首里城公園(国営沖縄記念公園 首里城地区)

 首里城公園は、沖縄の復帰を記念する事業の一環として、戦災によって失われた沖縄のシンボル的存在である「首里城」を復元し、貴重な沖縄の歴史・文化・観光の拠点となる都市公園を目指して、内閣府が沖縄県と協力して整備を進めているものです。

 首里城は、那覇市でも最も高い東部に位置し、周囲は琉球石灰岩からなる城壁で囲まれており、勧会門や瑞泉門などの門をくぐると琉球王国最大の木造建築物である正殿をはじめ北殿・南殿などの建築物があります。
 首里城は約14世紀の半ばに築かれ、1429年に北山、中山、南山をはじめて統一した尚巴志(琉球王国の初代国王)が、首里城を拠点にしたと伝えられています。以来、首里城は、第1尚氏王統、第2尚氏王統と約450年もの間、王城として使用されてきました。また、首里城は琉球王国時代に中国や日本との長い交流の歴史があったため、随所に中国や日本の建築文化の影響が見られます。

 首里城は歴史上数回の焼失と復元を繰り返していますが、1945年(昭和20年)にも沖縄戦においてアメリカ軍の攻撃により全焼しました。
 終戦後、首里城復元の構想が強まり、1986年(昭和61年)に国営公園として復元整備することが閣議決定されました。そして、沖縄本土復帰20周年にあたる1992年(平成4年)11月3日に正殿、瑞泉門などの復元完成により一部開園されましたが、その後も逐次施設が公開され、今も整備が行われています。
 また、2000年(平成12年)には史跡「首里城跡」が「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のなかの一つとして「世界遺産」に登録されました。

 詳しくは首里城公園ホームページをご参照ください。


首里城遠景