平成15年度において実施すべき交通安全施策に関する計画
第1部 陸上交通の安全に関する施策
第1章 道路交通の安全に関する施策
第1節 第7次交通安全基本計画の推進
第1部 陸上交通の安全に関する施策
第1章 道路交通の安全に関する施策
第1節 第7次交通安全基本計画の推進
交通安全基本計画は、交通安全対策基本法に基づき、陸上、海上及び航空交通の安全に関する総合的かつ長期的な施策の大綱等を定めるものである。
平成13年度から17年度までの5年間を計画期間とする第7次の交通安全基本計画(13年3月16日中央交通安全対策会議決定)に基づき、21世紀の安全な交通社会の形成に向けて、人命尊重の理念に立つのはもちろんのこと、交通事故がもたらす社会的・経済的損失をも勘案して、交通事故及びこれによる死傷者根絶の究極目標を目指す立場から、交通事故の実態に対応した適切かつ効果的な施策を国民の理解と協力の下に推進する。
特に、次の重点施策及び新規施策を強力に推進する。
- (1)
- 高齢者の交通安全対策の推進
- (2)
- シートベルト及びチャイルドシート着用の徹底
- (3)
- 安全かつ円滑な道路交通環境の整備
- (4)
- 交通安全教育の推進
- (5)
- 車両の安全性の確保
- (6)
- 効果的な指導取締りの実施
- (7)
- 救助・救急体制の整備
- (8)
- 被害者対策の充実
- (9)
- 交通事故調査・分析の充実
- (10)
- 市民参加型の交通安全活動の推進
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