第1章 高齢化の状況 

(4)家族・親族の中での高齢者の役割

 高齢者の家族や親族の中での役割についてみると、男女共に「家族・親族の相談相手」としての役割を担う者が多い(男性36.5%、女性26.4%)。また、男性の場合、「家族の支え手」(39.2%)、「家族や親族関係の長」(39.7%)としての役割を、女性の場合、「家事を担っている」(76.9%)、「小さな子供の世話」(10.1%)といった役割を担っている者が多い。なお、「病気の家族の世話や介護」を挙げた者は男性で5.2%、女性で7.2%である。一方、「特に役割はない」者は、男性19.9%、女性13.5%となっている(図1−2−10)。

図1−2−10 家族・親族の中での役割

図1−2−10 家族・親族の中での役割

 

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