平成22年度エイジレス・ライフ実践者
北海道・東北 | 関東・甲信越 | 東海・北陸 | 近畿 | 中国・四国 | 九州 | 関連団体
都道府県・指定都市・団体名 | (ふりがな) 氏名 |
性別 | 年齢 | エイジレス・ライフの概要 (150字~200字以内) |
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北海道 (余市郡) |
さとう つや 佐藤 ツヤ |
女 | 80 | 余市町老人クラブ連合会女性部において、強力なリーダーシップを発揮し、平成8年4月に女性コーラス部を結成・指導しているほか、特別老人ホームの花壇やその周辺の草むしり等の環境美化、独居老人への友愛訪問、子育て支援のための1円玉募金、人の命を守る「緊急安心カード」作成・配付等の各種活動を行っている。 |
青森県 (三沢市) |
わたなべ やす 渡辺 やす |
女 | 77 | 定年を機に友人と卓球やパッチワークを楽しんでいたところに参加の問い合わせがあり、交流が始まり定期の活動の時間ができた。若い時に卓球で国体に参加した経験や仕事の合間に覚えたダンスの振り付け等を活かし、地域で楽しめる時間を作った。また青森県高齢指導者として、他の地域の団体、サークルへの指導を続け充実した時間を過ごしている。 |
福島県 (河沼郡) |
いそべ こうたろう 磯部 幸太郎 |
男 | 94 | 94歳の高齢にも関わらず福島県捜査嘱託犬指導手として約30年に渡り捜索の現場で活躍している。指導手は、警察犬の育成・訓練に継続的に私財を投じるため、家族の理解を得られてこそ長く務めることができている。後継者が少なく、現役続行の必要性を自他共に認めている。また、自身の健康維持に役立てている新聞への投稿や短歌の投首は昭和61年から始め、現在までに約1,600回の紙上掲載を数えている。 |
仙台市 | あずみ けん 安海 賢 |
男 | 76 | 安海氏は、「高齢者配食サービス」から男の食の自立のための料理講習会「男の台所」へと活動を発展させ、料理講習会を定着させた。高齢男性の食の自立は高齢社会を積極的に生きる「家庭力」として自覚させ、男女共同こそが高齢社会のQOL(クオリティオブライフ)の決め手であることを体得できるようなカリキュラムを編成し、実学に即した独特な食育指導を展開しており、シニア世代の社会貢献活動の活性化に寄与する功績は多大である。 |
郡山市 | わたなべ きそ 渡邉 キソ |
女 | 88 | 郵便局長夫人として夫を支える傍ら、積極的に社会教育関係活動に参加し、若くして婦人会会長等に就任し、リーダーとして地域づくりに貢献してきた。また、社会教育補助員を務めるなど公民館活動にも積極的に携わり、生涯学習の振興にも尽力した。米寿を迎えた現在もその気力は衰えず、「俳句たらんぼ会」現役会長を継続し、句を詠み、民踊や謡を楽しみ、絵画や書道にも親しむなど溌剌としたエイジレス・ライフを楽しんでいる。 |
都道府県・指定都市・団体名 | (ふりがな) 氏名 |
性別 | 年齢 | エイジレス・ライフの概要 (150字~200字以内) |
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茨城県 (神栖市) |
こせき ときこ 小関 トキ子 |
女 | 73 | 神栖市では、平成15年から「やすらぎ支援員養成講習会」を開催している。 平成18年から、上記の講習修了者のうち、希望者を「かみすやすらぎさん」として認定し、認知症高齢者家族の介護負担軽減のため、認知症高齢者家族のお宅に月2回訪問し、話を聞いたり散歩に連れ添うなどの活動を行っている。 平成19年に設立した「かみすやすらぎさん」の団体の会長として、会員との相談・調整を行っている。 |
群馬県 (前橋市) |
いわがみ つねこ 岩上 常子 |
女 | 94 | 利用している老人保健施設2施設の「園の歌」を作詞・作曲して贈り、自らピアノを弾き、歌唱指導も行いながら、毎朝施設利用者と合唱を行うほか、同世代を励ます歌を作っている。また、日々の生活での感動や喜びを絵や文章にして新聞等に投稿しているほか、(財)群馬県長寿社会づくり財団の行う美術展などにも積極的に出品するなど、知識と趣味を生かし、生き生きと楽しく充実した生活を送っている。 |
