平成23年度社会参加活動事例

北海道・東北 | 関東・甲信越 | 東海・北陸 | 近畿 | 中国・四国 | 九州 | 関連団体

○北海道・東北ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
名称
表章内容 構成員数
(内65歳以上)
1 青森市 さーくる にじのかい
サークル虹の会
 同地区で4年前から行われている、国道沿線に案山子を立てて町興しをはかる「かかしロード」への継続参加やイベントの支援、その他センター祭りなどの地域行事への参加、また地域内デイサービス施設や障害者施設、幼稚園等へのお手玉・手縫い雑巾等の寄贈も行っている。また地域との関係が希薄になりがちな小・中学校とも積極的に交流しており、PTAと一体となった学校内・校外活動への支援、またプルタブ・エコキャップ・ベルマーク・手縫い雑巾等の寄贈も行っている。 24人
(24人)
○関東・甲信越ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
名称
表章内容 構成員数
(内65歳以上)
1 群馬県
(富岡市)
ねたきりよぼうのかい
寝たきり予防の会
 いつでも、どこでも、誰にでもできる「寝たきり予防体操」の普及を目的として活動している。一般市民を対象とした講習会を開催するほか、自治体と連携して高齢者健康教室や介護予防サポーター教室に参加したり、子育て支援を担うNPOとの交流なども行っている。また、健康、医療などについての学習も行い、指導者、普及者の養成にも力を入れている。 64人
(64人)
2 埼玉県
(日高市)
こまがわしょうがっこう
高麗川小学校
ふれあいすいしんしつ
ふれあい推進室
がっこうおうえんたい
学校応援隊
<1>高麗川小学校の学校ファーム事業への取り組みと連携し、授業時間に次の活動を行う。
・生徒に野菜の種植えや収穫を体験させる。収穫までの耕運、畝立、水遣りや草取り等は授業時間外で構成員のみで行う。収穫した野菜は日高市市民祭りに参考出品もしている。
・栗拾い、お茶摘等、校外授業の支援。
<2>校庭低花木剪定、除草等、樹木の生育にあった管理と環境整備。
29人
(25人)
3 東京都
(江戸川区)
えどがわ
江戸川
シニアパソコン・ネットワーククラブ
 本会は、パソコン関係の情報交換及び技術の向上、会員相互の親睦を深め、地域社会に貢献することを目的としている。主な活動内容は、シニア向けのパソコン講座の開催である。基本操作からワードやエクセル等のソフトウエアの使い方、デジカメの活用術まで幅広いメニューを提供している。更に、会員相互だけでなく、60歳以上の区民を対象にした「初めてのパソコン教室」を年6回開催。毎回、定員を大幅に上回り、人気教室として多くのシニアから支持を受けている。 462人
(462人)
4 東京都
(小金井市)
こがねいしだんかい
小金井史談会
 市民レベルで歴史、史跡等を探求し、語り合って視野を広げていく楽しみを持とうという人たちが集まった団体である。
 ほぼ毎月行われる見学会には、50人前後の参加者があり、歴史への興味をより深くしている。また、会報「黄金井」は自由投稿によるもので、会員間の相互理解を深める役割を果たしている。
150人
(150人)
5 長野県
(下伊那郡松川町)
いきいきでまえちんげい
いきいき出前珍芸グループ
・グループ員の趣味や特技を活かし寸劇・踊り・マジック等で会員の研修を深め技術を磨いて技術向上を図り、積極的に多くの社会福祉施設等を訪問し、同世代の施設利用者と深く交流し親睦を深めている。
・ 長野県シニアリーダー実践講座・地域いきいき実践塾の講座「私たちの地域活動」で講師として、飯田女子短期大学家政学科の学生に自身たちの過去の経験を活かした講義や公演を行なっている。
6人
(6人)
6 さいたま市 ろうごのしあわせをまもるかい
老後の幸せを守る会
うらわしゃかいせいかつだいがく
浦和社会生活大学
 生涯学習のため、9月から翌7月の間に21講座・1校外学習を実施する高齢者大学を実施している。18名の理事が講座の実施や入学式・卒業式、年2回の懇親会などすべてボランティアで進めている。現在36期(36年目)をむかえ、192名の学生が所属している。自主的・民主的な運営方針で、独立採算を実践するよう心がけている。留年自由の学校であり、翌年への継続率は80%以上である。 192人
(192人)
7 横浜市 かつらやま
桂山クラブ
