エイジレス・ライフ実践者

北海道・東北 | 関東・甲信越 | 東海・北陸 | 近畿 | 中国・四国 | 九州

○北海道・東北ブロック

都道府県・指定都市・団体名 (ふりがな)
氏名
性別 年齢 エイジレス・ライフの概要
北海道 やまもと きよし
山本 潔
80  還暦を機に、これからの健康づくりを考え、夏はジョギング、冬は歩くスキーで自己の健康管理に努める。国内外の各種大会を通じ同じ仲間との交流、友情の和を広げ、生きがいづくりとなっている。平成7年からホノルルマラソン出場、平成12年優勝。当面は2002年の30回記念大会に向けて体力維持を図っている。
青森県 やまはた きよじ
山端 喜代治
76  終戦と同時に、荒涼とした三本木ヶ原野に入植し、苦しく貧しい時代の集落の記録づくりの実践活動であり、農業と畜産を主体とする営農を通し、高齢期におけるライフワークの充実と貴重な経験を後世に残すとともに、農業の貴さ、大地を愛し、郷土を守り、歴史を継承する風土の構築。もって生き生きとした地域づくりと、健康増進の実践。
岩手県 いとう せつこ
伊藤 節子
83  金ヶ崎町において、52年の伝統を有する句会「白糸会」の会長として活躍し、高齢化した俳句仲間の心の支えとなっている。高齢ではあるが、今なお地道で熱心な文芸活動を展開し、町文化協会の理事として町の芸術文化振興に大きく貢献している。
山形県 さたけ とくたろう
佐竹 徳太郎
91  教員を退職後、現役時代に培った歴史に関する豊富な知識や経験を生かし、郷土の史跡巡りや古文書研究を行ってきた。地元の市史編纂に携わる傍ら、市民講座等の講師としても活躍している。
福島県 むらかみ しげみ
村上 榮美
86  郡山市中田生活学校を開設し、日常生活に関わる消費者問題を始め、環境・福祉等の諸問題に取り組み、その解決のための行政、企業や地域の各種団体等との連携を図り積極的に活動を展開し、この結果を各種行事大会で発表している。また、県婦人教育指導員や地域の婦人会長などの社会活動の経験を生かし、女性の地位向上等に努めている。
福島県 やまかわ やよい
山川 やよい
77  終戦当時ブームになっていた社交ダンスに夢中になる。以来、社交ダンスの普及に努め、昭和57年にディスコダンスにジャズの動きを取り入れた健康ダンス“ジャディス”を考案し健康づくりに役立てている。また、ソシアルダンスとジャディスの教室を主宰し、定期的に発表会を開催している。