埼玉県 (行田市) |
かわた かつみ 河田 克已 |
男 | 79 | 30代より79歳の現在に至るまで「行田 山の会」の会長として活躍し、自身も現役として登山を実践している。この間、市民を対象に年1~2回の「市民ハイキング」を主催している。また、青年会議所主催の中学生を対象にした登山や市体協主催のハイキングにおいては、豊富な経験を買われ、アドバイザーとして参画するなどその活躍は目覚しいものがある。3年前に、腰椎の手術により入院したが、懸命のリハビリにより登山活動に復帰した。近年は「行田 山の会」において、主に65歳以上の会員を対象にした登山を計画し、リーダーとして登山を実践している。 |
千葉県 (市原市) |
さとう みちやす 佐藤 通安 |
男 | 69 | 佐藤氏は、多くの障がい者が参加できる「バリアフリースポーツの教室」を、千葉県市原市の障がい者団体の関係者に呼びかけ、準備の段階から開催まで全般にわたって尽力した。その結果、広い世代にわたって多くの方が教室に参加するようになり、障がい者のスポーツ活動が活発化している。 現在も、運営の中心的役割を担いながら、障がい者の自立支援活動に多大な貢献をしている。 |
東京都 (千代田区) |
いとう きょうこ 伊藤 京子 |
女 | 78 | 40歳頃より趣味として始めた民謡、三味線の特技を活かし、住まいの万世橋地区で同好会を発足させ講師となる。後、区立高齢者センターの依頼を受け、昭和59年頃より「民謡教室」の講師として、多くの高齢者に民謡の面白さや、民謡による健康的なライフワーク等を提唱、その指導にあたっている。 |
東京都 (杉並区) |
たかおか りゅういち 高岡 隆一 |
男 | 76 | 定年退職後、男の料理教室から立ち上げた自主グループが、後にNPO法人となり理事長に就任。区のデイサービスを受託し「男性たちによる男性のためのデイサービス」をモットーに地域に密着した福祉分野で新たなチャレンジを行っている。また、元気高齢者向けのゆうゆう館において各種教室を開催をする等、生涯現役を実践している。 |
東京都 (八王子市) |
まつた かんじ 松田 寛次 |
男 | 83 | 58歳で足腰の鍛錬のためマラソンを始め、60歳のときホノルルマラソンに初出場し5位入賞。2006年には80歳代の部で優勝した。後、NPO法人東京マスターズ陸上競技連盟の副会長として、各種大会に多数のボランティアを派遣すると共に自らも審判員を務め各種大会を支える他、八王子市陸上協会理事長としてボランティア活動に積極的に取り組んでいる。 |
東京都 (東大和市) |
むらかみ かずこ 村上 和子 |
女 | 80 | 退職後、市の介護予防教室に参加。教室終了後、体操の継続を目的として、自主グループ「あすなろ」を立ち上げる。その活動が広がり現在は5グループが結成され、その指導者として活躍している。参加者からは、「体調が良くなった」「歩行が安定した」と大変好評であり、継続的に参加できるグループの存在は、高齢者の閉じこもり予防に寄与している。最近では、このかつどうを次世代に繋げるべく、リーダー養成にも力を入れている。 |
新潟県 (上越市) |
いがらし いわお 五十嵐 巌 |
男 | 88 | 戦時中にインパール作戦に従軍し、その際に敵の砲弾を受け重傷を負った経験や、戦友を亡くした体験をもとに戦争の悲惨さを地域の方に伝えている。 昭和41年には自費で従軍記を出版(平成16年に高齢者大学の修了生と共に再出版)し、戦争の悲惨さと平和が当たり前の現代の有り難さを分かりやすく伝えている。 現在は本会主催の新潟県高齢者大学の受講生。 |
長野県 (飯山市) |
たかぬし せいいち 高主 精一 |
男 | 85 | 第二の人生を65歳からと自ら決め、中国への視察をきっかけに、子どもたちへの学資提供や里親・里子などの支援活動を始められ、平成22年に「NPO日中友好育英基金」を設立し、地域発で育英活動の拡大と充実に取り組まれている。また、70歳の誕生日から「歩いて世界一周」を目指して始めたウォーキングは、現在世界2周目に挑戦中。老人クラブやパソコン同好会など活動は多岐にわたり、地域のリーダーとして活躍されている。 |
