衣類全般についての満足度をみると、「満足している」（42.8％）と「まあ満足している」（50.9％）を合わせた「満足（計）」が9割以上に達している。

性・年齢階級別にみると、「満足（計）」は女性の60代前半で9割をわずかに下回っている。

健康状態別にみると、「満足（計）」は健康状態の良くない人ほど低くなっている。

市販衣類に関する意見をみると、「値段が高い」が11.0％、「体型に合うものが少ない」が10.7％、「衣料品を売る店が近くにない」と「好みの衣料品が近くの店では買えない」が6.0％となっており、「特に不満はない」が70.8％と大半を占めている。

都市規模別にみると、「値段が高い」は大都市で高く、「衣料品を売る店が近くにない」と「好みの衣料品が近くの店では買えない」は、町村で高い。

性別でみると、男性より女性で、「値段が高い」・「体型に合うものが少ない」・「衣料品を売る店が近くにない」・「好みの衣料品が近くの店では買えない」はやや高くなっている。

年齢階級別にみると、「体型に合うものが少ない」は60代や70代に高く、「値段が高い」は60歳代に高くなっている。

（複数回答）

おしゃれへの関心度をみると、「積極的におしゃれをしたい」（7.4％）と「ある程度はおしゃれをしたい」（45.5％）を合わせた「おしゃれしたい（計）」が半数強を占めている。

性別でみると、「おしゃれしたい（計）」は男性より女性で高い。

年齢階級別にみると、「おしゃれしたい（計）」は年齢が低くなるほど高い。

健康状態別にみると、「おしゃれしたい（計）」は健康状態の良い人ほど高い傾向にある。

経済的状況別にみると、「おしゃれしたい（計）」は経済的に心配なく暮らしている人ほど高い傾向にある。

社会参加活動の有無別にみると、「おしゃれしたい（計）」は参加していない人の46.1％に対し、参加している人では64.7％と高い。

今回の調査結果を65歳以上に限定し、平成６年の調査と比較すると、「おしゃれしたい（計）」が2.5ポイント上昇している。

おしゃれに関心があると答えた人の、関心あるおしゃれをみると、「外出着」が54.1％と最も高く、次いで「身だしなみ（コーディネーション、全体の調和）」が42.7％、「整髪、髪型、髪の色、かつら」が34.1％、「普段着」が24.1％、「清潔、顔色、皮膚のつや」が22.8％となっている。

都市規模別にみると、「外出着」が都市規模が小さくなるほど高くなっている。

性別でみると、男性より女性で高いのは、「整髪、髪型、髪の色、かつら」・「化粧、香水」で、女性より男性で高いのは、「礼儀・マナー」・「趣味・スポーツなどの服装」・「靴」となっている。

社会参加活動の有無別にみると、参加している人で「趣味・スポーツなどの服装」・「姿勢」・「礼儀・マナー」は高くなっている。