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5 医療に関する事項

(1) 医療サービスの利用状況(Q22)
「病院や診療所など医療施設へ通院したり、往診に来てもらうなど、医療サービスを日頃どのくらい利用しているか」についてみると、「月に1回くらい」が25.2%、「月に2、3回くらい」が24.3%と両方合わせてほぼ5割を占める割合となっている。以下、「年に数回」が13.6%、「週に1回くらい」7.7%、「週に2、3回くらい」5.8%、「週に4、5回くらい」1.5%、「ほぼ毎日」1.1%の順となっている。また、「利用していない」が20.9%と5人に1人の割合となっている。

図5−1 医療サービスの利用状況(Q22)

図5−1 医療サービスの利用状況(Q22)
性別にみると、「利用していない」(男性24.0%、女性18.6%)は男性の割合が高くなっている。
年齢階級別にみると、後期高齢者で「月に2〜3回くらい」の割合が30.3%と最も高く、前期高齢者では「利用していない」が25.6%と最も高くなっている。

表5−1 医療サービスの利用状況(Q22)

  総数 ほぼ毎日 週に4、5回くらい 週に2、3回くらい 週に1回くらい 月に2、3回くらい 月に1回くらい 年に数回 利用していない
【総数】 (実数) 2,307 25 35 133 178 560 581 314 482
  (構成比)   1.1% 1.5% 5.8% 7.7% 24.3% 25.2% 13.6% 20.9%
【性別】                  
  男性 965 0.5 0.9 5.2 6.5 24.5 23.6 14.8 24.0
女性 1,342 1.5 2.0 6.2 8.6 24.1 26.3 12.8 18.6
【年齢】                  
  65〜69歳 728 0.2 0.8 3.6 6.1 18.2 22.9 19.3 29.0
70〜74歳 627 0.8 1.3 6.1 6.7 22.1 28.4 12.7 21.8
75〜79歳 522 2.0 2.4 7.7 9.0 31.4 23.9 9.2 14.4
80歳以上 430 1.9 1.9 6.6 10.2 28.9 26.0 10.7 13.8
65〜74歳(計) 1,356 0.4 1.1 4.8 6.4 20.0 25.4 16.2 25.6
75歳以上(計) 952 2.0 2.2 7.2 9.6 30.3 24.8 9.9 14.1
【現在の健康状態】                  
  良い(計) 1,094 0.5 0.8 2.4 4.0 20.0 25.1 17.1 30.1
普通 596 0.8 1.2 5.1 7.2 26.6 27.1 14.7 17.3
良くない(計) 613 2.2 3.2 12.5 14.5 29.9 23.3 6.3 8.2
【要介護度の状況】                  
  認定なし(計) 2,102 1.0 1.4 5.0 7.0 24.5 25.5 14.2 21.4
認定あり(計) 206 1.7 2.7 13.6 14.7 22.1 22.0 7.4 15.8

(2) インフォームド・コンセントに対する意識(Q23)
「我が国の医療機関では、医師が治療の方法、効果、危険性などについて患者に十分な説明を行い、同意を得た上で治療が行われていると思うか」についてみると、「既に十分行われている」が32.5%、「ある程度行われているが、まだまだ不十分である」が33.1%、「不十分である」が10.6%となっている。また、「わからない」が23.8%となっている。
前回調査と比較すると、「既に十分行われている」が14.1ポイント増加し、「不十分である」が9.6ポイント減少している。

図5−2 インフォームド・コンセントに対する意識(Q23)

図5−2 インフォームド・コンセントに対する意識(Q23)
性別にみると、「既に十分行われている」(男性34.6%、女性30.9%)は男性の、「わからない」(男性20.8%、女性26.0%)は女性の割合が高くなっている。
年齢階級別にみると、前期高齢者で「ある程度行われているが、まだまだ不十分である」(35.1%)、「不十分である」(12.6%)の割合が、後期高齢者で「わからない」(29.1%)の割合が高くなっている。
都市規模別にみると、「既に十分行われている」は大都市(27.9%)で割合が低く、「不十分である」は大都市(12.9%)、中都市(11.9%)で割合が高くなっている。