さいたま市 | かさい りゅうたろう 笠井 龍太郎 |
男 | 91 | 3年前に高齢者施設を利用中に小型エレクトーンを演奏していたところ、他の利用者から次々とリクエストを受けて好評を得たのをきっかけに、かつて劇場専属オーケストラの一員として活動していた経験を生かし、「車椅子のピアニスト」として高齢者施設で利用者からのリクエストに答えて懐かしい曲を演奏する慰問活動を行っている。 |
都道府県・指定都市・団体名 | (ふりがな) 氏名 |
性別 | 年齢 | エイジレス・ライフの概要 (150字~200字以内) |
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富山県 (小矢部市) |
ひらた せいしん 平田 清信 |
男 | 89 | 健康維持のためと54歳から始めたジョギングは80歳までに4,800回を数えるとともに、その後替わって始めたウォーキングも合わせ実施回数は、延べ6,700回を超えた。その間、仲間づくりとして走友会を結成・発展させるとともに、現在も毎週日曜日の早朝マラソンに参加している。また、63歳で始めた俳句を活かし、高齢者の俳句、俳画教室の講師としても活躍している。 |
富山県 (富山市) |
ほり きよはる 堀 清治 |
男 | 84 | 卓球に魅かれたのは小学5年生のとき。以来、会社に勤めている間もクラブに所属して国体にも出場した。昭和63年、第1回の全国健康福祉祭(ねんりんピック)に監督兼選手として参加。それをきっかけに仲間と「富山卓友クラブ」を立ち上げ、現在も代表を務めている。平成7年、高齢者スポーツ交流促進事業実行委員として県内5地区の卓球クラブの創設に尽力し、現在も小学生を対象の卓球教室で指導者として活躍中。 |
石川県 (金沢市) |
しんき ひさし 新木 尚 |
男 | 85 | 小学生の時に覚えた草笛を多くの人に伝えるため、草笛愛好会を設立し、地域の公民館で毎週吹き方を教えている。また、多くのイベントで吹奏するほか、病院や福祉施設での慰問吹奏、小学校での草笛教室を行うなど、非常に活発な活動を続けている。このように85歳を過ぎた今でも、自己の技能を活かして交流の輪を広げようとする強い意志や姿勢が周囲にも大きな影響を与えているほか、次の世代の目標になっている。 |
福井県 (鯖江市) |
こしの てるお 越野 昭雄 |
男 | 77 | 定年後に一念発起して中国気功の勉強を始め、指導者になるほどの技術を習得する。また、詩吟(吟道光世流)の技術と中国気功の技術を高齢者に普及させることは、自らの生きがいと、学ぶ者の生きがいにつながると考え、社会貢献活動に取り組む。現在、公民館や区の集会所、鯖江市高年大学で詩吟の講習会と中国気功の講義実技を実施している。昨年度は詩吟の講習会を年100回、気功の講義を年72回実施するなど、精力的に活動している。 |
岐阜県 (中津川市) |
こんどう あいこ 近藤 愛子 |
女 | 84 | ネパールで貧しい生活を送る現地の子供たちの現状を知り、65歳の時に「ネパール子ども基金」を設立。以後、18年以上にわたり、学校建設や植樹、井戸掘り、女性の経済的自立支援のための草木染め・手編みのセーター指導などの活動を続けている。84歳となった現在も、現地の農業の発展や助産婦の養成、日本とネパールの子どもたちとの交流など、さらなる目標に向けて、支援者とともに意欲的に活動している。 |
愛知県 (刈谷市) |
まえだ ゆきひろ 前田 幸汪 |
男 | 73 | 小学校総合学習で地域の達人・草笛名人として講師を務めるだけでなく、地域では「この指止まれ」で参加者を募り、そば、うどん教室、みんなで歌おう会などを自主的に運営。市民ボランティア活動支援センターに個人登録をし、福祉施設など要請があればどこにでも出かけ、持ち前の笑顔で多くの人に草笛の音色、やさしい歌声と共に笑顔も届けている。 |
三重県 (亀山市) |
さか しょうご 坂 昭吾 |
男 | 74 | 地域の60歳以上の高齢者で構成された「鹿伏兎山脈グループ」の代表として、荒廃農地を活用し、山間地の特性を活かした特産物(きのこ、シキミ、梅、自然薯)の栽培、研究、販売に取り組み、地域の活性化と自然環境の景観推進に尽力されている。梅や自然薯等の収穫体験や見学会等の交流会を開催し、一般消費者等への普及促進や、食育推進等、幅広い活動を行っている。 |
