平成30年度 エイジレス・ライフ実践事例
都道府県・指定都市・中核市及び高齢者関連団体から推薦のあったエイジレス・ライフを実践する79名、社会参加活動を行う64団体の中から、内閣府に置かれた選考委員会(委員長:瀬沼克彰 桜美林大学名誉教授)の案を踏まえ、内閣府において、今年度のエイジレス・ライフ実践事例(個人)58名、社会参加活動事例(グループ等)44団体を決定しました。
決定されたエイジレス・ライフ実践者に対し「エイジレス章(しょう)」、社会参加活動団体に対し「社会参加章(しょう)」を章する書状を交付するとともに記念の楯を授与します。
平成30年度 エイジレス・ライフ実践事例及び社会参加活動事例選考委員会
委員長
瀬沼 克彰 桜美林大学名誉教授
委員
有馬 廣實 拓殖大学名誉教授
大島 典子 日本テレビ放送網(株)コンプライアンス推進室考査部専任副部長
佐藤 摩利子 国連人口基金東京事務所所長
竹川 智子 (株)フラン代表取締役
松村 直道 江戸川大学特任教授
豊川 寛一 八戸市福祉部長
(敬称略)
エイジレス章受章者
北海道・東北 | 関東・甲信越 | 東海・北陸 | 近畿 | 中国・四国 | 九州 | 関連団体
(注)年齢は、平成30年4月1日現在
ブロック別通し番号 | 推薦自治体名 | (ふりがな) 氏名 |
年齢 | エイジレス・ライフの概要 |
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1 | 青森県 (青森市) |
しばた ももよ 柴田 百代 |
78 | 「地域に貢献できることがしたい」と自ら活動の場を探し児童館で茶道教室を始める。平成12年から18年間、ボランティアで教室を続けており、今まで教えた子供達は1500人を超える。周辺地域の人達から「茶道を始めてから、子供達から挨拶し声をかけてくれるようになった」と世代を超えたふれあいのきっかけ作りにもなっており大変喜ばれている。茶道を通じて相手を思いやる気持ちや礼儀作法、日本文化の伝承・普及に尽力している。 |
2 | 八戸市 | いわさき みつひろ 岩﨑 光宏 |
73 | 体育教師、校長と長い教員生活の経験を活かし、退職後、そば打ちや南部せんべい焼きなどの体験ができる体験交流施設「山の楽校」の校長を13年務めた。現在は「山の楽校」の相談役を務め、ノウハウを伝えたり、PR活動をしたりと活発に活動を行っている。その他にも、中学校の立志式等で講演をすることもあり、若い世代に対して自分の生き方などを伝えたり、行政相談委員を務めるなど、地域社会のリーダー的役割を果たしている。 |
3 | 八戸市 | いしづ まさひろ 石津 正廣 |
72 | 八戸市が誇る観光資源「種差海岸」のボランティアガイドとして活動し、学校遠足や校外学習でのガイドの他、観光客へのガイドを行っており、自然の良さ、大切さを楽しく語るガイドには定評があり、八戸市を訪れるリピーターを増やしている。種差海岸の外来生物の駆除活動も行っており、現在ではほとんど見られなくなっていることから、種差海岸の自然保護の輪が広がるきっかけとして大きな役割を果たしている。 |
4 | 郡山市 | はた かつひさ 秦 勝久 |
69 | 月1回発行される喜久田町商工会広報「キクちゃんタイムス」の編集長として、平成14年の創刊以来15年以上に渡り本業の鍼灸師の傍ら、地域を1つに繋げる活動を継続して行っている。視覚障がい者であるにも関わらず、地域に密着したきめ細やかな取材を通した紙面を作成し、地域住民に定着した広報となっており、地域の住民に元気と励ましを与えてくれる存在である。 |
5 | 郡山市 | のぐち ひさお 野口 久雄 |
87 | 小学校長退職後、幼児教育に力を入れる傍ら、民話語り部の会を発足し、民話の普及に尽力。東日本大震災時には、避難所において民話語りと子どもたちの遊び相手として積極的に携わるとともに、避難所の運営を支援した。現在でも、高齢者施設における民話語りを行い、同年代の方々に希望と勇気と感動を与え続け、さらに、保育所や地域の子育てサロン等において子どもたちとふれあい、自身も楽しみながら活動を続けている。 |
ブロック別通し番号 | 推薦自治体名 | (ふりがな) 氏名 |
年齢 | エイジレス・ライフの概要 |
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1 | 東京都 (荒川区) |