表5−2 インフォームド・コンセントに対する意識(Q23)

  総数 既に十分行われている ある程度行われているが、まだまだ不十分である 不十分である わからない
【総数】 (実数) 2,307 750 764 244 550
  (構成比)   32.5% 33.1% 10.6% 23.8%
【性別】          
  男性 965 34.6 34.2 10.4 20.8
女性 1,342 30.9 32.3 10.7 26.0
【年齢】          
  65〜69歳 728 30.1 35.6 14.1 20.3
70〜74歳 627 34.5 34.6 10.9 20.0
75〜79歳 522 33.1 34.4 8.7 23.8
80歳以上 430 32.9 25.2 6.3 35.6
65〜74歳(計) 1,356 32.1 35.1 12.6 20.1
75歳以上(計) 952 33.0 30.2 7.6 29.1
【都市規模】          
  大都市 412 27.9 36.4 12.9 22.7
中都市 799 32.6 36.3 11.9 19.2
小都市 450 30.1 33.1 7.9 28.9
町村 646 36.9 27.0 9.3 26.7

(3) 最期を迎える場所(Q24)
「万一、治る見込みがない病気になった場合、最期は何処で迎えたいか」についてみると、「自宅」の割合が50.9%で5割を占め最も高く、次いで、「病院などの医療施設」が30.1%となっている。以下、「特別養護老人ホームなどの福祉施設」4.7%、「子供の家」1.4%、「高齢者向けのケア付き住宅」1.2%。「兄弟姉妹など親族の家」0.3%となっている。また、「わからない」は10.9%となっている。

図5−3 最期を迎える場所(Q24)

図5−3 最期を迎える場所(Q24)
性別にみると、「自宅」(男性58.9%、女性45.2%)は男性の、「病院などの医療施設」(男性26.0%、女性33.0%)は女性の割合が高くなっている。
配偶者の有無別にみると、「自宅」は配偶者のいる人(56.0%)がいない人(41.6%)よりも、「特別養護老人ホームなどの福祉施設」は配偶者のいない人(8.6%)がいる人(2.5%)よりも割合が高くなっている。
子供の有無別にみると、「自宅」は、子供がいる人(51.9%)がいない人(34.3%)よりも、「特別養護老人ホームなどの福祉施設」は子供がいない人(12.5%)がいる人(4.2%)よりも割合が高くなっている。
都市規模別にみると、「自宅」は町村(54.3%)で、「病院などの医療施設」は大都市(33.5%)で割合が高くなっている。
世帯構成別にみると、「自宅」は三世代世帯(61.5%)で高く、単身世帯(28.5%)で低い割合となっている。単身世帯では「病院などの医療施設」(34.6%)、「特別養護老人ホームなどの福祉施設」(12.8%)の割合が他の世帯構成に比べ高くなっている。

表5−3 最期を迎える場所(Q24)