静岡市 | たき ただあき 瀧 宰明 |
男 | 71 | 教職を退職後、ライフワークとして障害児の情操教育の研究・実践を継続。障害児支援塾クローバー教室を自宅に開設、駿河情操教育研究会を主宰。ミュージカルソー(のこぎり楽器)演奏、ピエロ、手話、腹話術などを駆使した独自のパフォーマンスは世代を超えて、人々を魅了。障害児教育への貢献のみならず、自身の活動への取り組みは、数々の講座で紹介され、高齢者の生涯学習意識の高揚に寄与している。 |
豊橋市 | みずたに とみお 水谷 十三郎 |
男 | 77 | 長年に渡る大工としての経験と技術を生かして、県内のみならず県外へも出向いて子どもたちに工作の楽しさを伝えている。 また、自分で教えるだけではなく、指導者養成の講習会を開くなど後継者の育成にも力を入れ、その修了者がそれぞれの地元で工作の楽しさを子どもたちに伝えているように、一個人の活動を越えた活動の広がりが見られる点で先進的な事例である。 |
都道府県・指定都市・団体名 | (ふりがな) 氏名 |
性別 | 年齢 | エイジレス・ライフの概要 (150字~200字以内) |
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奈良県 (大和郡山市) |
やました まさき 山下 正樹 |
男 | 65 | 退職後歩き遍路をはじめ、遍路の出会いとふれあいに魅せられその経験を多くの方に伝えたいと思い「歩き遍路入門講座」を平成17年より毎年1回開催している。四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト役員としてヘンロ小屋38棟を建築。大和郡山市にある矢田寺へんろみち保存会長として、地域の方々と共に矢田寺へんろみち4.5キロを4年かけて30年ぶりに復元するなど、遍路文化の継承、遍路道の保存に関する活動を精力的に行っている。四国八十八ヶ所霊場会・公認先達として活動されている。 |
姫路市 | ふじはな すみこ 藤花 須美子 |
女 | 78 | 地元市民センターで自ら考案したリズム体操を指導して30年余り。高知で出会ったよさこい祭りに魅了され、体育教室の生徒を中心に、よさこい踊りチーム「ひめじ花の会」を結成。以来「ひめじ良さ恋まつりの母」としてよさ恋一筋の人生を送り、全国からまつりへの参加依頼が後をたたない。指導しながらも一人の踊り子としての熱い思いを持ち続け、78歳の今も自ら先頭に立って踊っている。 |
都道府県・指定都市・団体名 | (ふりがな) 氏名 |
性別 | 年齢 | エイジレス・ライフの概要 (150字~200字以内) |
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鳥取県 (西伯郡) |
こだに みきのすけ 小谷 三樹之助 |
男 | 85 | 退職後、「地域へ恩返し」をしたいとの気持ちから、愛の輪協力員として、地域の独居老人等の見守り活動を始めた。現在は、愛の輪協力員の活動はしていないが、ふれあい会食の開催や見守り活動を行うなど地域に貢献している。 また、町の高齢者大学において平成6年からは学長に就任し、子どもたちにわら細工や双六といった昔あそびを教える異世代交流・文化伝承活動、知識・見識を深める学習活動など積極的に社会参加活動を実施している。 |
鳥取県 (西伯郡) |
たなべ としまさ |
男 | 86 | 昭和62年頃から自動車板金工場を営むかたわら木彫りを始め、新協美術会展、鳥取県美術展覧会などに多数出展し、入選を果たすなど、その技術力、芸術性は高く評価されており、新協美術会展へは、平成2年以降欠かさず出品するなど、精力的に創作活動を行っている。 また、平成13年からは社会福祉協議会の「木彫り教室」で指導しながら、教室卒業生が自主的に開催している教室へも指導に出向くなど、地域へ貢献している。 |
鳥取県 (倉吉市) |
とくおか りょうじ 徳岡 良治 |