たなか ひさお 田中 久雄 |
99 | 区の主催した「健康推進リーダー養成」講座修了後、先頭に立って荒川ころばん体操実施会場の確保等に尽力し、週1回の健康推進のための体操活動を他のリーダーと共に約15年間継続して運営している。また、加えて手話を紹介するなどの独創的な活動方法や、90歳を超えてからひざの痛みの手術を受けるなど、体調を整えて前向きに活動に復帰している姿は他のリーダーの目標、励みになっている。 |
2 | 東京都 (東大和市) | あおき いさむ 青木 勇 |
79 | 青木氏は定年退職後、老人クラブに入会し多くの高齢者との付き合いの中で、高齢化社会の現状に直面した。そこから「介護予防」の必要性を強く感じ、加入していた「新成会」で介護予防活動を広めることを「今後の私のライフワーク」にしようと決心し、活動を開始した。その後も老人クラブの枠に留まらず、広く市民に介護予防の重要性を広めるなど、精力的に活動している。 |
3 | 神奈川県 (鎌倉市) |
にしじま やすし 西島 靖 |
84 | 厚生労働省_中央薬事審議会での化粧品原料基準調査会の臨時委員としての参画や、日本化粧品工業連合会での化粧品全成分表示名称委員会命名部会長に携わる等、化粧品原料に関するエキスパートで、日本の化粧品業界で活躍。13年前、既に70歳でファンケルに入社されてからは、今まで培ってきた化粧品原料に関する知識を惜しみなく社内外の後輩達へ提供し、難しい相談にも適確にアドバイスし後輩の指導・育成に貢献している。 |
4 | 神奈川県 (小田原市) |
かがわ かつひさ 香川 勝久 |
78 | おだわらシルバー大学を卒業後、同期生でさざなみ会を設立し、同会の会長を務める。 先人より語り継がれたふる里の宝である「民話」を次の世代へ語り継ぐため、小学校や老人ホームで民話の語り聞かせやおもちゃ作りを行っている。平成13年から現在まで16年間継続して活動しており、今では地元の小学校以外の小学校や市民活動イベントにも活動の範囲を広げている。また、保護司として、犯罪を犯した人や非行に走った人たちの更生保護、自治会長として、地域住民が安心して住みやすい環境づくり、学校評議員として、青少年の健全育成など、様々な場面で地域に貢献してきた。 |
5 | 長野県 (須坂市) |
つちや かめさく 土屋 亀作 |
84 | 踊りを始めたのは平成27年の春、亡くなった父親が獅子舞を舞っていたことを地域の人に聞いたことがきっかけ。父親の意外な一面に驚くとともに、自分も何かできるはずと奮起し、地元の踊りの会に入会した。習う曲は「岸壁の母」と決め、稽古は月2回、自宅でも毎日練習をし、翌年、養護老人ホームを訪問し、日本舞踊を初披露した。80の手習いで苦労も多かったが、同世代の入所者たちに元気を届けたいと訪問活動を続けている。 |
6 | 船橋市 | とべ つぐお 戸邉 次夫 |
78 | 趣味の漫談&マジックを生かしておしゃべりマジック“とべ福丸”として交通事故防止を呼びかける活動をしています。特別養護老人ホームや地区社協、町会・自治会、市内小学校、放課後子ども教室など要請に応じて年間70か所以上訪問しており、船橋東地域交通安全活動推進委員、船橋東交通安全協会広報部長、八木が谷支部長としても、警察関係団体と協力して地域で安全教室を行っています。 |
7 | 長野市 | ひづめ まさとし 日詰 昌俊 |
87 | 農業の傍ら、永年の会社勤務を終えながらも、60年余り謡曲を続け、古典文化継承に向け努力されている。謡曲の卓越と人柄から大勢の門下生が入門し、さらに研鑽しようと、上層の謡曲会である長野松風会と観世会に入会し、門下生の指導に当たった。現在も5人の指導を行っている。 地域活動でも、過疎化している地域を盛り上げるよう活発に活動している。 |
ブロック別通し番号 | 推薦自治体名 | (ふりがな) 氏名 |
年齢 | エイジレス・ライフの概要 |
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1 | 石川県 (宝達志水町) |
やまざき よさく 山崎 与作 |