  総数 自宅 病院などの医療施設 特別養護老人ホームなどの福祉施設 子供の家 高齢者向けのケア付き住宅 兄弟姉妹など親族の家 その他 わからない
【総数】 (実数) 2,307 1,175 694 108 32 27 6 14 251
  (構成比)   50.9% 30.1% 4.7% 1.4% 1.2% 0.3% 0.6% 10.9%
【性別】                  
  男性 965 58.9 26.0 3.7 0.7 0.8 0.2 0.4 9.3
女性 1,342 45.2 33.0 5.4 1.9 1.4 0.3 0.8 12.0
【年齢】                  
  65〜69歳 728 52.1 28.4 4.4 0.3 1.6 0.5 1.5 11.1
70〜74歳 627 51.8 28.7 5.2 1.7 1.5 0.2 0.2 10.7
75〜79歳 522 47.5 34.6 4.3 2.4 0.4 0.3 0.1 10.4
80歳以上 430 51.8 29.3 4.8 1.6 0.8 - 0.4 11.4
65〜74歳(計) 1,356 52.0 28.6 4.8 1.0 1.6 0.4 0.9 10.9
75歳以上(計) 952 49.4 32.2 4.5 2.0 0.6 0.2 0.2 10.8
【配偶者の有無】                  
  いる 1,498 56.0 29.1 2.5 0.8 1.1 0.1 0.6 9.9
いない 809 41.6 31.9 8.6 2.5 1.4 0.5 0.7 12.7
【子供の有無】                  
  いる 2,177 51.9 30.1 4.2 1.5 1.2 0.1 0.6 10.4
いない 130 34.3 30.1 12.5 - 1.5 2.5 0.6 18.6
【都市規模】                  
  大都市 412 46.8 33.5 3.9 0.9 0.8 0.2 0.2 13.7
中都市 799 50.9 29.1 6.0 1.5 1.5 0.2 0.5 10.3
小都市 450 49.8 28.9 4.8 1.6 1.2 0.9 1.3 11.4
町村 646 54.3 29.9 3.5 1.4 1.0 - 0.5 9.4
【世帯構成】                  
  単身世帯 308 28.5 34.6 12.8 4.8 1.2 1.0 0.8 16.3
夫婦のみ世帯 803 53.1 31.6 2.5 1.2 1.0 0.1 0.8 9.7
二世代世帯 464 49.0 30.7 5.7 0.6 2.2 0.4 0.5 10.9
三世代世帯 600 61.5 25.6 3.1 0.7 0.5 - 0.5 8.1
その他の世帯 132 48.7 28.7 2.2 0.9 1.5 - - 18.0

(4) 自分についての延命治療(Q25)
「万一、病気が治る見込みがなく、死期が近くなった場合、延命のための医療を受けること」についてみると、「少しでも延命できるよう、あらゆる医療を行ってほしい」は9.2%にとどまり、「延命のみを目的とした医療は行わず、自然にまかせてほしい」が81.1%と8割強を占めている。

図5−4 自分についての延命治療(Q25)

図5−4 自分についての延命治療(Q25)
性別にみると、「延命のみを目的とした医療は行わず、自然にまかせてほしい」(男性79.8%、女性82.1%)は男女とも8割前後の割合を占めている。「少しでも延命できるよう、あらゆる医療を行ってほしい」(男性11.6%、女性7.4%)は、男性の割合が高くなっている。
配偶者の有無別にみると「少しでも延命できるよう、あらゆる医療を行ってほしい」は、配偶者のいる人の割合が10.6%といない人(6.5%)より高くなっている。
世帯構成別にみると「少しでも延命できるよう、あらゆる医療を行ってほしい」は二世代世帯(11.0%)で高く、単身世帯(5.2%)で低い割合となっている。

表5−4 自分についての延命治療(Q25)

  総数 少しでも延命できるよう、あらゆる医療を行ってほしい 延命のみを目的とした医療は行わず、自然にまかせてほしい その他 わからない
【総数】 (実数) 2,307 212 1,872 18 206
  (構成比)   9.2% 81.1% 0.8% 8.9%
【性別】          
  男性 965 11.6 79.8 0.8 7.8
女性 1,342 7.4 82.1 0.8 9.7
【年齢】          
  65〜69歳 728 8.8 83.4 1.2 6.6
70〜74歳 627 11.2 78.2 0.4 10.2
75〜79歳 522 9.0 81.2 0.9 8.9
80歳以上 430 7.1 81.2 0.6 11.1
65〜74歳(計) 1,356 9.9 81.0 0.8 8.2
75歳以上(計) 952 8.1 81.2 0.8 9.9
【配偶者の有無】          
  いる 1,498 10.6 80.7 0.6 8.1
いない 809 6.5 81.9 1.1 10.4
【都市規模】          
  大都市 412 5.0 82.6 0.4 12.0
中都市 799 9.3 82.5 0.8 7.4
小都市 450 11.8 79.3 1.2 7.7
町村 646 9.9 79.6 0.7 9.7
【世帯構成】          
  単身世帯 308 5.2 83.9 1.2 9.8
夫婦のみ世帯 803 9.7 82.2 0.5 7.5
二世代世帯 464 11.0 78.1 1.2 9.7
三世代世帯 600 9.2 81.0 0.7 9.0
その他の世帯 132 8.9 78.9 - 12.2

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