男 | 86 | 教員退職後、20年間倉吉市の観光ボランティアとして活躍し、地域の発展に努めた。 また、鳥取県文化財解説員の講習会を受講後、講師として観光ボランティアガイドの養成に尽力し、地域の文化財や歴史についての知識を広め、地域の観光を推進している。 現在は、長年のガイド活動で得た歌の経験を生かし、8人程度でボランティアグループを結成して老人福祉施設に慰問し、入所者や利用者の健康づくりに貢献している。 |
岡山県 (真庭市) |
にしだ たけよし 西田 武義 |
男 | 78 | 地元地域福祉活動組織である二川地域福祉村づくり推進委員会の活動に発足当初から携わり、組織の運営や様々な取組の中心的役割を担っている。 委員会においては、高齢者の自宅への弁当の配達事業や、3世代交流健康づくり事業などを積極的に行っており、多くの方が参加している。 また、委員会以外でも、自ら所有する田を活用して小学校生に田植えから脱穀までを体験させ、できた餅米を利用して、地域の方達と雑煮をして食べるなど、世代を越えての交流活動などに励んでいる。 |
広島県 (尾道市) |
かわべ みちこ 川辺 美智子 |
女 | 81 | 社協だよりに掲載されていた「朗読ボランティア講習会」を受講し、視覚障害者のために奉仕することで、自分の心が充実したことがきっかけとなった。 昭和51年から、広報誌、社協だより、図書、小説、随筆を35年間朗読・録音を続けるとともに、後継者の育成も行っている。 今後は、地域の子どもたちへの読み聞かせや紙芝居などを通して世代間交流も行い、地域で積極的にボランティア活動していく。 |
広島県 (尾道市) |
いまい としかず |
男 | 75 | 会社を退職後、当時民生・児童委員だった妻の紹介で、知的障害者施設で活動することとなった。平成7年から活動し、月に15日~20日のペースで利用者とともに作業をしている。現在では、ボランティア団体の一員として、老人ホームで喫茶介助、清掃作業を行ったり、福祉専門学校や刑務所において「ボランティアと私」と題して、学生や受刑者向けに講話を開いたりしている。また、地元の子どもたちとの交流や、町の美化にも取り組んでいる。 |
広島県 (尾道市) |
いしい てつよ 石井 哲代 |
女 | 89 | 近所の祖母同士が交流会を始めたことがきっかけとなった。 昭和53年ごろからはサロンに衣替えし、毎週月曜日に地域の高齢者が談笑などをする場となった。 その後、サロン活動に介護予防、認知症予防、健康づくりを盛り込み、毎週1回ふれあい活動として行っている。 ふれあいサロンは地域のコミュニティの場であり、「元気で、長生き」をモットーに、支え合い、助け合う「お互いさま」の気持ちを大切に毎日の活動を続けていく。 |
山口県 (周南市) |
やまだ さだこ 山田 定子 |
女 | 73 | 義父の介護を17年続け、地元の寝たきり老人介護者の会の会長にも就任。会員同士の交流をめざして「手作り蒟蒻」を始め、今では男性料理教室や地元イベントにも提供している。また、地元の小学校などで、子供たちにお手玉やあやとりの伝承活動を実践中。一方、定年退職を機に腹話術を始め、「ばあさん人形」を使い、古布を利用した手作りの布ぞうりを皆で履くなど「もったいないのススメ」を広めている。 |
山口県 (光市) |
たなか ひでお 田中 秀夫 |
男 | 70 | 40代から本格的に始めた趣味のマジックで、退職後は地元の子供たちと交流。その腕前が評判となり、子ども会や高齢者福祉施設で11年間に378回のマジックショーを行う。 今も年に一度は渡米して、ラスベガスで修行。渡米時には、日系人の高齢者福祉施設を慰問。新しいマジックにも意欲的で、最近では科学マジックにも取り組むなど精力的に活動している。 |
山口県 (周南市) |
のむら かつゆき 野村 克行 |
男 | 73 | 大好きな海のために役立ちたいとの思いから、測定機を購入し、平成9年から「海洋環境保全推進員」として、気温・降水量・周南市周辺の海や主な河川の水質等の測定を始め、集めた測定結果を徳山海上保安部に報告、いずれも貴重なデータとして役立てられている。 他にも平成17年から、NPO法人山口県アクティブシニア協会で活動、環境保全部会員や理事を歴任、今も周南シニア劇場の実行委員を務めている。 |