93 | 地区住民からサロンを立ち上げてほしいという声が多数挙がったことから、自らが発起人となって平成12年にサロンを立ち上げた。当初は体操をメインとしたサロンであったが、介護者教室に参加したことをきっかけに、病気の方でも通えるサロンを作りたいと思い、体操だけでなく参加者で食事会をするなど、サロンの内容に工夫を凝らしている。また、町主催の体操教室では、参加者で最高齢にもかかわらず参加者全員を牽引している。 |
2 | 福井県 (越前市) |
いしもと ただし 石本 正志 |
89 | 若年時代に習得した俳句の知識等を活かして俳句の講座指導を始め、越前市のリーダーバンク登録を機に活動を拡大。現在は、後年学んだ俳画の指導・普及もしており、福祉施設で指導回数は年間100回以上。さらに、小・中学校等では竹とんぼ・竹馬等昔遊びの紹介や体験など地域に根ざした活動にも積極的に取組んでいる。 |
3 | 福井県 (福井市) |
みでら やすこ 味寺 彌壽子 |
84 | 洋裁カルチャースクールでの指導の傍ら、福井県社会福祉協議会のアクティブ・シニアに登録し、要請に応じて洋裁を指導。また、平成19年頃に駅前活性化事業として、福井駅前に洋裁教室(味寺服飾苑)をはじめた。事業は終了したが継続したいとの思いから、マンションの1室を借りて教室を継続。現在も週2回活動している。 |
4 | 福井県 (福井市) |
まつざわ じんざぶろう 松澤 甚三郎 |
79 | 体育教員時代から、運動が苦手な子どものための運動教室「We Can 運動教室」を仲間と共に開講。教員退職とともに本格的に活動を拡げ、球技や陸上のみならず登山や芋掘りなど自然との触れあいにも力を入れている。現在も中心的な指導者として週3日4回活動しており、保護者からの信頼も厚い。教員時代の知識等を社会に積極的に還元しながら、親子が生き生きと暮らせるよう支援している。 |
5 | 静岡県 (裾野市) |
こにし のぶやす 小西 信安 |
94 | 視覚障害者の支援としてボランティア団体、「朗読録音グループ すそのうぐいす」に平成3年4月から現在までの26年間、様々な情報をテープに録音し提供してきた。また、住まいの地域では独居の高齢者の日常的な困りごとを聞き、ふれあいサロンの開設をしたり、家周りの手伝いなどを行い誰からも頼られている。現在、認知症キャラバンメイトとして認知症理解のための啓発活動の他、小学校からの依頼により戦争体験を語る地域の先生としても活躍している。 |
6 | 静岡県 (掛川市) |
おじろ ゆきお 尾白 幸男 |
85 | 教師を退職後、シニアクラブに加入。シニアクラブ会員に対し、講話や腹話術等を披露。その後、単位クラブ会長や相談員、支部長として10年近く活動する。 支部長を退いた後は顧問としてシニアクラブの活動に関わりながら、得意のパソコン技術を生かし、シニアクラブ事業に協力いただく他、パソコンの分からない地域高齢者に操作方法やワード、エクセル等を教えている。 |
7 | 静岡県 (掛川市) |
まきの しょうじ 牧野 正治 |
92 | 得意の園芸技術と農業経験を生かし、自宅で花や野菜を栽培。10年以上にわたり老人福祉施設や農協、病院等に自身で育てた花を寄付。希望者にポインセチアの無償配布も行い、90歳を超えた現在も活動を続ける。季節に合わせた綺麗な花は来館者にとても好評で、「いつも綺麗な花があるので見ていて嬉しい」と皆の気持ちを和ませている。 |
ブロック別通し番号 | 推薦自治体名 | (ふりがな) 氏名 |
年齢 | エイジレス・ライフの概要 |
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1 | 奈良県 (平群町) |
おうぎだ おさみ 扇田 修身 |
80 | 平群町長寿会連合会では初代健康部長に就任し、高齢者の健康づくりの普及啓発活動に取り組むとともに、平成21年からは10代目会長として幅広く事業活動を推進した。現在では長寿会連合会顧問として事業運営の相談や後進の指導にあたるとともに、自らが設立したパソコンクラブの講師も務めている。さらには小地域ネットワーク「ひまわり」を主宰し、毎月サロン活動を開催して住民のふれあいづくりに努めている。 |
2 | 大阪市 | もり てるよ 森 輝代 |
74 | 楽しく体を動かすことや声を出すことはストレス解消や認知症予防になることから、童謡や昔の懐かしい演歌を歌いながら椅子に座ったままでできる歌体操や脳トレ体操を、介護施設や会館を訪問し一緒に楽しみつつ活動を続けている。「楽しい」と言って参加する人が増えているのが励みになっている。 また、落語をいろいろな総会や敬老の日のイベント・文化祭等で行い、笑いを振りまいて地域で大変感謝されている。 |