 桂山クラブは、シニアクラブ(老人会)としての活動である会員の趣味・健康に関する活動に加えて、社会参加活動を組織的・継続的に行なっている。活動対象は幼稚園(保育園)、小学校、中学校、他シニアクラブ、そして自治会で、活動は延2,800人(全活動は延17,300人)である。具体的には自治会地域の刊行物配布、公園清掃、歩道橋清掃、学校行事、サロン活動など。 493人
(420人)
○東海・北陸ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
名称
表章内容 構成員数
(内65歳以上)
1 富山県
(高岡市)
ザ・あんぽんたん  代表の島田氏が、定年後は社会に恩返しをする生き方をしたいと考え、定年になった平成12年より、老人ホーム、福祉施設、公民館のいきいきサロン等を慰問し、舞踊、歌謡、民謡、マジック等を披露する活動を続けている。現在のメンバーは40人で、年間約100回の出前公演を行っている。公演に参加する際の交通費や衣装等はすべて自費。音響装置、証明装置等は代表個人が用意している。 40人
(27人)
2 石川県
(白山市)
みやぼちく ろうゆうかい
宮保地区老友会
 市の要請で、公共の場所に苗を配付し、幼・保・小・中学校などで栽培の指導を実施。さらに、用土の配合を行い地区住民希望者に配付し、市を代表する「あさがお」や「菊」作りを通し、美しい町づくりに貢献している。また、栽培講習会を実施し、苗を配付した家庭を巡回して、必要に応じ指導も行っている。
 朝顔展や菊花展を開催し、成果を競いながら花づくりを楽しんでおり、市主催の千代女朝顔展でも、上位に入賞している。
303人
(303人)
3 福井県
(福井市)
ぶようくらぶ さつきかい
舞踊クラブさつき会
 舞踏クラブさつき会は日本舞踊のうたや踊りを老人福祉施設やデイサービスセンターで披露し、ボランティア活動に積極的に参加することを目的に活動している。施設利用者に喜んでもらえること、利用者とともに楽しい時間を過ごすことを何よりの喜びとしている。
 また、新設の施設ができれば、活動場所を求めて施設訪問を行うなどの広報活動も積極的に行っている。
23人
(21人)
○近畿ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
名称
表章内容 構成員数
(内65歳以上)
1 大阪府
(門真市)
とくていひえいりほうじん
特定非営利法人
SAかどまのかい
SA門真の会
 老人施設を訪問し、歌体操、マジック、踊り、ハーモニカ演奏などを行い入所者を慰安している。また、おもちゃ作り等を通じて子供とコミュニケーションをとり、世代間の交流をはかっている。その他にも、市民祭り・文化祭・ボランティアグループが主催のフェスティバル等に出演し、地域行事や自治会の行事を盛り上げている。 27人
(27人)
2 兵庫県
(芦屋市)
あしのかい
芦の会
 DV法施行前にDVの民間シェルターの家賃を補助しようと手づくり工房「芦の会」を立ち上げ、手作り品を製作し、その収益をW.Sひょうごに寄付することを始めた。収益金をシェルターの年間家賃分を目標に寄付活動を行っている。寄付金額は活動を始めてから12年間で総額1,200万円を超えている。また、販売している商品は、常に改良を加え、デザインや素材にこだわり、利用者のニーズに合ったものを追及している。 8人
(8人)
3 兵庫県
(芦屋市)
くらぶ・とりお
クラブ・トリオ
 多くの高齢者の方から、パソコンを受講したが使うことができないとの話を聞き、困っている高齢者の方のお力にという思いから、クラブを設立。多くの方が参加できるよう、出欠自由、会費無料で行っている。高齢者である会員がお互いに助け合うことで、パソコンスキルが向上しているとともに、パソコン以外での交流も多くあり、会員の生きがいの場所となっている。 この活動の輪が国内外に広まり、世界の交流と平和に貢献すべく努力中です。 50人
(50人)
4 姫路市 ふとおしょうがいくらぶ
太尾生涯クラブ
 地元の町内5箇所に、花壇・プランターを整備し、市配布の地域緑化用草花を植栽。花壇・プランターの植栽準備(除草、耕し、施肥等)、植栽後の灌水、草引き、花柄つみなど、1年中花の世話をしている。この活動は15年間継続しており、共同作業を通じての参加者の連帯感が高まっている。また、地域美化活動に貢献するとともに、道行く人々に潤いを与えている。 155人
(155人)
○中国・四国ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
