「ふだんどのような在宅の福祉サービスを主に利用しているか」についてみると、「利用していない」が93.3％と大半を占めている。具体的に挙げられた福祉サービスは、「デイサービス（日帰りの通所介護）」4.1％、「ホームヘルプサービス（訪問介護）」2.7％、「ショートステイサービス（短期入所介護）」0.5％となっている。

性別にみると、「デイサービス（日帰りの通所介護）」(男性2.8％、女性5.1％)は女性の割合が高くなっている。

年齢階級別にみると、後期高齢者で「デイサービス（日帰りの通所介護）」（8.0％）、「ホームヘルプサービス（訪問介護）」（4.9％）、「ショートステイサービス（短期入所介護）」（1.3％）の割合が前期高齢者に比べ高くなっている。

世帯構成別にみると、「デイサービス（日帰りの通所介護）」は単身世帯（6.3％）、三世代世帯（5.9％）で、「ホームヘルプサービス（訪問介護）」は単身世帯（8.0％）で割合が高くなっている。また、「利用していない」は単身世帯で割合が低くなっている。

現在の健康状態別にみると、在宅福祉サービスの利用はいずれも健康状態が『良くない』と答えた人で割合が高くなっている。

要介護度の状況別にみると、認定ありの人では「デイサービス（日帰りの通所介護）」28.5％、「ホームヘルプサービス（訪問介護）」22.4％とほぼ4人に1人が利用している。

Ｑ21で何らかの在宅の福祉サービスを利用していると答えた人に、「在宅の福祉サービスの利用頻度」についてみると、「週に2、3回くらい」が36.3％と最も高く、以下、「週に１回くらい」が32.6％、「週に4、5回くらい」9.5％、「ほぼ毎日」9.2％、「月に2、3回くらい」5.7％、「月に1回くらい」3.2％、「年に数回」3.1％の順となっている。

性別でみると、「ほぼ毎日」(男性15.9％、女性6.3％)は男性の割合が高くなっている。

年齢階級別にみると、後期高齢者で「ほぼ毎日」（12.0％）が、前期高齢者で「週に4、5回くらい」（13.3％）、「週に2、3回くらい」（43.2％）の割合が高くなっている。