3 | 神戸市 | こんどう とよのり 近藤 豊宣 |
82 | 1995年の阪神淡路大震災時に、5,000人近い避難者がいた神戸市鷹取中学校の校長として赴任していた。そのときの体験や、避難所となった中学校で懸命に震災を乗り越えた子供たちの思い・努力などを国中の子供たちに伝えたいという熱い思いから、日本中の学校・市民団体などに、今までに700回以上講演を行っている。 この語り部としての活動を通じて、多くの人に震災の教訓や命・心の大切さを伝え、次世代に繋げている。 |
ブロック別通し番号 | 推薦自治体名 | (ふりがな) 氏名 |
年齢 | エイジレス・ライフの概要 |
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1 | 鳥取県 (日野郡江府町) |
たにぐち うたこ 谷口 歌子 |
81 | グループ活動を通じて高齢者を地域で支えたいとの思いで、平成24年から自らが住む集落で高齢者サロン「なごみ会」を主宰。リーダーとして集落に支援を要望するなど、安定した活動運営につなげている。月1回程度、集落の公民館で食事会などを行い、高齢者は歩いて出かけられる場所として毎月楽しみにしている。また、介護予防の学習会や転倒予防運動にも取り組むなど、高齢者の孤立防止と健康増進に努めている。 |
2 | 岡山県 (小田郡矢掛町) |
おがわ だいすけ 小川 大右 |
85 | 「地域の財産”地蔵岩(別名豆腐岩)”の復活」をめざし、平成4年に教員を定年退職後、25年間活動を続けている。地蔵岩周辺や地蔵岩ヤッホー公園から矢掛町と浅口市の山頂にある竹林寺天文台までのハイキングコースの環境整備を手掛けると同時に、教員時代に蓄積した豊富な植物の知識を伝えることも多く、トレッキング参加者はその知識の豊富さに感心している。本人の地道な活動と人柄に魅かれ、地域の協力者も多く、また、最近では地蔵岩周辺の岩場に多く残されている「舎利礼文」の岩文字を探す集いを計画している。 |
3 | 山口県 (萩市) |
おかむら よしたけ 岡村 善武 |
78 | 石のを住民の憩いの広場とすることを目的に、山へ桜の植樹を開始。千本桜を達成し花見ツアーの地として知られる。地区に400年以上語り継がれる「彦六・又十郎伝説」の伝承活動を目的とした保存会を設立。紙芝居やリーフレットの作成、劇等を通じて、住民が支え合い分かち合う地域づくりを推進。自然薯農家を集めて研究会を発足し「萩往還明木自然薯」を商標登録。他の特産品にも統一的な名称を付け地域ブランド化を推進している。 |
4 | 山口県 (長門市) |
こばやし たまこ 小林 玉子 |
82 | 夫の定年退職を機に、自宅の一部をアトリエとして改装。地域貢献の一環として、得意の手芸を活かしたボランティア手芸サークル「あすなろ会」を設立。長門市内の様々な場所で、ろうの花、押し花、木目込み、ビーズ、編み物、ちりめん細工、人形づくり、洋裁など、多岐に渡る指導を行っている。 |
5 | 山口県 (長門市) |
うえの ようこ 上野 洋子 |
80 | 昔の棚田での農作業の様子を歌った「棚田数え唄」の歌詞に感動し、広めようと、曲と踊を2年がかりで作成。 月に2回集まって練習し、小学生への指導や全国健康福祉祭「ねんりんピック山口2015」に参加、昨年は山口県立大学主催の農業イベントでも披露。平成21年に「フォークダンス油谷」を設立。月2回の練習のほか、スポーツ大会や敬老会で披露。小学校を訪問し小学生と一緒にフォークダンスを踊るなど、世代間交流を実践している。 |
6 | 山口県 (山陽小野田市) |
むらた はるみ 村田 晴美 |
78 | 自身の在宅介護の経験を生かし、「在宅介護者の会とらいぽっど」を設立。 会長として、在宅介護を支えるため、会員の互助支援の仕組みを創出し、公的支援ではカバーできない、きめ細かな支援を行うことで、孤独になりがちな在宅介護を、仲間として支える活動を展開。 自治会でのサロン開催や介護予防、認知症予防への取組にも、中心的な存在として参画するなど、自身の経験を存分に発揮して活動している。 |
7 | 山口県 (光市) |
ふくもり ひろまさ 福森 宏昌 |
