ウ 老人医療費の伸びを適正化するための指針
平成14年に改正された老人保健法(昭和57年法律第80号)の規定に基づき、都道府県・市町村の老人医療費の伸びの適正化に向けた取組を支援することを目的とする「老人医療費の伸びを適正化するための指針」(平成15年厚生労働省告示第305号)を策定した。
指針においては、老人医療費の水準に地域特性があることから、老人医療費の伸びの適正化に当たっては、地域における老人医療費の現状の把握及び分析を行った上で、地域の実情を踏まえた施策の推進を図ることが重要であるとしている。また、老人医療費の分析・施策の推進のため、都道府県における推進体制の整備を図るとともに、計画の策定を行うことを求めている。