山口県 (下松市) |
ほその えつこ 細野 悦子 |
女 | 84 | 教員を退職後、63歳から趣味で太極拳を始め、5年かけて日本武術太極拳連盟公認普及指導員の資格を取得、これを機に公民館の生涯学習講座での指導を開始した。更に2年後には、練功十八法上級指導員の資格も取得。ねんりんピックに監督兼選手として出場する一方、地元の公民館まつりにも受講生とともに出演。常に学習しながら、学んだ成果を伝え還元すべく研鑽に励んでいる。 |
山口県 (防府市) |
かわの あいこ 河野 愛子 |
女 | 76 | かつては、地元強豪チームのバレーボール選手として活躍。退職後はシルバースポーツ大会のリレー種目で市の代表選手として活躍し、県大会で優勝。一方、退職を機にボランティア活動を始め、障害者のボランティアやひとり暮らし高齢者への友愛訪問など地域の福祉活動にも貢献。民生委員や福祉員をはじめ、ボランティア部会長や老人クラブの婦人部長を歴任するなど、積極的に取り組んでいる。 |
愛媛県 (今治市) |
わだ きよみ 和田 清身 |
男 | 72 | 猿飛佐助の原作者(山田阿鉄)の顕彰、野間馬の保護運動の第一人者となって野間馬ハイランドの運営に参画、サギソウの自生地保護と鉢栽培での繁殖活動、宇宙メダカの繁殖運動など、地域の独自性や自然文化に着目して、多方面に活躍されている。 また、地元の花いっぱい運動でも推進者として活躍するなど、活き活きと生活されている。 |
広島市 | わたなべ のりふみ 渡辺 憲文 |
男 | 86 | 昭和58年の定年退職を期に、中国への出兵という経験を活かして、美鈴が丘公民館サークル「中国語会話」を立ち上げた人物である。 平成6年、広島県広島市で行われたアジア競技大会時には、中国語会話の受講者を通訳として派遣したり、中国への観光旅行を実施したりするなど、日本と中国との橋渡し役となっている。 立ち上げから現在までの延べ受講者数は、およそ300名であり、自身の知識や経験を社会に還元し活躍している。 |
松山市 | やました まさあき 山下 正明 |
男 | 72 | 「たちばな小学校やるっ子くらぶ」代表や子育てサロン代表、自治会理事、ボランティア講師など多方面にわたる要職を務め、青少年の育成や高齢者の生きがいづくり活動を実践し、子供から老人まで多くの人に親しまれ、地域や学校では、なくてはならない人となっている。 詩吟、書道、スポーツ等の趣味と地域福祉に関わる経験を生かして地域力の向上に努めており、社会福祉と地域の活性化に大きな貢献をしている。 |
都道府県・指定都市・団体名 | (ふりがな) 氏名 |
性別 | 年齢 | エイジレス・ライフの概要 (150字~200字以内) |
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長崎県 (佐世保市) |
もりた きみこ 森田 君子 |
女 | 78 | 地域の高齢者の日常生活支援等を行う老人福祉ボランティア「なずな会」、介護老人福祉施設等を訪問し入所者の方の不満などを施設に伝える活動を行っている「させぼ介護相談員虹の会」、生涯学習の現状を把握し、地域住民のニーズに合った生涯学習の推進を目指す「長崎県北生涯学習インストラクターの会」に所属され、過去に培った経験を生かし、スキルアップに努め、高齢期の生活を地域社会に貢献している。 |
熊本県 (阿蘇郡) |
まつざき かずお 松崎 一雄 |
男 | 77 | 町の歴史収集の会「史談会」活動の中で民話、伝説に触れる中、町の職員の働きかけも有り、民話、伝説の収集を行い一つの資料を纏め上げた。その数33話、今では、その謂れを伝える人も居なくなる中、貴重な資料となる。お話しの会「りんどうの会」の立ち上げも行い、その活動の中で、語り聞かせて行く活動が多くなり、町内の多くの人に手品と共に素話を語っている。 |
熊本県 (阿蘇市) |
かえつ わたる 嘉悦 渉 |
男 | 88 | 江戸時代の細川藩が参勤交代路として利用した豊後街道にある宿場の一つである坂梨宿場のその風情と歴史をより探求するため、平成11年に坂梨宿場會を設立し、一般住民などにその郷土史を語り継いでいる。また、平成17年には阿蘇神社の観光ボランティアとして活動を開始し、さらに、平成20年には一般住民に広く阿蘇の歴史を伝えていくことを目的に、阿蘇郷土史愛好会を設立し、その会長を勤める。 |