78 | 「健康生きがいづくりアドバイザー」として、地域活動、ボランティア、生涯学習、仲間づくりなどの分野で活躍中。退職を機に始まった活動は、当初はシニア世代に向けたICTの利活用支援を行っていたが、今は大学の教壇にも立ち、若い世代へ生涯現役論を担当。県が主催する生涯現役社会づくりに関する会議のコーディネートまで、幅広い年齢層かつ、地域レベルから全県レベルまで、年代的にも、活動範囲的にも幅広く活躍している。 |
8 | 香川県 (善通寺市) |
たけうち さぶろう 竹内 三郎 |
91 | 市内イベントや介護予防体操動画を作成し、編集や楽曲選曲まで全てを1人で手掛け、映像作品を市に無償提供している。総本山善通寺創建1200年記念行事の記録保存、善通寺市観光交流センター完成時の市内風景の映像記録の寄付、市立図書館や観光交流センターへ「ビデオ映像で見る善通寺の行事」を寄付し、市長感謝状を3回贈呈されるなど、市の観光、介護予防等の推進や総本山善通寺の宣伝に大きく貢献している。 |
9 | 愛媛県 (上浮穴郡久万高原町) |
ひうら あさこ 日浦 朝子 |
74 | 平成24年に地域でのサロン活動を立ち上げ、健康と料理をテーマに、食生活改善推進協議会活動を通して身につけた知識を、サロン活動の中に取り入れている。 高齢者宅に手作り弁当を届ける配食活動は、安否確認も兼ねて地域見守り活動に大きく貢献している。 また、地元の小学生を対象に料理講習会を開催し喜ばれたほか、町商店街での軽トラ市にも参加し、自家野菜や手作り加工品が対面販売で売れていく楽しさをみんなで味わい、次の出品にも意欲的である。 |
10 | 愛媛県 (伊予郡砥部町) |
まつお つとむ 松尾 勉 |
86 | 会社勤務中、先輩から手品を習い、アマ奇術クラブに属し福祉施設等を訪問していた。退職後も民生児童委員や老人クラブ役員を引き受けながらも、敬老会や独居老人慰安会、福祉フェスタ等でのマジックを披露。 町では『マジシャン松尾さん』と呼ばれ出演依頼が多く、小さな老人クラブの集まりでの披露へも喜んで出かけ、今後も活躍が期待されている。 |
11 | 倉敷市 | かとう ひさこ 加藤 久子 |
93 | 定年退職後に、大好きな書くことで地域の役に立とうと、日本習字教授の資格を取得した。公民館やふれあい会館で習字教室を開催、特別養護老人ホームでは28年間(月1回)一度も休むことなく、習字教室と歌い語りの慰問活動を実施している。また、国際ソロプチミストの会員として災害義援金活動に携わったり、日本習字の研修に参加し、レベルの向上とともに、手書きの書の世界で、人とのつながりを大切に、後継者の育成にも尽力している。 |
12 | 福山市 | みたに たてき 三谷 干城 |
72 | 子どもたちにふるさと自慢をしてもらいたいという思いから、まず自分たち大人が地域の歴史を学ぼうと奮い立ち、地域住民を対象に講演会や歴史探訪を何度も実施。パンフレット製作や看板設置、町歩きガイドなどを行っている。また地域の魅力である国宝明王院本堂・五重塔や草戸千軒町遺跡を全国へ発信し、人を呼ぶ観光でふるさとを元気にしようと、明王院の書院・庫裡の一般公開や祭りの開催などでにぎわいを創出し、地域活性化を図っている。 |
ブロック別通し番号 | 推薦自治体名 | (ふりがな) 氏名 |
年齢 | エイジレス・ライフの概要 |
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1 | 福岡県 (飯塚市) |
こいで かずのり 小出 和典 |
89 | 地域の音楽関係者からの誘いを受け、高齢男性の合唱団を設立し、会長に就任。毎月3回の練習、施設や学校、公民館などへの訪問演奏や東北・熊本への大震災復興応援演奏などを開催し、会員個々の心身の健康促進に配慮しながら、合唱団の功績を上げている。また、長年の劇作・舞台演出の経験を活かし、ボランティアで「演出のしごと勉強会」の講師を月1回務めている。 |
2 | 福岡県 (飯塚市) |
よしなが あきのぶ 吉永 昭信 |
83 | 自身の健康管理のため、水泳・ウォーキングを開始。水泳では、数々の大会に出場され、優勝、大会新記録という大きな功績を収めている。平成27年、28年に大きな手術を受けたが、運動を再開し、平成29年8月の大会では優勝、九州最年長者スイマーとなった。その他、数々のボランティア活動や役職に就いており、自身の生きがいづくり、仲間づくりのため、今後も継続していきたいと言われている。。 |
