平成15年度において講じようとする高齢社会対策 

(2)介護保険制度の着実な実施

 介護を国民皆で支え合うことにより要介護高齢者等の自立を支援する制度として創設された介護保険制度について、引き続き着実な実施を図る。また、制度施行後の介護サービス量の著しい伸びを踏まえ、介護保険制度の安定的な運営を確保するために、保険給付を必要かつ適切なものにすると共に、サービス内容についても制度の理念である自立支援に資するものとしていくべく、必要な施策を講じる。
 さらに、介護保険法の附則において、法施行後5年を目途として、介護保険制度全般に関して検討を加え、その結果に基づき、必要な見直しなどの措置を講ずべきとされていることを踏まえ、制度全般の見直しについて検討を進めていく。

 

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