宮崎県 (日向市) |
よしみず りうこ 吉水 リウコ |
女 | 91 | 65歳で退職した後、体力の衰えを防止するため、70歳の頃に地域のミニバレーサークルに加入。91歳になる現在まで20年以上、ほとんど休みなく練習に参加しながら、健康づくり・体力づくりに努力されており、週2回行われている練習では、率先して準備をし、2時間のプレイの後も体力的に余裕があるなど、サークルのメンバーはもとより、地域の高齢者のお手本となっている。 |
宮崎県 (串間市) |
にしきた はつえ 西北 ハツエ |
女 | 95 | 夫と死に別れ、女手ひとつで子供を育て上げた後、72歳から、前から興味のあった油絵を始めた。その活動を通して、チャリティー活動や絵画教室の支援等を積極的に行い、95歳の現在もなお精力的に制作活動に取り組んでいる。その傍ら、料理や家事、近隣との交際も積極的にしており、生き生きと生活を楽しまれている。高齢になっても自分の好きなことにチャレンジしている。 |
鹿児島県 (薩摩郡) |
すわ ちかよ 諏訪 親代 |
男 | 84 | 昔の手作りの道具を将来に伝えていくことで「自然のありがたみ」を感じてもらいたいとの思いで活動を始めた。 日々の農作業の傍ら、町内の保育園や小学校において長年にわたり、「地域の歴史、竹細工及び昔遊び等」を子供や保護者に指導しており、地元小学校の俵踊りに用いる俵も製作している。 今後とも、「元気が続く限り子供たちにいろいろなことを教えていきたい」とメダカの増殖も行っている。 |
沖縄県 (中頭郡) |
いなみね よし 稲嶺 芳 |
女 | 85 | 昭和44年から地域団体活動に積極的に参加し、民生児童委員、婦人会活動、老人福祉センターでの琉球舞踊講師、老人クラブ連合会役員を務める中で、女性委員会を立ち上げ、女性リーダーの育成にあたる。地域においても常にリーダーシップを発揮し、年齢を感じさせずに活発に活動している。その活動は新聞や全国老人クラブ大会などで取り上げられ、地域のみならず、全国的に注目されている。 |
北九州市 | ありやま るりこ 有山 瑠璃子 |
女 | 86 | 夫の介護を経て、常々やりたいと考えていたボランティア活動を始める。平成11年に、肩肘張らずに優しい心で傍に立っているだけでも風よけにはなれるとの思いから「風よけの会」を設立し、市民センターの行事の手伝いや小学校の花壇の手入れ等の身近なボランティア活動をしている。また、平成16年には「遊学倶楽部」を結成し、生涯学習、生涯現役を目指して、月1回程度教養・娯楽講座を開催している。 |
北九州市 | おおた かずのり 太田 和則 |
男 | 78 | 昭和62年から、ふるさとの歴史や文化を次世代に伝えるために、民話を題材にした紙芝居を作り、市民センターや小・中学校で公演をしてきた。これまでの公演回数は540回に及んでいる。また、平成6年には、子供や高齢者との交流を図ることを目的として、アート・ボランティア「トンボ&ホタル」を結成した。この会では、幼稚園や老人ホームにも活動の場を広げ、手遊びや手品なども交えた楽しい公演で人々を楽しませている。 |
都道府県・指定都市・団体名 | (ふりがな) 氏名 |
性別 | 年齢 | エイジレス・ライフの概要 (150字~200字以内) |
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(財)日本レクリエーション協会(神奈川県・座間市) | はたの りょうこ 波多野 良子 |
女 | 86 | 小学校長退職後、レク指導者資格を取得。レク活動や生涯スポーツ、文化芸術活動における、組織育成や指導者養成などの普及活動を私財を投じて行っている。探求心は絶えることなく、福祉のボランティア活動や生涯スポーツ普及に力を注ぎ、生涯スポーツの国際交流を深めようと、海外へ交流に出かけ、さらにスポーツ用具の寄贈や施設の整備を行い、益々活動範囲を広げている。 |
財団法人あしたの日本を創る協会(埼玉県・比企郡) | みやざき きよこ 宮崎 清子 |
