農業農村整備

 常に水不足に悩まされてきた沖縄において、農業を営む上での水資源の確保は重要な課題です。このため、「水なし農業」から脱却し、農産物の生産安定を図るため、かんがい排水事業などによる地下ダム建設等の農業用水源の確保や、農業用水路や畑地かんがい施設といった用水施設などの整備を行っています。
 また、農業経営の効率化に向けた農地の大区画化・汎用化を目的としたほ場整備や、農地からの赤土等の流出防止、台風による農地・農作物の被害防止を目的とした農地保全対策などの基盤整備を推進するとともに、農業集落排水事業などによる農村整備を行い、生産性の向上と農村環境保全を両立させて、沖縄振興計画に掲げる「亜熱帯性気候等を生かした農林水産業の振興」を図っています。


農業生産基盤整備による効果
スプリンクラーによるさとうきびへの散水 マンゴー(高付加価値農業の展開) 農地の区画整理(大区画化)

※ 沖縄総合事務局ホームページ別ウィンドウで開きますに、詳細な内容が掲載されています。