○関東・甲信越ブロック

都道府県・指定都市・団体名 (ふりがな)
氏名
性別 年齢 エイジレス・ライフの概要
茨城県 おおやま しゅうとく
大山 修徳
71  高齢者クラブ「東石川三葉会」の会長として特色ある活動を展開。会長就任以来、会員数が増え、また、クラブ役員75歳定年制を導入するなど、クラブ運営に工夫を試みてきた。特に、子供会と連携し、地域に昔から伝わる「ワーホイ」という伝統行事や戦争体験の伝承などを通じ、世代間の交流活動に積極的に取り組んでいる。
群馬県 もりた さだきち
森田 定吉
82  地域にできた特別養護老人ホームのために、慰問、清掃等を行うボランティア団体を設立、週3回の訪問を続けている。また、公民館でしめ縄づくりを教えたり、幼稚園や小学校で昔の遊びなどを教え、地域活躍が顕著である。
埼玉県 やまだ ふみこ
山田 文子
85  昭和53年3月に県老人大学第1期生として卒業。地域の老人クラブの創設当初から役員・班長としてリーダーシップを発揮。また、伝統のてまり作りという優れた技術を生かし、老人クラブの仲間たちばかりでなく、幅広い層の地域住民に伝統の技を伝えている。
埼玉県 ながす ふさじろう
長須 房次郎
71  約40年間の教員時代に培った知識と経験を生かし、退職後の現在、植物やトンボの研究家として、埼玉県東部地域における絶滅危惧種の保護のため、希少な動植物の調査、研究を行い、自然保護の重要性を訴えるとともに、貴重な野草やトンボの標本、記録を作成し、子どもたちや次世代の人々に伝えるための活動を行っている。
埼玉県 こばやし しげお
小林 繁雄
73  定年退職後、積極的に地域福祉に取り組み、地域住民が困惑し、不安を抱いていた頑固な一人暮らし高齢者をお世話する有志のグループを組織して、最後まで看取った。個人的に趣味として始めた社交ダンスも、その後、車いす利用の障害者と共に楽しむことに発展。以来、意欲的に活動している。
千葉県 よしの はま
吉野 はま
98  19歳で結婚、婚家先の農業に従事するようになり、以来98歳の現在も農作業に従事している。採れた野菜を近所の人にあげたり、海辺の人達の魚貝類と野菜を交換することに喜びを感じ、また、入浴・洗濯・料理等身の回りのことを家族に頼らず自分で行うなど元気に生き生きとした生活を送っている。
千葉県 うただ まさずみ
宇多田 正純
81  少年時代から手先が器用で、マッチ軸を使った額縁や幌馬車の模型の製作を手がけてきたが、デパートでモデルシップを見て以来、創作意欲をかきたてられて本格的な帆船を製作するようになった。平成4年にはこれまでの作品を集めて個展を開くまでにいたった。また、戦争の伝承、反戦活動にも意欲的で自らの戦争体験を綴ったエッセーを出版したり、定年後も土木技術士の資格を発揮できる企業へ就職し、現在も現役で生き生きと会社勤めをしている。
山梨県 さいとう とおる
齋藤 通
83  地区や老人クラブの会長として活躍する傍ら、長年の趣味であった「拓本」を定年退職後も続け、同志とともに山梨拓本研究会を立ち上げ、以後この研究会の中心的存在として活動している。各地の講習会等で講師として活躍している。
山梨県 いしはら しょう
石原 昌
89  地球のリーダー的な存在として様々な場面で活躍している。特に民踊、ゲートボール、バレーボールの指導者として地域の健康普及事業に貢献している。指導力や行動力は地域の女性達の目標になっている。
長野県 みやがわ せいじ
宮川 清治
81  明科町の生涯学習講座である「古文書の見方と歴史の学習」を昭和54年から現在まで担当している。月1回(昼間1組、夜間1組)の講座を、延べ250回以上継続しており、聴講人員も延べ約5千人を超えるなど、町民の生涯学習に大きく寄与している。
横浜市 ひるま まつのすけ
昼間 松之助
79  保護司として青少年の健全育成に尽力し,その一環としてケン玉(講師の資格あり)を教えたり,竹トンボなどの昔の子供の遊びを紹介している。

○東海・北陸ブロック

都道府県・指定都市・団体名 (ふりがな)
氏名
性別 年齢 エイジレス・ライフの概要
富山県 ひの ごいち
日野 吾一
73  新興住宅地老人クラブ初代会長として就任。交通安全ビデオ上映、おしゃべり会等各講座をメニュー化、地区センターへの集会ではなく、自治公民館へ出前・出張する「ふれあいプラザ」を実施。氏自ら精力的に企画、機材運搬、司会進行もこなしている。 また、エアロビクスの会唯一の男性会員として、お祭りにフラダンスを踊るなど地域の活性化にも熱心に参画している。
福井県 かわさき あいこ
川崎 愛子
70  地区婦人会役員の就任後から市政、県政の発展のために活躍している。また、武生市婦人ボランティア連絡会の発足以来24年間会長として、保育所や県内外の老人ホームの慰問等ボランティア活動に携わっている。さらに郷土の民話を題材とする戯曲の創作を行い自費出版するなどふるさと文化の伝承にも貢献している。
岐阜県 ふくい ひさお
福井 久雄
75  高齢にも関わらず、平成12年に高校を卒業し、現在、大学の履修生として勉学に励み、積極的に学生、留学生と接することで、異世代、異国の方々と交流している。 「老いて学ぶは亡びず」を信条とし、いずれ町の生涯学習関係に役立てたいという意気込みで地域史の学習に取り組んでいる。
岐阜県 うらた かつよし
浦田 勝義
83  老人クラブ連合会会長として会員の増強と統括を図り、斬新な意見やユニークな発想を採り入れ、ふるさと教室等の実施に尽力。 自らも「ふるさと歴史クラブ」を担当し、町の昔話や伝統を伝承する一方、幼稚園・保育園児とのふれあい教室にも参加している。
静岡県 いとう まちこ
伊藤 真智子
70  静岡YWCA(キリスト教女子青年会)、日本YWCA、静岡市国際交流協会のメンバーとして、主に日本人と結婚した外国人女性に日本語を教えるボランティア活動やチャリティバザーの開催を通じ、地域に暮らす外国人女性を支援したり、日本人男性と結婚した外国人女性が日本で生活する上で直面する様々な悩みの解決に力を注いでいる。
愛知県 やまもと しんいち
山本 新一
74  エンジニアとして培った技術と開発精神で、独自の技術のコンピュータ制御360度回転パノラマカメラ等を開発し、平成11年度に全長50.2m、幅33.5cmの長い写真を完成。ギネス社が「ギネス世界一長い写真」として認定。さらに平成13年には全長145m幅35.6cmの写真を完成。今後は何万人もの人の顔が認識できる写真を撮るための機器の開発と長い写真による現代の写真絵巻物を製作する予定である。