3 | 熊本県 (宇城市) |
まつもと とみこ 松本 富子 |
94 | 生け花経験を生かし、8年前からほぼ毎週生け花作品を公民館ロビーに提供。また、毎年、趣味で作成したアクリルたわし200枚を障害者福祉施設の祭り参加者等にプレゼントしている。また、約10年前からは身近な福祉問題などを題材とした福祉劇の代表をつとめ劇にも参加。その他にも地域の小学校での読み聞かせや戦争体験講話、婦人会や食生活改善委員、老人会での活動など、地域のさまざまな活動に積極的に参加し、地域に貢献している。 |
4 | 宮崎県 (都城市) |
さかもと なみお 坂元 浪男 |
87 | 自治公民館長として地域づくり活動に取り組み、公民館長退任後、経験や様々な研修の成果を活用し、学校への食農教育の貢献、子ども達との昔の遊びによる三世代交流を行っており、平成17年から現在まで13年間活動を継続している。地域の環境美化に取り組むとともに、学校周辺の休耕田と公園等に四季の花を植栽し、地域住民と一緒に観賞会を開催し、地域で大変感謝されている。 |
5 | 宮崎県 (日向市) |
かわの ちずこ 河埜 千津子 |
86 | 昭和58年に藤間流の名取の資格を取得し、昭和60年より、地元の小学生に盆踊りの指導と毎年旧盆の8月14日に地区内の新盆を迎えた家を回って踊るための指導を行っている。平成22年からは「美々津古謡教室」に参加し、地元地区の「別府供養盆踊り」や美々津地区に古くから伝わる歌謡の保存・継承活動に取り組んでいる。その指導力から、地区住民からの信頼も厚い。 |
6 | 久留米市 | たかまつ これよし 髙松 是吉 |
81 | 山登りの会の中で日本舞踊サークルを立ち上げ、山登りと日本舞踊を継続して行っている。誰もが楽しく暮らすための手助けになればと、日本舞踊サークルで施設慰問を積極的に行っており、施設では大変喜ばれている。約60団体で構成される生涯学習センター利用者の会の理事として、サークル発表会等のイベントを通して、団体間交流だけでなく地域間交流にも尽力している。 |
ブロック別通し番号 | 推薦団体名 | (ふりがな) 氏名 |
年齢 | エイジレス・ライフの概要 |
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1 | (一財)日本郵政退職者連盟 | さかぐち きくお 坂口 紀久雄 |
77 |
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2 | (一財)日本郵政退職者連盟 | よこた ただし 横田 忠 |
76 | 地元の福島民報社が制度化している「ふるさと記者」として活動している。同紙の連載エッセー「民報サロン」を執筆したことがきっかけになった。区長や市の嘱託員、民生・児童委員、寺社総代などの要職を務めている関係から地域事情に精通しており、新聞社にタイムリーな記事を提供している。多い月は30~40件程の記事が掲載されている。生き生きとして取材している姿は頼もしく、今後の活動も期待される。 |
3 | (一財)日本郵政退職者連盟 | まえざわ のりみち 前澤 憲道 |
69 | 昭和48年に廃線となった郷土の森林鉄道の復活を目指して、平成23年「夢をつなごう遠山森林鉄道の会」を立ち上げ、活動を開始。その後、地域住民と会員が共働して梨元貯木場跡に機関車を復活。平成24年には軌道を敷き、機関車を走らせることに成功し、平成28年には軌道を延長し周回コースが完成。この間、地道な作業を通じて地域内外の人と人の交流が生まれるなど新しい地域興しの活力資源として評価され、機関車・線路など日本森林学会の林業遺産に推薦され地域活性化や観光資源としても期待されている。 |
4 | (一財)日本郵政退職者連盟 | おおみなと けんじ 大港 捲二 |
80 | 定年後にホームヘルパーの資格を取得し、1999年(平成11年)に長岡市栃尾地域で福祉ボランティア団体「はぐるまの会」を立ち上げ、地域にお世話になった恩返しとしての活動も、会長、副会長として20年近く続けている。 主な活動は、買い物代行や家の掃除といった生活援助や話相手。利用者からは「待ってたよ」「また来てくれよ」という声がうれしく励みになっている。 同人は、平成29年11月7日(火)に「多年にわたり地域福祉ボランティア活動に貢献した」として、長岡市長から「地域社会貢献者表彰」が贈られた。 |
