯にわたる健康づくりが推進される』(61.8%)、『お年寄りの学習・社会参加が促進される』(43.9%)などの順となっている。一方、「そうは思わない」と回答した割合をみると、『経済的に豊かで、社会が活力に満ちている』が80.4%と最も高く、次いで『公的年金制度の充実が図られる』(44.3%)、『お年寄りの雇用・就労の場が確保されるようになる』(43.4%)などの順となっている。

表14 高齢社会の具体的イメージ(問15:中学・高校生)

  総数 そう思う そうは思わない わからない 無回答
ア.経済的に豊かで、社会が活力に満ちている 1,980 87 1,485 399 9
100.0 4.4 75.0 20.2 0.5
イ.お年寄りの雇用・就労の場が確保されるようになる 1,980 652 883 432 13
100.0 32.9 44.6 21.8 0.7
ウ.公的年金制度の充実が図られる 1,980 766 744 460 10
100.0 38.7 37.6 23.2 0.5
エ.生涯にわたる健康づくりが推進される 1,980 1,207 344 419 10
100.0 61.0 17.4 21.2 0.5
オ.保健・医療・福祉サービスが充実される 1,980 1,430 311 230 9
100.0 72.2 15.7 11.6 0.5
カ.お年寄りの学習・社会参加が促進される 1,980 770 598 600 12
100.0 38.9 30.2 30.3 0.6
キ.安心できる、ゆとりのある住居が確保される 1,980 768 740 461 11
100.0 38.8 37.4 23.3 0.6
ア.経済的に豊かで、社会が活力に満ちている          
 中学生 954 52 660 238 4
100.0 5.5 69.2 24.9 0.4
 高校生 1,026 35 825 161 5
100.0 3.4 80.4 15.7 0.5
イ.お年寄りの雇用・就労の場が確保されるようになる          
 中学生 954 311 438 198 7
100.0 32.6 45.9 20.8 0.7
 高校生 1,026 341 445 234 6
100.0 33.2 43.4 22.8 0.6
ウ.公的年金制度の充実が図られる          
 中学生 954 467 289 194 4
100.0 49.0 30.3 20.3 0.4
 高校生 1,026 299 455 266 6
100.0 29.1 44.3 25.9 0.6
エ.生涯にわたる健康づくりが推進される          
 中学生 954 573 163 214 4
100.0 60.1 17.1 22.4 0.4
 高校生 1,026 634 181 205 6
100.0 61.8 17.6 20.0 0.6
オ.保健・医療・福祉サービスが充実される            
 中学生 954 691 140 119 4
100.0 72.4 14.7 12.5 0.4
 高校生 1,026 739 171 111 5
100.0 72.0 16.7 10.8 0.5
カ.お年寄りの学習・社会参加が促進される          
 中学生 954 320 319 311 4
100.0 33.5 33.4 32.6 0.4
 高校生 1,026 450 279 289 8
100.0 43.9 27.2 28.2 0.8
キ.安心できる、ゆとりのある住居が確保される          
 中学生 954 424 317 209 4
100.0 44.4 33.2 21.9 0.4
 高校生 1,026 344 423 252 7
100.0 33.5 41.2 24.6 0.7

15 高齢期の心構え(問16、高校生)

 高齢期の心構えについて、高校生の意識をみると、『若い時の気持ちを忘れないで暮らす』が40.9%と最も高く、次いで『できるだけ自分の考えどおりに暮らす』(29.2%)、『お年寄りらしくおとなしく暮らす』(11.6%)、『その他』(8.8%)、『家族など周りの人に合わせて暮らす』(8.3%)の順となっている。

 性別にみると、男性が女性より割合が高いのは、『できるだけ自分の考えどおりに暮らす』、『お年寄りらしくおとなしく暮らす』、『家族など周りの人に合わせて暮らす』となっており、一方、女性が男性より割合が高いのは、『若い時の気持ちを忘れないで暮らす』となっている。

 祖父母との居住形態別にみると、『できるだけ自分の考えどおりに暮らす』の割合は、別居で最も高くなっている。

表15 高齢期の心構え(問16:高校生)

