第1章 第2節 4 高齢者の就業
第2節 高齢者の姿と取り巻く環境の現状と動向
4 高齢者の就業
高齢者の雇用情勢
- 全産業の雇用者数の推移をみると、平成24(2012)年時点で60~64歳の雇用者は472万人、65歳以上の雇用者は340万人となっている(図1-2-19)。
- 定年到達者の状況をみると、平成24(2012)6月1日時点において、過去1年間の定年到達者のうち、継続雇用された人の割合は73.6%となっている(図1-2-20)。
- 近年、経済情勢の急速な悪化を受けて完全失業率が上昇していたが、平成23(2011)年以降は低下傾向にある(図1-2-21)。
労働力人口総数に占める65歳以上の人の比率は昭和55(1980)年から大きく上昇
- 平成24(2012)年の労働力人口は、6,555万人であった(図1-2-22)。
- 労働力人口総数に占める65歳以上の人の比率は9.3%となり、昭和55(1980)年の4.9%から大きく上昇している。