第1章 高齢化の状況(第2節 1)
第2節 高齢者の姿と取り巻く環境の現状と動向(1)
1 高齢者の家族と世帯
○高齢者のいる世帯は全世帯の約半分、「単独世帯」・「夫婦のみの世帯」が全体の過半数
- 65歳以上の高齢者のいる世帯についてみると、平成27(2015)年現在、世帯数は2372万4千世帯であり、全世帯(5036万1千世帯)の47.1%を占める(図1-2-1)。
そのうち、「夫婦のみの世帯」が一番多く約3割となっており、「単独世帯」と合わせると過半数を占める。 - 65歳以上の高齢者について子供との同居率をみると、昭和55(1980)年にほぼ7割であったものが、平成27(2015)年には39.0%となっており、子と同居の割合は大幅に減少している。単独世帯又は夫婦のみの者については、昭和55(1980)年には合わせて3割弱であったものが、平成27(2015)年には56.9%まで増加している(図1-2-2)。