「エイジレス・ライフ実践者及び社会参加活動事例」表章式、活動事例の紹介「高齢社会フォーラム・イン福島」

エイジレス・ライフとは、「高齢者が年齢にとらわれずに、自らの責任と能力において、自由で生き生きとした生活を送ること」を言います。
内閣府では、これからの高齢社会における生き方として、このようなエイジレス・ライフを実践している方や、グループで地域社会活動や世代間交流等の活動を積極的に行っている事例を、毎年ご紹介しております。
平成25年度は、全国から推薦されたエイジレス・ライフ実践者114名、社会参加活動団体102団体の中から、それぞれ53名、46団体を選考しました。
その中から東北ブロックで受章されたエイジレス・ライフ実践者4名の皆様と社会参加活動団体3団体の皆様をお招きし、森まさこ内閣府特命担当大臣より書状ならびに楯の授与を行い、その後、活動内容を映像で紹介しました。
表章を受けたエイジレス・ライフ実践者及び社会参加活動団体とその活動内容は次のとおりです。

エイジレス・ライフ実践者

  • 岩手県遠野市 金田一勝太郎様

    平成9年から岩手県内の福祉施設等を訪問し、ウクレレやハーモニカによる音楽演奏などのボランティア活動を実施しています。奥様もマジックをマスターし、共演しています。月に5~10回程度の訪問活動を続け、今年7月末で延べ720回に及んでいます。東日本大震災以降は、岩手県沿岸の被災地にも出向いています。

    森まさこ内閣府特命担当大臣と金田一勝太郎様の写真

  • 秋田県北秋田市 高橋重敏様

    小学校の特殊学級や養護学校などの教員経験をいかし、定年退職後の平成5~14年には、特殊教育地域センター報「絆」を自主発行し、北秋田市内の小・中学校、教育関係機関へ週1回配布していました。現在も障害児教育に関する講演や親の会への支援を行っています。

    森まさこ内閣府特命担当大臣と髙橋重敏様の写真

  • 福島県福島市 清野吉巳様

    平成13年に「ふくしま民話茶屋の会」を立ち上げて以来、毎月定期的に幼稚園や保育園等を訪問し、昔話を語り聞かせたり、自己所有の畑を活用して、小学校や幼稚園・保育園に通う子どもたちに、サツマイモの苗づくり、苗の植え付け、収穫などの農業体験をさせたりして、世代間交流を行っています。

    森まさこ内閣府特命担当大臣と清野吉巳様の写真

  • 福島県伊達市 相馬修様

    昭和62年に伊達市のコーラスグループの混声合唱団「ひろせ」を発足させ、27年間にわたり主宰するとともに、オカリナ教室の講師や小学校での音楽指導を行うなど、地域住民の音楽活動に広く携わっています。

    森まさこ内閣府特命担当大臣と相馬修様の写真


社会参加活動団体

  • 青森県弘前市 エコフレンズ(代表 三上道子様)

    平成4年に「弘前生活学校」として、子育て経験のある主婦たちが育児相談などを行うなどの子育て支援活動を開始しました。平成19年からは「エコフレンズ」として、保育園で環境をテーマとした体験学習のサポート活動などにも取り組んでいます。

    森まさこ内閣府特命担当大臣と三上道子様の写真

  • 宮城県遠田郡美里町 美里町老人クラブ和栄会(代表 鈴木龍彦様)

    平成13年度に宮城県老人クラブ連合会の「高齢者相互支援推進啓発事業」のモデル事業に選ばれ、一人暮らしや寝たきりの高齢者が地域で孤立しないよう、安否確認や話し相手を行うなどの友愛活動を継続して行っています。

    森まさこ内閣府特命担当大臣と鈴木龍彦様の写真

  • 福島県福島市 ボランティアグループ「よつば会」(代表 小関嘉子様)

    「女性で高齢者が幸せになる地域づくりをしませんか」との提案をきっかけに立ち上がり、平成3年に活動を開始しました。一人暮らし高齢者食事会のサポートや、老人ホームなどの福祉施設を訪問し入居者の話し相手や買い物の付き添いを行うなど、地域に密着したボランティア活動を行っています。

    森まさこ内閣府特命担当大臣と小関嘉子様、よつば会様の写真


<森大臣、福島市長と表章者の皆様>

森大臣、福島市長と表章者の皆様の写真