○近畿ブロック

都道府県・指定都市・団体名 (ふりがな)
氏名
性別 年齢 エイジレス・ライフの概要
滋賀県 むらやま みちえ
村山 三千枝
76  彦根市民謡団体連合会の会長として長年にわたり活躍し、現在も各団体の連携を図るため講習会を開催しつつ、自らも各種の地域の踊りの大会に参加し祭りをもりあげている。また、地域の小学校へも出向き、彦根ばやしの普及のための活動にも取り組んでいる。
京都府 さとう きよこ
佐藤 きよ子
86  平成5年、77歳のときから舞鶴市内の老人福祉センターのサークル活動をきっかけに手品を始めて以来、練習を積み重ね、今ではレパートリーも、ボールや袋を使ったもの、花やハンカチを使ったものなど様々である。86歳となった今も、市内の老人ホームや幼稚園、老人福祉センターや各種イベントなど現役で舞台に立ち手品を披露している。
兵庫県 おくだいら こしげ
奥平 子繁
99  趣味である手芸・編み物を生かして、ボランティアグループを作り、作品を社会福祉施設へ寄贈している。また地域のデイサービスや手芸教室などでもその特技を生かして指導的な役割を果たしている。
和歌山県 たちばな のぶひで
橘 信秀
88  教職員の時に培われた知識や経験を活かし文化活動や町史の編纂・広報活動に携わり、民話や風習を発掘し、紀の川流し雛の復活を実現させた。また、老人クラブでは、高齢者のリーダー的役割を果たしている。
京都市 なかむらゆういちろう
中村 雄一郎
89  織物職人の第一線を退いた後は、自宅や他府県で織物教室を開き、手製の小型織機を使って幅広い年齢層の生徒の指導にあたっている。また、自らも熟練の技を巧使した織物を作成を手がけている。
大阪市 ありま さだお
有馬 定夫
73  定年退職を機に、木工が好きという趣味を生かして、障害者の自助具をつくるボランティア活動を始めるとともに、障害者の介助活動などを行っている。現在は建築家・デザイナー・日曜大工の好きな人たちで作るボランティアグループ「福祉と住環境を考える会」の会員として、また、木工教室のリーダーとして活動している。

○中国・四国ブロック

都道府県・指定都市・団体名 (ふりがな)
氏名
性別 年齢 エイジレス・ライフの概要
鳥取県 ふじわら ただし
藤原 正
73  樗谿ホタルの会会長として樗谿公園内の樗谿川に源氏ボタルを飛ばすためにホタルの幼虫の飼育、ホタルの餌になる川ニナの採集・放流、川の管理を続けている。その結果、2、3年前から数百匹のホタルが乱舞するようになった。
鳥取県 よしだ としえ
吉田 とし江
81  公民館活動に深い関心を持ち、しめ縄、雪ぐつ、藁の花瓶づくりの他、様々な指導を行っている。また、戦争体験談の披露、グラウンドゴルフを通じた子どもたちとの交流などその活動は多岐にわたる。現在は右目が不自由なため以前ほどの細かい細工の製作はできなくなったが、楽しみながら製作に励んでいる。
島根県 ふるかわ ただお
古川 忠夫
84  昭和50年会社退職後、18歳の頃少々学んだ陶芸を趣味として取り入れ、昭和59年市教育委員会から人材活用事業指導者として任命されて以降は、自分の手で物を作り、頭を使い手を動かすことに喜びを感じ、老人会・婦人会・小学生等に指導している。
山口県 あさはら ひろし
淺原 浩
75  毎朝3時から、JR山陽本線四辻駅及び駅周辺の清掃や駐輪場の整理をし、電車通学の県立聾学校児童生徒の交通安全確認作業をボランティアで行っている。また、深夜に駅周辺にたむろする若者の指導にあたるなど青少年健全育成においても貢献している。
香川県 かわかみ みなえ
川上 ミナエ
81  退職後、地域住民のリーダー的な役割を発揮し、老人会活動を通し、老人施設でのボランティア、ひとり暮らし老人宅への友愛訪問を続け、市老連女性部長、市老連副会長、会長を歴任し、現在は地域老人を対象とした、いきいきサロン(山楽会)を発足しリーダ-として活躍している。
愛媛県 たかいち おきみ
高市 沖見
78  地域の歴史・文化の発掘・継承を老後のライフワークにと、郷土史「ふるさと祝谷」と方言集「松山あたりの昔ことば」(合計1000部)を無償配布して大好評を博した。自発的に祝谷音頭を制作したり、史跡巡りのガイド、注連縄作りの指導をしたりして喜ばれている。また、老人クラブ・地域活動を積極的に行い、傍ら老化防止のため指運動の推奨にも努めている。

