平成15年度交通事故の状況及び交通安全施策の現況
第1編 陸上交通
第2部 鉄軌道交通
第2章 鉄軌道交通安全施策の現況
第5節 救助・救急体制の整備
第1編 陸上交通
第2部 鉄軌道交通
第2章 鉄軌道交通安全施策の現況
第5節 救助・救急体制の整備
鉄軌道の重大事故等の発生に対して、避難誘導、救急・救助活動を迅速かつ的確に行うため、主要駅における防災訓練の充実や鉄軌道事業者と消防機関、医療機関その他の関係機関との連携・協力体制の強化を図った。
特に、平成14年11月に線路内で救助活動中の消防隊員が死傷する事故が発生したことから、鉄道災害時の救急救助活動の安全確保等について消防庁と国土交通省が連携し、平成15年2月10日に国土交通省の地方運輸局と運輸局所在都道府県、代表消防本部が中心となりブロック単位の協議会を設置するよう要請し、各地区において協議会が開催される等、事故防止についての取組が進められている。
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