米田　潤二さん
ボランティア事務所を開設。幅広い分野で活動し地域に貢献。

名前（年齢）	よねだ　じゅんじ 米田　潤二さん（78歳）
地域	徳島県（徳島市）
活動概要	青少年活動を47年間、レクリエーション活動40年間、健康生きがい活動を17年間行っている。退職後、「ボランティア事務所」を立ち上げ、ボランティア活動を組織化・一体化を図り、普及・促進に努めている。

（注）年齢は、平成26年4月1日時点

子供の頃からのボランティア精神。

　四国遍路の地で育った米田潤二さんには、生来から「お接待」の気持ちが溢れています。
　郵政省徳島地方貯金局（現徳島貯金事務センター）在職中から現在に至るまで、青少年活動（47年間）、レクリエーション活動（40年間）、ウオーキング活動（33年間）、健康生きがい活動（17年間）等々の活動に携わってきました。
　平成7年に退職した後、米田さんは現職中に続けてきた余暇活動を一本化し、本格的にボランティア活動に専念するために「ボランティア事務所・エンジョイライフプランニング」を開設し、余暇活動の実践や相談に応じる等、活発な取組を開始しました。

心と健康のために余暇を楽しみ身体を動かす。

　平成18年、米田さんは、それまでのレクリエーション協会を、さらに普及・発展させるために仲間を集め「NPO法人徳島レクリエーション協会」を設立しました。
　協会では、子供から高齢者まで、誰でも、いつでも、どこでも、世代を超えて気軽に楽しむことができるスポーツ・レクリエーション活動を推進。レクリエーションを通じた生涯学習、町づくり、環境保全、総合型スポーツの推進に寄与するとともに、レクリエーションに関する調査や研究を実施し、様々なイベントを展開しています。
　米田さん自身も、余暇開発士や、レクリエーション・コーディネーター、レクリエーション・インストラクター、野外活動指導者・ディレクター1級、健康生きがいづくりアドバイザーなどの資格を取得し、現在、協会会長業務と共に精力的に実践活動を行っています。
　また、米田さんは昭和57年に「徳島県歩け歩け協会」を設立。平成22年には「NPO法人徳島県ウオーキング協会」として登記し、現在も協会の中心的役割を担っています。ウオーキング活動に関しては、平成18年から平成23年までの約５年間にわたり「一般社団法人 日本ウオーキング協会」副会長を務める等、その活動は全国にまで及んでいます。

これからも幅広く様々な貢献活動を展開。

　現在、5団体の会長や役職を務める米田さん。近年は特に健康寿命の延伸のため高齢者の元気づくりや、体力・知力が低下している子供の遊び場作りによる「笑顔DE元気」づくりにも力点を置いています。
　「自然の流れに任せながら、新しい活動にも参画していきたいですし、現在の活動をさらに増幅し、夢を持って楽しみながら活動を続けていきたい」と、意欲を語ります。