5 | (一財)日本郵政退職者連盟 | さいとう けいじ 斉藤 圭司 |
71 | 韮山地区で柔道指導、修善寺工業高校・伊豆中央高校で部活動の柔道指導、更に静岡県教育委員会の委嘱により、熱海小嵐中学校・伊東北中学校の柔道授業にあたり、柔道を通して青少年の育成をしている。ボーイスカウト韮山第一団隊長兼トランペット隊長を務め少年たちを指導、韮山町・伊豆の国市の体育協会理事を務め地区の体育の発展に貢献、南條区の副区長を務め地域に貢献、民生委員・児童委員を務め地域の福祉に貢献するなど、地域においてボランティア活動により地域貢献している。 |
6 | (一財)日本郵政退職者連盟 | いいだ たいへい 飯田 泰平 |
71 | 退職を機に、ハーモニカ演奏によるボランティア活動を本格的に行なうことを決意した。プロの指導も受け、演奏者としてプロからお墨付きを貰うまでになった。 現在では、各市町村の社会福祉関係のイベント行事、地域のサロン、保育園、小学校での演奏、近隣市町村の介護施設、ディサービスでの定期訪問による演奏活動や、寝たきり老人宅への個別訪問、県病院で緩和病棟の各病室を一部屋ごと訪問し、患者が希望する曲を演奏する活動を継続している。さらに、公民館からの依頼を受けハーモニカ講座での講師も勤めている。 |
7 | (一財)日本郵政退職者連盟 | まえだ ひでお 前田 秀夫 |
89 | 「黎明塾・百済寺を考える会」の相談役として活躍しながら、国の「特別史跡」として指定された百済寺跡を、前田氏が中心となって国・府・市などの関係機関に働きかけ、その歴史的価値を認識させ百済寺跡の再整備事業や資料館の建設などを目標に活動しながら、平成10年には枚方市長の親書を携えた府議会議員及び枚方市議会議員と共に扶余、公州を訪れ日韓友好交流を実現し、枚方市及び地域の文化発展に多大なる貢献をしている。 |
8 | (一財)日本郵政退職者連盟 | さいき あきら 才木 明 |
74 | 兵庫県八鹿町朝倉地区のみに自生する朝倉山椒を活用し、高齢化が進む地区の活性化を図ろうと有志5人で組合を立ち上げ、自らが組合長になり「朝倉山椒生産組合」を復活させた。平安時代の「延喜式」に記載のある山椒の栽培も長い年月を経て昭和40年頃には栽培も低調で、そのノウハウの消滅を危惧される状況にあった。才木組合長は、品種改良や販路の開拓にも力を注ぎ、その結果、メディア、専門誌に注目され、東京、京阪神での販売、料亭へのおろし、内外の専門誌への掲載、海外への輸出も始まり地域の活性化に多大なる貢献をしている。 |
9 | (一財)日本郵政退職者連盟 | かわせ こういち 川瀬 紘一 |
77 | 郵便局を退職後、平成17年から地元小学校後援会長や島根県青少年育成会議地区会長等地域の役職を歴任され、特に小学生に対する「読み聞かせ」「青色パトロール」を通じて、青少年育成に努めている。また、出雲地区保護司に就き地域における事故犯罪防止と犯罪者の更生保護に取り組まれた。最近は、地区の高齢者クラブの会長に就任後、高齢者が安心・安全に暮らせるよう福祉の増進・交流活動・交通安全等各種の取組を行い、地域住民から感謝されている。 |
10 | (一財)日本郵政退職者連盟 | こんどう りきじ 近藤 力次 |
83 | 「小松椿会」副会長としては小松藩の藩政時代から栽培されている「椿」の育成栽培の普及に取り組み、「小松山草会」会長として健康に役立つ山草の研究、七草粥の作り方指導等行っている。「小松椿会」は毎年3月に「椿一輪展」を開催するなど椿の普及に努めるほか、副会長就任後、地元の小学校生徒を指導して「椿」をドライバーに配布など交通安全にも努めている。「小松山草会」では西条市の講師として定期的に小学校等で指導しておりマスコミにも、その活動が大きく取り上げられている。平成26年には西条市文化協会から「芸術文化賞」を贈られている。その他、地域の自治会長、老人会長も歴任している。 |
11 | (一財)日本郵政退職者連盟 | まえだ まさゆき 前田 政幸 |