女 | 87 | 滑川町生活学校の代表として、長年にわたり廃油利用石鹸の制作・普及活動など生活に身近な問題に取組んでいる。特に、平成19年7月より始めた「レジ袋削減キャンペーン」は町役場、町内の婦人団体と連携してマイバック運動を展開し、スタンプカードの全戸配布、町内全商店がスタンプ活動へ参加するなど町をあげてのレジ袋削減運動に広げた。 |
(財)日本郵政退職者連盟 (札幌市) |
いしかわ たかお 石川 隆夫 |
男 | 76 | 趣味である詩吟を生かし、地域の福祉活動に取り組むことを思い立ち、昭和56年「札幌市東区文化団体協議会」に入会。同会は、伝統芸術・芸能、邦楽、洋楽など幅広い分野に亘り、現在56会派、会員370名を擁して、年3回の芸能祭を開催するなど地域のまちづくりと文化活動振興に貢献している。同氏は、詩吟指導の傍ら乞われて、同会の運営に携わり、現在は会長として先頭に立って活動している。 |
(財)日本郵政退職者連盟 (北海道・稚内市) |
きむら たくみ 木村 巧 |
男 | 72 | 現役時代に培った貝殻郵便作成等の技術を活かし、地元漁業者より譲り受けた浮き玉を利用して「蛙」のキャラクターを作成、地域の道々に設置し「無事かえるロード」と命名、交通事故防止に取組んでいる。蛙キャラクターは観光客にも好評で地域振興にも貢献している。 また、45年に渡る「凧作り」の技術を生かし「武者絵凧」や「連凧」の作成指導を通じて子供たちの健全育成に取組んでいる。 |
(財)日本郵政退職者連盟 (長野県・長野市) |
すずき ごさく 鈴木 吾策 |
男 | 85 | 在職中から好きな囲碁の研鑚を積み同僚や後輩を指導していたところ、師の日本棋院の先生から囲碁を通じた青少年の健全育成への取組みを要請され、退職を機に地域の小・中・高生に囲碁の指導を開始した。 公民館活動の一環として、身体の不自由な人や高齢者・女性等幅広く囲碁を指導する一方、ふれあい囲碁大会を企画し12年間開催するなど、各層のボランティア活動に活躍している。 |
(財)日本郵政退職者連盟 (石川県・金沢市) |
おがわ よしお 尾川 義雄 |
男 | 79 | 平成9年に地元の公民館広報担当を引き受けて以来、地域の歴史遺産を紹介するパンフレットやビデオ制作、公民館広報紙の編集責任者として活躍している。制作したビデオを用いて小学生を対象とした歴史講座を開き、大好評を博した。 また、「塩硝の道検証委員会」委員として、調査検証、書籍の執筆に中心的役割を果している。 石川県詩人会長を務めたほか、詩集を自費出版しており、北國写真連盟会員としても活動している。 |
(財)日本郵政退職者連盟 (広島市) |
ながさき けんじ |
男 | 81 | 退職後、「全国健称マラソン会」、「日本歩け歩け協会」等に加入し、マラソン大会等に数多く参加。 特に、ウォーキングは、平成14年から各県の認定大会に参加し、平成20年9月オールジャパン全国47都道府県の最終を完歩、ウォーカーの勲章「歩楽達人之碑」(長野県に建立)に刻名された。 その他、ウォーキング大会等で数々の賞を受賞している。、平成13年以降海外各国のウォーキング大会にも参加し、「快老人生~一生感動、一生青春」と挑戦が続いている。 |
(財)日本郵政退職者連盟 (広島市) |
なごし さぶろう 名越 三郎 |
男 | 79 | 平和学習支援ボランティアとして広島市の平和記念資料館の展示や平和祈念公園の慰霊碑などの説明を行い、原爆の実相を伝える活動を続けている。平成12年からは広島市観光ボランティアとしても、観光施設や被爆施設の案内行っている。 原爆の惨状を風化させないため、強い使命感をもってボランティア活動を続けている。 また、地元地域では平成9年から児童の見守り活動を続けている。 |
(財)日本郵政退職者連盟 (愛媛県・今治市) |
あおい さぶろう 青井 三郎 |
男 | 72 | 「玉川自然愛好会やまぐるま」を結成し、毎月1回四国の山を中心にハイキングを行っている(会員60名、26年間で312回実施)。 平成13年度から「楢原山の自然を育む会」を結成し、山桜を植樹するとともに、小学生を中心に自然体験学習を行い、自然保護に貢献している。 大西町史談会の会長として、郷土の文化財や歴史の伝承に尽力している。 |