  総数 若い時の気持ちを忘れないで暮らす お年寄りらしくおとなしく暮らす できるだけ自分の考えどおりに暮らす 家族など周りの人に合わせて暮らす その他 無回答
総数 1,026 420 119 300 85 90 12
100.0 40.9 11.6 29.2 8.3 8.8 1.2
性別              
 男性 314 104 51 96 38 22 3
100.0 33.1 16.2 30.6 12.1 7.0 1.0
 女性 711 315 68 204 47 68 9
100.0 44.3 9.6 28.7 6.6 9.6 1.3
 無回答 1 1 - - - - -
100.0 100.0 - - - - -
祖父母との居住形態別              
 同居 424 172 50 112 43 42 5
100.0 40.6 11.8 26.4 10.1 9.9 1.2
 近居 120 53 13 36 8 9 1
100.0 44.2 10.8 30.0 6.7 7.5 0.8
 別居 432 173 49 142 31 33 4
100.0 40.0 11.3 32.9 7.2 7.6 0.9
 死亡 44 19 7 8 3 6 1
100.0 43.2 15.9 18.2 6.8 13.6 2.3
 無回答 6 3 - 2 - - 1
100.0 50.0 - 33.3 - - 16.7

16 社会での子ども数について(問17:高校生)

 少子化(社会での子ども数について)について、高校生の意識をみると、『今よりも子どもは増えた方が良い』が64.1%と最も高く、次いで『わからない』(16.9%)、『子どもの数は変わらない方が良い』(16.3%)、『今よりも子どもは少なくなる方が良い』(1.9%)の順となっている。

 性別にみると、女性が男性より割合が高いのは、『今よりも子どもは増えた方が良い』であり、一方、男性が女性より割合が高いのは、『子どもの数は変わらない方が良い』となっている。

表16 社会での子ども数について(問17:高校生)

  総数 子どもの数は変わらない方が良い 今よりも子どもは少なくなる方が良い 今よりも子どもは増えた方が良い わからない 無回答
総数 1,026 167 19 658 173 9
100.0 16.3 1.9 64.1 16.9 0.9
性別            
 男性 314 65 10 165 72 2
100.0 20.7 3.2 52.5 22.9 0.6
 女性 711 102 9 493 100 7
100.0 14.3 1.3 69.3 14.1 1.0
 無回答 1 - - - 1 -
100.0 - - - 100.0 -

17 社会保障に要する費用負担について(問18:高校生)

 社会保障に要する費用負担についての高校生の意識をみると、『税金、保険料、利用者の自己負担は現状程度に止め、年金など支給内容を見直して対応すべきである』が31.4%と最も高く、次いで『わからない』(31.3%)、『税金や保険料は増えても止むを得ないが、利用者の自己負担を現状程度とする』(14.7%)、『必要なら、税金、保険料、利用者の自己負担のいずれが増えても止むを得ない』(11.3%)、『税金や保険料の負担は現状程度とし、利用者の自己負担を増やすのがよい』(5.1%)などの順となっている。

 性別にみると、男性が女性より割合が高いのは、『必要なら、税金、保険料、利用者の自己負担のいずれが増えても止むを得ない』であり、一方、女性が男性より割合が高いのは、『税金、保険料、利用者の自己負担は現状程度に止め、年金など支給内容を見直して対応すべきである』となっている。

表17 社会保障に要する費用負担について(問18:高校生)

  総数 必要なら税金、保険料、利用者の自己負担のいずれが増えても止むを得ない 税金や保険料は増えても止むを得ないが、利用者の自己負担を現状程度とする 税金や保険料の負担は現状程度とし、利用者の自己負担を増やすのがよい 税金、保険料、利用者の自己負担は現状程度に止め、年金など支給内容を見直して対応すべきである その他 わからない 無回答
総数 1,026 116 151 52 322 51 321 13
100.0 11.3 14.7 5.1 31.4 5.0 31.3 1.3
性別                
 男性 314 46 50 21 79 16 99 3
100.0 14.6 15.9 6.7 25.2 5.1 31.5 1.0
 女性 711 70 101 31 243 35 221 10
100.0 9.8 14.2 4.4 34.2 4.9 31.1 1.4
 無回答 1 - - - - - 1 -
100.0 - - - - - 100.0 -

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