農林水産業

 沖縄では、亜熱帯性気候の持つ優位性を生かし、基幹的作物であるさとうきびの生産に加え、マンゴーなどの熱帯果樹、冬春期の野菜(ゴーヤー等)、キクの生産やモズクの養殖など特色ある産地が形成されつつあります。しかし、台風、干ばつの常襲地帯であること、本土市場から遠隔地にあることに加え、農産物市場の国際化など沖縄の農林水産業をとりまく情勢は厳しいものとなっています。
 このため、豊かな太陽エネルギーに恵まれた沖縄の長所を生かした「おきなわブランド」の確立に向け、消費者・市場等のニーズに対応した生産供給体制を強化する取組が進められています。
 具体的には、農産物の生産安定を図ることを目的に、台風被害などに対応するため、ネットハウスなどの農作物被害防止施設の整備及び農産物に被害を与える病害虫の防除などを行うとともに、かんがい排水事業などによる農業用水源の確保や用水施設などの整備を行っています。合わせて、ほ場の整備、農地からの赤土等流出防止対策、農地防災・保全による畑の整備を推進するとともに、農業集落排水事業、農村振興総合整備事業などによる農村の生活環境整備を行い、環境保全と生産性の向上を両立させて、住みやすい農村の創出を図っています。
 また、畜産においては、肉用牛などの安定した生産のため、環境の保全にも配慮した畜産基盤の整備に取り組んでいます。
 林野においても、森林の機能(「水土保全」、「森林と人の共生」、「資源の循環利用」の3区分)に応じた森林整備を図るとともに、居住地周辺における良好な生活環境を確保するための森林整備に取り組んでいます。
 更に、水産においては、漁業の安全性と生産性を高める漁港施設を整備し、亜熱帯性気候の特性を活用した魚礁の設置・増養殖場などの整備を行うとともに、漁村における良好な生活環境整備を図るなど、水産業の基盤整備を進めています。


○農業産出額(平成21年)
資料:農水省「平成21年 農業産出額(農業地域、都道府県別)」


○魚類別漁業生産額(平成20年)
資料:沖縄総合事務局「第38次沖縄農林水産統計年報」


さとうきび


肉用牛


モズクの収穫


ゴーヤー


マンゴー


地下ダム

主な取り組みの紹介

沖縄総合事務局ホームページ別ウィンドウで開きますに、管内の概要が掲載されています。