名称
表章内容 構成員数
(内65歳以上)
1 鳥取県
(境港市)
たけうちちょうらくれんごうかい
竹内長楽連合会
 竹内長楽連合会は、昭和40年に老人クラブを開設して以来、境港市老人クラブの中核的な存在として今日に至っており、健康づくりを始め文化活動、社会奉仕、次世代を担う子ども達の指導教育など多方面に亙って活動しており、特に支え合いのための諸活動には定評があり、地元自治会の協力も得て、年間を通して会員が心を一つにして努力をしているクラブである。 26人
(26人)
2 山口県
(宇部市)
しまいそじかい
島五十路会
 閉じこもり予防、世代間交流のため、ラジオ体操による健康づくりを、年間を通じて実施しており、十年間続いている。また、自分たちの使う道路を美しくするため、市の企画するピカロード里親制度に登録、週一回の吸い殻拾いや、年間4回の除草作業など、環境美化活動にも尽力。他にも、週一回、謡曲の稽古を行い、会員相互の親睦と健康の維持に努めている。 43人
(43人)
3 山口県
(山口市)
むかしなつかし
おてだまかい
お手玉会
 平安時代から続くお手玉の文化継承のため、当時、代表者が務めていた保育所を会場に地域の方とお手玉会を発足。現在、県児童センターでの毎月定例のお手玉会では、子供から大人まで、輪になり歌を唄いお手玉を楽しんでいる。他にも保育園、小学校、高齢者施設、地域サロンなど、呼ばれれば県内外問わず出かけていき、心を癒しながら笑顔になれるお手玉の魅力を伝え、交流を楽しんでいる。 12人
(6人)
4 山口県
(山口市)
ぜんにほん
全日本あすなろ
ふくわじゅつきょうかい
腹話術協会
やまぐちおれんじしぶ
山口オレンジ支部
 個人で活動していた県内の腹話術愛好者が集まって、平成12年に山口県支部を結成。2ヶ月ごとの支部研修や本部の合宿研修などで、技術を高めあうほか、保育園やディサービス、敬老会など地域の行事にでかけて、ボランティアで腹話術を披露し喜ばれている。人形と共に笑顔を届ける活動は、会員それぞれの生きがいとなっている。 40人
(20人)
5 山口県
(岩国市)
なかたけんこうきょうしつ
中田健康教室
 岩国市中田地区で、女性が中心になり35年もの長い間地域の「健康づくり」活動を続けている。活動内容は、栄養改善を目指した料理教室、体力づくりのための銭太鼓やヨガ、吟詠教室、手作りマスコットによる交通安全キャンペーンなど多彩。朝市や地区のまつりでの野菜や加工品販売、ゴキブリ団子の中田地区全戸への配布など、地域と関わりを持ち活動している。 30人
(30人)
6 福山市 ばんしょうかい
晩照会
晩照会は、昭和30年に、広島県東部及びその近隣の地域に在住する洋画,日本画,工芸,書の4分野の作家をもって組織された。毎年1回展覧会を開催し、平成22年度で56回目を迎えた。その間に、昭和56年、58年には、福山市立美術館建設基金チャリティー展を開催するなど、当市の美術振興に寄与している。若者と張り合うのではなく、年配者として、青年作家の指針となるような円熟の境地を求めて研鑽する姿は、高齢化社会の見本となる活動である。 78人
(78人)
7 松山市 ひまわり かい
ひまわり会
 カラオケ、日舞、民舞、フラダンス、手話などに趣味や特技を持つ仲間で結成して老人ホームを慰問、障害を持つ高齢者に生きる喜びを与えている。また、公民館の運動会や文化祭にも積極的に参加、地域の人々との交流し、地域行事の活性化に努めている。
 更に、三津浜街づくり協議会が応募し創作された三津浜音頭を振付披露し、新しい郷土芸能に根付くように、その普及に取り組むなど地域の活性化と高齢者の生きがいづくりに貢献している。
17人
(17人)
○九州ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
名称
表章内容 構成員数
(内65歳以上)
1 熊本県
(荒尾市)
さくらゆりかごかい
桜ゆりかご会
 童謡の持つ優しさ、温かさを子ども達に伝えたいと始まった活動で、市内の小学校(3・4年生対象)と年間5校程交流を続けており、24年たった今も最初の想いを大事に子ども達に童謡を伝えている。その他にも数々の演奏会やイベントにも参加して女性コーラスとして親しまれている。また、週1回の練習も会の最高齢である82歳の人が指揮をして、和気あいあいと健康で楽しく歌って活動を長く続けている。 58人
(45人)
2 熊本県
(上益城郡嘉島町)