78 | 郵政在職中に郵政監察室長等として培った、防犯に関する豊富な知識と経験をいかんなく発揮して、居住地域の防犯協会会長、老人会会長等として、地域住民のために安全対策、防犯対策、青少年の健全育成などに献身的に活動し、その功績により県警察本部等関係団体から個人表彰を3回受けるなど、地域貢献が顕著である。特に、児童の登校時の見守り活動に熱心に取り組んで健康管理に努めながら、平成16年3月以降、約14年間に亘り、毎年200日を超える活動を継続中である。 |
12 | 公益財団法人あしたの日本を創る協会 (神奈川県秦野市) |
よしだ としこ 吉田 トシ子 |
68 | 平成16年から地域の在宅女性に呼び掛けて「なでしこ防災ネット」の団体を立ち上げ、災害活動の訓練・防災士の育成をし、秦野市を防災・減災に強い街づくりに現在も実践している。更に、東日本大災害の義援金をバザーで集め、昼夜を問わず現地に届けている。また、気候変動の要因である地球温暖化防止講座を設け、抑制に貢献している。現在では食品ロス削減運動を先頭に立って実践している。 |
13 | (公財)全国シルバー人材センター事業協会 (神奈川県開成町) |
まなべ ひろし 真鍋 寛 |
75 | 現役時代に習得したパソコン操作技術と写真加工技術を活用し、地域自治会やシルバー人材センターの会報、行事の資料作りを行うと共に、パソコン操作や写真加工の指導。一方民生委員就任を機に、自治会福祉部員としてあいさつ運動の会に参加し、現在会長として地域の子ども達の見守り、総務部員として自治会広報の編集委員又、音楽活動を通じ地域社会の活性化を図るなど、地域発展の活動を認められ、開成町より善行章を受章した。 |
14 | (公財)全国シルバー人材センター事業協会 (滋賀県大津市) |
かめたに ただお 亀谷 忠穂 |
77 | 幼い時から大道芸に憧れ、退職を期に大道芸を習得し、地域の人々、特に地域の子どもたちに喜んで貰おうと、イベント出演活動をボランティアで実践されている。月平均10回、多い月では15回の出演や他府県への出張出演をこなし、地域の人々に感謝されている。子どもたちへの愛情は深く、バルーンアートのレパートリーの拡大や工夫に余念がない。また、シルバー人材センターの会員として就業し、現役時代と同様に忙しい、充実した毎日を送られている。 |
15 | (公財)全国防犯協会連合会 (茨城県高萩市) |
たん ゆきこ 丹 之子 |
79 | 50年続ける華道や養護教諭の経験を活かし、障害者福祉施設や学校で華道の体験講師として長年活動。施設、学校では華道以外の様々な企画もする。その行動力で地域活性化のため始まった「高萩ひなまつり」にも携わる。昨年からは「笑って楽しく安心の街づくり」をキャッチフレーズに高齢者、地域住民の防犯意識高揚や、絆を深める場として集会所で月1回運営スタッフと「サロンはまなす会」を開催。人の輪を大切に広げていく。 |
16 | (公財)全国防犯協会連合会 (熊本県水俣市) |
うえだ たかし 上田 孝 |
74 | 昭和53年に水俣警察署長から少年補導員として委嘱を受け、以来40年の長きにわたり少年の健全育成・非行防止活動に尽力するとともに、水俣地区少年警察ボランティア連絡協議会企画執行委員兼会計として会の運営を支えている。また、「水俣市商店街連合会カギかけ強化防犯パトロール隊」の隊員としてパトロールや車両防犯診断などにも尽力しており、安全安心まちづくりのリーダーとして顕著な活動を行っている。 |
17 | 認定NPO法人大阪府高齢者大学校 (大阪市) |
よしむら ひさえ 吉村 久枝 |
81 | 10年前から地域で高齢者を対象にした「いきいき百歳体操」にリーダーとして参加する等スポーツ振興に努めている。5年前に「認定NPO法人大阪府高齢者大学校」に入学され、自身の体力アップと健康保持に努めると共に、受講仲間と積極的に交わり、クラスメートをリードしている。80才でなお、地域のリーダーとして、又高大において生涯学習を実践、自身の健康保持にも意欲的に取り組んでいる。 |
18 | 日本退職者連合 | かがわ えみこ 加川 恵美子 |
70 | 15年前からデイサービス利用者の介助や福祉施設での手伝い、障害者スポーツ大会での選手の誘導、、毎年8月に開催される青森ねぶた祭りの前にねぶた衣装の「着付け教室」など様々なボランティア活動に取り組む。地元町内会が合同で開く「敬老会」に町内会の女性部のみなさんと一緒になって「腹おどり」など出し物(演芸)を工夫して披露。敬老会の参加者のみなさんに大変喜ばれている。 |