第3章 高齢社会対策の実施の状況

(2)ユニバーサルデザインに配慮したまちづくりの総合的推進

ア 高齢者に配慮したまちづくりの総合的推進
 高齢者等すべての人が安全・安心に生活し、社会参加できるよう、自宅から交通機関、まちなかまでハード・ソフト両面にわたり連続したバリアフリー環境の整備を推進する必要がある。このため、高齢者に配慮したまちづくりを総合的に推進し、地域全体を面的に整備している(表3−4−5)。

表3−4−5 高齢者に配慮したまちづくりの総合的な推進  <CSVデータ>

事業の名称 事業の概要
健やかで活力あるまちづくり基本計画策定・普及啓発推進事業 高齢者が地域社会の中で安心して生活できるよう、地方公共団体が行う高齢社会に対応した地域社会の形成に関する基本計画の策定を促進する。
人にやさしいまちづくり事業 高齢者に配慮したまちづくりの推進を図り、高齢者の社会参加を促進するため、市街地における高齢者等の快適かつ安全な移動を確保するための施設の整備、高齢者等の利用に配慮した建築物の整備等を行う。
バリアフリーのまちづくり活動事業 協議会を設置し、高齢者に配慮したまちづくりに関する地域社会全体としての合意づくりを推進するとともに、まちづくりに関する総合計画の策定を行う。さらに、計画に基づき、既存の公共施設の改造・改善を実施し、面的な環境整備を行う。
共生のまち推進事業 地域活力創出プランのもとに、地方公共団体が単独で行う、高齢者、障害者、児童などすべての人が自立していきいきと生活し、人と人との交流が深まる共生型の地域社会を実現するための取組に対し、支援を行う。
資料:厚生労働省、国土交通省、総務省

 

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