○九州ブロック

都道府県・指定都市・団体名 (ふりがな)
氏名
性別 年齢 エイジレス・ライフの概要
福岡県 きら さだみ
吉良 貞美
82 雑草対策に花菖蒲を植え、次々に拡張していったところ花の名所となり、近郷からの観光客を始め福祉施設の車両が度々巡回し介護者の慰安観賞の場となった。そのために株間の手入れのなかに、除草作業を一人で行い環境美化に尽力している。
福岡県 おくふじ みのる
奥藤 稔
73  青少年ボランティアとして、野外活動全般やクラフト活動を長期にわたり行っている。県立少年自然の家の青少年対象事業や市町村の公民館活動等にも広く参加し活動している。平成7年には自宅の庭に手作りの玩具の作り方を指導する「みんなあつまれあそびの家」を建て、子どもの遊びの伝承活動を続けている。
佐賀県 すぎはら やすお
杉原 安男
91  70歳頃、右半身麻痺となってから一大発憤し、現在まで20年余、利き手を右手から左手に替え、根気と努力で習字の練習に励んだ。現在では左手で右手に劣らぬ字を書けるようになり、これまで詩集11巻を執筆、出版した。 また、老人クラブの会合には直接参加はしないが、左手で書いた手紙や詩を送っており、会員の感動、共感等を得ている。
熊本県 ほんだ けいすけ
本田 啓介
86  過去に培った知識や経験を生かし地域の子ども達に剣道の指導を行う。また、地区内にある1,300年前の古代山城鞠智城の案内説明をボランティアで行っている。
大分県 かめやま まつよ
亀山 マツヨ
88  子育てが一段落した昭和40年代に自分の老後の生きがいを求め市社会教育「咸宜大学」講座に入学し、一般教養、短歌、俳句、水墨画を始め、通信教育で学んだ書道では師範免許、水墨画では個展を開くまでになる。
宮崎県 やまむら としお
山村 敏男
71  在職中から手品や腹話術に取り組み、施設訪問などを行ってきた。 国鉄退職後は、それまで独学だった腹話術を勉強しようと公民館の教室に入会。自らも腹話術のクラブを立ち上げ、イベント出演、施設訪問などを活発に行っている。 題材にあわせて人形を手作りするなど、非常にユニークな活動の実践者である。
宮崎県 めら しとみ
米良 蔀
89  宮崎市民生委員児童委員をはじめ、自治会長、単位老人クラブ会長をつとめるなど、地域社会のコーディネーターとして無くてはならない存在である。 諸団体の役職をつとめる傍ら、得意の竹細工の技能を生かして、地域の健康まつり、文化祭に参加したり、地元の大宮中学校で教育援助プログラムの講師として指導にあたるなど、地域間・世代間交流の分野でも着実に成果を上げている。
鹿児島県 たにぐち わさ
谷口 ワサ
95  59歳で栄養改善推進活動を始め、昭和42年に本県に初代栄養改善推進協議会会長として組織づくりや普及に努めてきた。会長を退いたあとも推進活動は続けられ、95歳になった現在も、地区の老人クラブ大会や母子・寡婦福祉大会等で講演をしたり、個人的に相談を受けたりして、栄養改善推進活動を継続している。