さわやか なんきんたますだれ どうこうかい
さわやか南京玉すだれ同好会
 さわやか大学校知恵袋「竹細工講座」に参加したメンバーで南京玉すだれの芸を覚え、交代しながら年40回もの公演に飛び回っている。みんなで楽しめる参加型で行い、1時間のステージを飽きさせずに作ることを心がけている。また、日韓友好会からも招待をうけ、韓国の釜山でも公演を行われている。
 趣味だけで終わることなく、他者を喜ばせ、また芸をとおして国際交流をしている。
25人
(20人)
3 鹿児島県
(薩摩川内市)
きよしきふじん
清色婦人ボランティアグループ
 地区婦人会を母体にボランティア活動を約30年行ってきた。
 誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせる地域社会づくりを目指して,福祉施設での交流活動やふれあい活動の拠点としての「ふれあいサンキューサロン」の開設と自主運営,高齢者への「愛の手作り弁当」の配布やと声かけ訪問,「長寿マスコット和紙人形」の製作・贈呈や国内外での災害発生時の募金活動など,多岐にわたる活動に毎年取り組んでいる。
93人
(93人)
4 北九州市 ゆーかりの かい
ユーカリの会
 地域で役に立つことをしたいという思いを抱いていた有志がボランティア講座を受講し、ボランティアグループを発足させた。これまでの経験(看護師、保育士、調理師など)を活かし、高齢者、障がい者を対象に、月2回のレクリエーションと手作りの昼食を提供するミニデイサービスの実施や、年1回のバスハイク、花見、七夕会、屋内運動会など多彩な企画を実施している。 24人
(21人)
5 北九州市 あのおがくしゃ
穴生学舎クッキングボランティアの会
 高齢者のための研修施設「穴生学舎」で学んだ有志により発足。地域の一人暮らし等の高齢者を対象に、高齢者の生きがい、ふれあい、健康づくりを目的とした「穴生学舎ふれあいサロン~こもれ陽の部屋~」を月に2回開催している。サロンでは看護士資格を持つ会員による健康相談や手作りの昼食を提供するふれあい昼食会、会員によるハンドベル演奏やマジック等のレクリエーションを実施している。 65人
(61人)
○関連団体ブロック
番号 推薦都道府県・指定都市・中核市名 (ふりがな)
名称
表章内容 構成員数
(内65歳以上)
1 (財)日本郵政退職者連盟
(北海道松前町)
はらぐちおうしょうかいどうを つくるかい
原口桜松街道を創る会
 最北の城下町、松前町の町花「桜」と町木の「松」を地区の街道に植樹することを提唱して、「原口桜松街道を創る会」を創設、毎年春に住民が「桜松街道」と名付けて、国道沿いに桜と松を交互に植えてきた。現在では、5キロの街道に600本の並木が完成している。また、地域の森林等を活用した自然観察会や、野外森林学習を開催するなど、緑化思想の普及啓発にも尽力している。 63人
(32人)
2 (財)日本郵政退職者連盟
(新潟県小千谷市)
かわいあじさいむら いくせいかい
川井あじさい村育成会
 平成9年「川井あじさい村育成会」を結成し、あじさいの植栽やイベントの開催を通じて、地域おこしや環境への配慮などに取組んでいる。「あじさい情話」の歌と踊りを自主作成して雰囲気を盛り上げ、あじさい祭りを開催するなど、地域ぐるみの取組みとしている。活動は、県内のあじさい団体とも連携を深め、中越大震災の復興活動とも連動させている。 19人
(13人)
3 (公財)あしたの日本を創る協会
(栃木県芳賀郡茂木町)
もてぎまちふじん
茂木町婦人ボランティアの会
 独居老人の給食づくり、町子ども会育成会連合会イベントの昼食づくり、町文化財の清掃、町のゲートボール大会でのお茶サービス、高齢者による高齢者の在宅介護教室、雑巾を作成し福祉施設を寄贈、町公民館祭での配食サービス、小学生のふるさと運動学習会における夕食づくり、高齢期の趣昧教室などに取り組む。 29人
(29人)
4 (公財)あしたの日本を創る協会
(神奈川県秦野市)
なでしこ ぼうさい ねっと
なでしこ防災ネット
 女性の視点から地域の防災・減災に取り組み、防災対策の普及啓発を、高齢者、親子、障害者を対象に中学生や地域、行政、12連携団体と協働で推進している。災害時の生活用水の確保等をまとめた防災マップや、日頃の災害への備えをまとめた「女性の視点からの防災対策」、非常食(救援物資)や身近な食材を使ったレシピ集を作成するなど、多様な取り組みと多くの住民を巻き込んだ活動は、地域住民の「共助」の意識を高めている。 11人
(6人)